「武田信玄」はいつ放送されていた?
「武田信玄」が放送されていたのは1988年。昭和63年ですね。次の作品「春日局」の第一回は昭和64年1月1日に放送されましたが、その後元号が変わったため、昭和のうちに最終回を迎えた最後の作品となっています。
初回視聴率42.5%、最高視聴率49.2%、平均視聴率39.2%。2021年現在歴代第二位の視聴率です。第一位は前年に放送された「独眼竜政宗」なのでまさに大河ドラマの絶頂期でしたね。
200年4月から8月までNHK総合で、2016年にBSプレミアムの大河ドラマアンコールで再放送されました。90年代頭には台湾でも放送されています。
VHSでは総集編のみ販売されていましたが、2003年に総集編、2004年に完全版のDVDが発売されています。現在はアマゾンプライムビデオなど配信でも見ることができますよ。
初回視聴率42.5%、最高視聴率49.2%、平均視聴率39.2%。2021年現在歴代第二位の視聴率です。第一位は前年に放送された「独眼竜政宗」なのでまさに大河ドラマの絶頂期でしたね。
200年4月から8月までNHK総合で、2016年にBSプレミアムの大河ドラマアンコールで再放送されました。90年代頭には台湾でも放送されています。
VHSでは総集編のみ販売されていましたが、2003年に総集編、2004年に完全版のDVDが発売されています。現在はアマゾンプライムビデオなど配信でも見ることができますよ。
武田信玄が主人公の大河ドラマは今作だけ!
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大河ドラマは戦国時代を舞台にした作品が多いですが、武田信玄を主人公にしたドラマは20121年現在今作だっけです。ちょっと意外ですよね。
主要人物として登場しているのは1969年の「天と地と」(主人公は上杉謙信)、2007年の「風林火山」(武田家の軍師、山本勘助が主人公)があります。他には2017年の「おんな城主 直虎」、2020年の「麒麟がくる」にも登場していますよ。
主要人物として登場しているのは1969年の「天と地と」(主人公は上杉謙信)、2007年の「風林火山」(武田家の軍師、山本勘助が主人公)があります。他には2017年の「おんな城主 直虎」、2020年の「麒麟がくる」にも登場していますよ。
原作は新田次郎の小説!
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大河ドラマ「武田信玄」の原作は新田次郎さんの小説「武田信玄」と「武田三代」です。
新田次郎さんは歴史小説だけでなく様々な小説を執筆されていた作家さんです。他にもドラマや映画で映像化されている作品はありますが、大河ドラマとなったのは「武田信玄」だけです。
「武田信玄」は1973年に書かれた小説で新田さんは1980年に亡くなっています。ですから自分の作品が大河ドラマになったということは知らないんですね。「武田信玄」は吉川英治文学賞受賞を受賞した作品でもあります。
新田次郎さんは歴史小説だけでなく様々な小説を執筆されていた作家さんです。他にもドラマや映画で映像化されている作品はありますが、大河ドラマとなったのは「武田信玄」だけです。
「武田信玄」は1973年に書かれた小説で新田さんは1980年に亡くなっています。ですから自分の作品が大河ドラマになったということは知らないんですね。「武田信玄」は吉川英治文学賞受賞を受賞した作品でもあります。
「武田信玄」のキャスト
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「武田信玄」のキャストは以下の通りです。
武田信玄:中井貴一(少年期:真木蔵人)
武田信虎(信玄の父):平幹二朗
大井夫人(信玄の母):若尾文子
三条の方(信玄の正室):紺野美沙子
おここ・湖衣姫(こいひめ)(震源の側室):南野陽子(二役)
里美(信玄の側室):大地真央
恵理(信玄の側室):池上季実子
武田義信(信玄の長男):堤真一(幼少期~少年期:中村七之助[→石関賢太郎→六浦誠)
原虎胤:宍戸錠
飯富虎昌:児玉清
馬場信春:美木良介
山本勘助:西田敏行
上杉謙信:柴田恭兵
直江実綱:宇津井健
今川義元:中村勘九郎
織田信長:石橋凌
徳川家康:中村橋之助
やはり大河ドラマなのでキャストが豪華ですよね。
ナレーションは大井夫人役の若尾文子さんが、大井夫人として信玄の母目線で行っています。息子である信玄が後世で誤解されていることが多いため、わが子の名誉のために真実を話すという形で全は徹底されていました。
