【日本レコード大賞】歴代受賞者&受賞曲一覧(1980~1989年)
2017年12月30日 更新

【日本レコード大賞】歴代受賞者&受賞曲一覧(1980~1989年)

年末の恒例音楽イベントTBS『日本レコード大賞』。八代亜紀、寺尾聡から中森明菜、光GENJI、Winkまで日本レコード大賞1990年代の歴代受賞者&受賞曲を動画を交えてご紹介します。

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第22回『日本レコード大賞』1980年の受賞者 八代亜紀(雨の慕情)

1980年大賞「雨の慕情」八代亜紀

1980年大賞「雨の慕情」八代亜紀

1980年に発売された、八代亜紀のシングル。
作詞:阿久悠 作曲:浜圭介 編曲: 竜崎孝路
サビのフレーズ『雨雨降れ降れもっとふれー』があまりにも印象的な名曲。
前年発表した八代の「舟唄」が男心を歌にしていることに対し、同じく作詞をした阿久悠が女心を歌にしたものとされる。

【動画】「雨の慕情」八代亜紀

「舟唄」「港町絶唱」と合わせて哀憐三部作とされた。
阿久によると、「舟唄」「雨の慕情」と徐々に評判を高めていき、最終的に「港町絶唱」で日本レコード大賞を狙うつもりであった。
だが、結果的には「雨の慕情」が予想以上の大健闘を見せ、多くの音楽賞を受賞することとなった。

1980年の最優秀歌唱賞&最優秀新人賞

最優秀歌唱賞「大阪しぐれ」都はるみ
最優秀新人賞「ハッとして!Good」田原俊彦

第23回『日本レコード大賞』1981年の受賞者 寺尾聰(ルビーの指環)

1981年大賞「ルビーの指環」寺尾聰

1981年大賞「ルビーの指環」寺尾聰

寺尾聰の5枚目のシングル。1981年2月5日発売。
作詞:松本隆、作曲:寺尾聰、編曲:井上鑑
発売当初はさほど売れていなかったが、発売から約1ヶ月程経った後から徐々に売上を伸ばしていき、同年3月30日付のオリコンシングルチャートで自身初の1位を獲得。TBS系『ザ・ベストテン』でも1位を記録し、12週連続1位という同番組の最長記録を樹立し、この記録は放送終了まで破られなかった。

【動画】「ルビーの指環」寺尾聰

第23回日本レコード大賞を受賞。
作詞者の松本隆は同賞の作詞賞、作曲者の寺尾は作曲賞、編曲者の井上鑑は編曲賞を受賞し、楽曲製作者に贈られる3タイトルを総なめにしている。

1981年の最優秀歌唱賞&最優秀新人賞

最優秀歌唱賞「すみれ色の涙」岩崎宏美
最優秀新人賞「ギンギラギンにさりげなく」近藤真彦

第24回『日本レコード大賞』1982年の受賞者 細川たかし(北酒場)

1982年大賞「北酒場」細川たかし

1982年大賞「北酒場」細川たかし

作詞: なかにし礼 、作曲: 中村泰士 、編曲: 馬飼野俊一
演歌というよりは軽快な歌謡曲風の楽曲で、1982年のオリコン年間ヒットチャートにおいて第5位にランクインした大ヒットシングル。
当時、細川がレギュラー出演していたテレビ朝日系列バラエティ『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の番組内で度々歌われたことや覚えやすいメロディも手伝い、幅広い年齢層に浸透した。

【動画】「北酒場」細川たかし

細川たかしは翌年、「北酒場」の次のシングルとして「矢切の渡し」を発売し(1983年2月21日)、その曲で再び第25回日本レコード大賞を受賞。
これにより、レコ大史上初の2年連続受賞歌手となった。

1982年の最優秀歌唱賞&最優秀新人賞

最優秀歌唱賞「シルエット・ロマンス」大橋純子
最優秀新人賞「100%・・・Soかもね」シブがき隊

第25回『日本レコード大賞』1983年の受賞者 細川たかし(矢切の渡し)

1983年大賞「矢切の渡し」細川たかし

1983年大賞「矢切の渡し」細川たかし

作詩:石本美由起 作曲:船村徹 編曲:薗 広昭
1976年にちあきなおみのシングル「酒場川」のB面曲として発表され、1982年にはちあきなおみのA面シングルとして発売された。
翌1983年に多くの歌手によって競作され、中でも細川たかしのシングルが最高のセールスとなった。

【動画】「矢切の渡し」細川たかし

当時の人気番組であったTBS系の音楽番組『ザ・ベストテン』では3月31日放送分で初登場し、連続13週ランクインした。前年に続き、2年連続で年間ランキング1位を獲得した。
また、当時は賞レース番組であったフジテレビ系『FNS歌謡祭』の第12回放送でグランプリを受賞した。

1983年の最優秀歌唱賞&最優秀新人賞

最優秀歌唱賞「越冬つばめ」森 昌子
最優秀新人賞「きまぐれONE WAY BOY」THE GOOD-BYE
51 件

思い出を語ろう

     
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  • ダントツマン 2020/6/23 00:50

    I.Oさん、レコード大賞が12月30日に前倒しになった理由は、紅白歌合戦が午後7時代に放送が開始される影響で、時間が重なるからです。レコード大賞に参加する歌手が紅白歌合戦を辞退したり、逆に紅白歌合戦に出演する歌手がレコード大賞を辞退すると言うケースが目立ちました。両方とも出演するとなると、歌手にとっててんてこまいです。前例に、1999年の野猿が、レコード大賞では頭を帽子で隠したのが、紅白では丸坊主になり、カツラを被って、歌い終えた後にかつらを落として頭頂部の文字を見せたというパフォーマンスを見せてくれました。

    タルマル 2020/3/13 21:42

    87年のレコード大賞を見た人はきっといると思いますが、近藤真彦氏がレコード大賞受賞を決めた後に黒柳徹子さんが駆け付けてくださいました。近藤真彦氏にとって、もう1人のお母さんでした。おしゃれカンケイにゲスト出演した際、手紙を書いたのは、黒柳徹子さんでした。

    I.O 2019/12/25 14:18

    今年も歳末末期恒例の日本レコード大賞がTBSで放送されますが、2年連続大賞を受賞した歌手も少なくはありません。80年代のレコード大賞2年連続大賞受賞歌手は、ベストテン常連歌手の細川たかしさんと中森明菜さんで、1度だけでしたが、寺尾聰さん・マッチさん・光GENJI・Winkらも受賞しました。かつてのレコ大は大晦日に放送されましたが、今では格闘中継などを考慮して10数年前から30日に変わりました。

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