1987年には『人生はロックンロール』を発売、「偽りの愛」などがヒットしましたが、時代の流れと共に、ロックバンド色のサウンドから、軽めのシンセサウンドの比重が多くなってきて、長年バンドの屋台骨を支えてきた、アランとゲイリーが脱退していしまいます。
REO Speedwagon - That Ain't Love
1987年 「偽りの愛」
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そして、元テッド・ニュージェント・バンドのデイヴ・アマト(Guitar)、元ワンチャンのブライアン・ヒット(Drums)、2人目のキーボードとしてジェシー・ハームスを加え6人編成として、1990年『ジ・アース・ア・スモールマン・ヒズドッグ・アンド・ア・チキン』を発売するもパッとせず解散してしまいました。
しかし1992年、ニール、ケヴィン、ブルース、デイヴ、アランの5人で再結成を果たし、1996年 『ビルディング・ザ・ブリッジ』、2000年『アーチ・オールライズ』(STYXとのライブアルバム)、2007年『ファインド・ユア・オウンウェイホーム』を発売し、現在もライブを中心に活動しています。
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Amazon.co.jp: REO SPEEDWAGON : ORIGINAL ALBUM CLASSICS - ミュージック
¥
REOスピードワゴンの全盛期のアルバム5枚セット。『REOライブ~嵐の中へ』『ツナフィッシュ』『禁じられた夜』『グッドトラブル』『ホイールズ・アー・ターニン』
REOスピードワゴン現在のメンバー
ニール・ドーティ(Piano・Organ・Synth)1946年インディアナ州生まれ。唯一の創設メンバー
ケヴィン・クローニン(Vocal・Guitar・Piano)1951年イリノイ州生まれ。1972年加入73年脱退76年再加入。多くの曲を手がけています。
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ブルース・ホール(Bass・Vocal)1953年イリノイ生まれ。1978年加入ですが、1974年の「Lost In A Dream」を作っていました。曲によってはリードヴォーカルもとります。
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デイヴ・アマト(GUitar)1953年マサチューセッツ生まれ。1989年加入。ハイトーンのコーラスでサウンドに厚みをもたらしています
ブライアン・ヒット(Drums)1954年テキサス生まれ。1989年加入。
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REOスピードワゴンの魅力とは?
REOスピードワゴンの魅力の一つとして、「ハードなロックなのに爽やかな印象」という点があります。これにはまず、ケヴィンの声質の影響が大きいでしょう。REOは3人のリードヴォーカリストがいましたが、聞き比べてみるとわかると思いますが、他のヴォーカルの場合は普通に骨っぽいロックバンドという印象で、ケヴィンがヴォーカルだと、途端に「REOだ!」という印象になるのです。好みの違いなどあるかと思いますが、一瞬聞いただけでどのバンドの音がわかると言う事は、バンドにとって大きな武器でしょう。
そしてバンドのアンサンブルがシンプルでしっかりしています。ハードなサウンドの中にアコギや生ピアノがうまく溶け込んでいて、独特の爽快感を生んでいます。
ケヴィンとリッチーの作る曲も、ポップであざとくなくシンプルです。これはベースの部分にロックンロールと50's・60'Sのポップスがあるせいでしょう。
ケヴィンとリッチーの作る曲も、ポップであざとくなくシンプルです。これはベースの部分にロックンロールと50's・60'Sのポップスがあるせいでしょう。
REO Speedwagon - Roll With The Changes [HQ] (Live
ブレイク前のスタジオライブ「ローリング・ウィズ・ザ・チェンジズ」
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