SAVAGE MAN, SAVAGE BEAST グレート・ハンティング (1975) - YouTube
よく見ればわかるのですが、人間が襲われているにもかかわらず、泣き叫んでいる家族をカット割りで映したり、どう考えても不自然です。
もともとドキュメンタリー映画として製作をしたのですが、どこにも売れなかったため急遽残酷シーンを「ねつ造して」付け加えたところ、大ヒットになったというのが真相です。
「ライオン」は、先ほど改めて見たが、極めてよく出来ている。ヤコペッティの下で長年「やらせ」の修行をしてきたクリマティ監督の腕が冴える。
しかし、このシーン、カット編集が多すぎる。肝心の部分が見えそうになると、さっさとカットして別の映像に移る。もし私が監督で、本物のフィルムを手に入れたとしたら、カット編集はしないだろう。素材そのものをノーカットで見せる筈だ。その方が臨場感があるし、第一、迫力が違う。にも拘わらずカット編集がなされているということは、カットされた部分には「観客には見せたくないもの」が写っていると考える方が自然だろう
当時の配給にあたっての裏話
『グレート・ハンティング』も社会的な話題になったな。イタリアのドキュメンタリーでね。
これが、まるでポイントがないんだな。これはいかんと思ったね。50万ドルと安いことは安かった。弱ってまって、強烈なシーンが欲しいわけだ。国際部に「なにか探せ」とはっぱをかけていたところ、イタリアの別会社のフィルムの中に「ライオンが人間を食う場面がある」と言ってきました。
グレートハンティング・新聞広告
「よし、それで行こう」とこのフィルム買って、その一シーンを元の映画にはめ込んだわけだ。わずか1、2分の短いシーンだったんだが、火が付きましたね。新聞に大きく紹介されたし、本当にそんなことがあるのかと週刊誌が騒いだし、ヘラルドでは5番目の成績になりました。
映画『グレート・ハンティング』についてツイッターでは
「グレートハンティング」(1975/イタリア)
— a_ouji (@a_ouji) December 20, 2015
オススメになるのか悩んだ一本
映画館=小屋と云われる所以がこのジャンルにある
傑作や名作だけが映画では無い、闇と光の狭間を鑑賞者に思い起こさせる、それがモンド映画#1日1本オススメ映画
『グレートハンティング』の日本盤サントラLP。カルロ・サヴィナによるバラエティに富んだサウンドはとてもモンド映画のサントラとは思えない。日本盤のみに収録されたギルバート・コープランドの"二人の愛の世界"は超絶名曲! pic.twitter.com/kGn7dBDiEV
— ネズミツオ◆10.29ゴブリンLIVE (@yu131) March 12, 2015
ライオンが人間を喰い
— 洋画ホラーコピー (@yougahorror_bot) February 8, 2016
人間が人間を狩る!
あまりの衝撃に
世界中が身震いした
恐るべきドキュメント!
20世紀文明の切り口からしたたり落ちる
残酷の血、そして恐怖の脂汗──
『グレートハンティング/地上最後の残酷('75/伊)』
ハンティングといえば昔、映画館で観てしまった「グレート・ハンティング」を思い出す。WCで吐いたよ
— 化話異 (@ykpf) October 5, 2015