大物同士のコラボも!80年代・90年代にヒットした男性同士のデュエットソング
2023年1月9日 更新

大物同士のコラボも!80年代・90年代にヒットした男性同士のデュエットソング

デュエットというと男女のデュエット曲を思い浮かべることが多いですが、同性同士のデュエットもいいですよね。今回は男性同士のデュエットソングをまとめました。

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夏の終わりのハーモニー/井上陽水&安全地帯

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まずはアーティスト同士のコラボデュエット曲を紹介していきましょう。

1986年に井上陽水・安全地帯の名義でリリースされたのは「夏の終わりのハーモニー」。最初は7インチのレコードとして発売され、1988年に8インチCDとして再リリースされています。


1986年に行われた神宮球場で安全地帯と井上陽水さんとジョイントで行ったライブ「スターダスト・ランデヴー井上陽水・安全地帯LIVE AT 神宮」で初披露され、その後リリースされました。ちなみにこのライブのCDが1986年に、ライブビデオが2000年に発売されました。

ライブで初披露されたのち、音楽番組を含めても数回しか披露されていない楽曲です。

作詞は井上陽水さん、作曲は玉置浩二さん。カップリングの「俺はシャウト!」もお二人で作詞作曲して歌われています。

今夜はブギーバック/小沢健二 featuring スチャダラパー・小沢健二 featuring スチャダラパー

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1994年には小沢健二さんとスチャダラパーのコラボで「今夜はブギーバック」が発売されます。今でいうサブカルというか、おしゃれなコラボでテンションが上がりました。最初にこの曲を聴いた時の衝撃は今でも覚えています。

小沢さんは東芝EMI,スチャダラパーはキューン・ソニーレコードに所属していたのですが、レコード会社の垣根を越えて同日に両方のシングルとしてリリースされました。

東芝EMIからは小沢健二 featuring スチャダラパー名義で「今夜はブギー・バック (nice vocal) 」。
キューンソニーからはスチャダラパー featuring 小沢健二名義で「夜はブギー・バック (smooth rap) 」が発売されています。

後半の歌詞がちょっと違っていて聞き比べるのも面白いですよ。

(nice vocal) は池袋『P'PARCO』キャンペーンCMソング 、フジテレビ系列『タモリのスーパーボキャブラ天国』のテーマソングにもなりました。

奇跡の地球/桑田佳祐&Mr.Children

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1995年には桑田佳祐&Mr.Childrenの「奇跡の地球(ほし)」がリリースされます。

当時、桑田さんはサザンオールスターズを活動休止し、ソロとして活動していました。Mr.Childrenは、「innocent world」がミリオンセラーとなりブレイクを果たした頃ですね。そんな時の人気者同士のコラボということで大変話題になりました。

プロデュースは小林武史さんでMr.Childrenが「CROSS ROAD」を発売する前(1993年)から話を進めていたのですが実現までに2年かかりました。

この楽曲は「Act Against AIDS」というエイズの知識を正しく広めるための活動の一環として制作、販売されました。

アーティスト同士のコラボ作品で初のオリコン1位を記録した作品です。1995年1月から6月までの期間限定シングルでありながら売り上げは172万枚。売り上げは全額エイズ対策に使われ、約2.4億円が寄付されました。

作詞作曲は桑田佳祐さん、編曲は小林武史&Mr.Childrenです。2人も歌い方に特徴がありますが見事にはまっていて素敵なコラボになりましたよね。

ありがとう/井上陽水奥田民生

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1997年には井上陽水奥田民生の「ありがとう」がリリースされました。

井上さんと奥田さんは元々交流があり、小泉今日子さんの「月ひとしずく」やPUFFYの「アジアの純真」などで共作されていました。

「ありがとう」はサッポロビール<生>黒ラベルCMソングに起用されました。この2人もそれぞれ特徴的な歌声ですがマッチしていますよね。

作詞・作曲/井上陽水奥田民生となっていて、合宿をして楽曲制作されたのだとか。はじめはそれぞれ別々に制作してあとからまとめていく作業を取っているそうです。

お2人はその後1997年にアルバムもリリースしました。その後10年間活動していなかったのですが2006年に2ndシングル「パラレル・ラブ」とアルバムをリリース。さらに初のツアーも行っています。またいつか再開される日も来そうですね。

懐かしの男性デュオ曲も!

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カラオケで盛り上がるデュエットソングといえば、男性デュオの曲も捨てがたいですね。2000年代に入ってからはコブクロ、CHEMISTRYなどの男性デュオやEXILEのようなツインボーカルも増えていきますが、1990年代はそれほど多くなかったと思います。

1997年にデビューしたkinkikidsの「硝子の少年」や1998年の「ジェットコースター・ロマンス」、1998年にリリースされたゆずの「夏色」や1999年の「いつか」などは定番ですね。90年代後半から男性デュオが増えてきたのでしょう。

なつかしどころですと、19の「あの紙ヒコーキ くもり空わって」や猿岩石の「白い雲のように」なども時代を彩る曲なので盛り上がること間違いなしですね。

最近はあまり一緒に歌うということも少なくなっているかもしれませんが、昔を思い出して男性同士のデュエットもぜひ歌ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、ゆずなどはキーが高いので男性ボーカルですが女性同士で歌うことも多い気がします。
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