大井夫人が亡くなる回では半透明のカメラワークで魂となって我が子を見守るという演出がされていて見事でした。大井夫人が登場しなくなってもナレーションはそのまま続投されていますよ。
またほぼ毎回「今宵はここまでに致しとうござりまする」というセリフで締めくくっています。大河ドラマのナレーションは決め台詞で締めくくることが多いですがこの言葉は1988年の流行語大賞にも選ばれました。それだけ見ている人が多かったというのも分かりますね。
武田信玄:中井貴一(少年期:真木蔵人)
武田信虎(信玄の父):平幹二朗
大井夫人(信玄の母):若尾文子
三条の方(信玄の正室):紺野美沙子
おここ・湖衣姫(こいひめ)(震源の側室):南野陽子(二役)
里美(信玄の側室):大地真央
恵理(信玄の側室):池上季実子
武田義信(信玄の長男):堤真一(幼少期~少年期:中村七之助[→石関賢太郎→六浦誠)
原虎胤:宍戸錠
飯富虎昌:児玉清
馬場信春:美木良介
山本勘助:西田敏行
上杉謙信:柴田恭兵
直江実綱:宇津井健
今川義元:中村勘九郎
織田信長:石橋凌
徳川家康:中村橋之助
やはり大河ドラマなのでキャストが豪華ですよね。
ナレーションは大井夫人役の若尾文子さんが、大井夫人として信玄の母目線で行っています。息子である信玄が後世で誤解されていることが多いため、わが子の名誉のために真実を話すという形で全は徹底されていました。
大井夫人が亡くなる回では半透明のカメラワークで魂となって我が子を見守るという演出がされていて見事でした。大井夫人が登場しなくなってもナレーションはそのまま続投されていますよ。
またほぼ毎回「今宵はここまでに致しとうござりまする」というセリフで締めくくっています。大河ドラマのナレーションは決め台詞で締めくくることが多いですがこの言葉は1988年の流行語大賞にも選ばれました。それだけ見ている人が多かったというのも分かりますね。
中井貴一さんは元々信玄役ではなかった!
主演の中井貴一さんは、大河ドラマ初出演にして主演でした。だいたいほかの役で出演した方がその後主演をするケースが多いので初出演で主演というのはすごいですよね。
実はもともと、中井貴一さんは上杉謙信役でオファーされていたんです。武田信玄は松平健さん、役所広司さんが候補に挙がっていたんです。
ですが突然中井貴一さんが主役に抜擢されました。なぜ光の二人の出演がなくなったのかは明らかになっていません。ちなみに、松平健さんは30年後に2017年の「おんな城主直虎」で武田信玄を演じています。
中井貴一さんは突然主役に抜擢され戸惑ったそうです。武田信玄の肖像画と中井さんがかけ離れているのでイメージが違うのではないかと思ったり、前作の「独眼竜政宗」が大ヒットしたことのプレッシャーもあったそうです。「武田信玄」も歴代二位の視聴率ですから成功ですよね。中井さんの演技もハマっていたという証拠でしょう。
ですが、脚本家の田向正健さんは中井さんを認めていなかったのだとか。演技だけでなく人間性を否定されるようなことを言われ、中井さんは相当悩んだそうです。急に主役に抜擢された上、そんな扱いを受けたら悩みますよね。(中井さんを抜擢したのは田向さんではないのだと思いますが)
田向さんは2010年に亡くなっていますが、それまで中井さんが田向さんのドラマに出演することはありませんでした。大ヒットドラマの裏にそんな確執があったのですね。
実はもともと、中井貴一さんは上杉謙信役でオファーされていたんです。武田信玄は松平健さん、役所広司さんが候補に挙がっていたんです。
ですが突然中井貴一さんが主役に抜擢されました。なぜ光の二人の出演がなくなったのかは明らかになっていません。ちなみに、松平健さんは30年後に2017年の「おんな城主直虎」で武田信玄を演じています。
中井貴一さんは突然主役に抜擢され戸惑ったそうです。武田信玄の肖像画と中井さんがかけ離れているのでイメージが違うのではないかと思ったり、前作の「独眼竜政宗」が大ヒットしたことのプレッシャーもあったそうです。「武田信玄」も歴代二位の視聴率ですから成功ですよね。中井さんの演技もハマっていたという証拠でしょう。
ですが、脚本家の田向正健さんは中井さんを認めていなかったのだとか。演技だけでなく人間性を否定されるようなことを言われ、中井さんは相当悩んだそうです。急に主役に抜擢された上、そんな扱いを受けたら悩みますよね。(中井さんを抜擢したのは田向さんではないのだと思いますが)
田向さんは2010年に亡くなっていますが、それまで中井さんが田向さんのドラマに出演することはありませんでした。大ヒットドラマの裏にそんな確執があったのですね。
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