第22回『日本レコード大賞』1980年の受賞者 八代亜紀(雨の慕情)
【動画】「雨の慕情」八代亜紀
阿久によると、「舟唄」「雨の慕情」と徐々に評判を高めていき、最終的に「港町絶唱」で日本レコード大賞を狙うつもりであった。
だが、結果的には「雨の慕情」が予想以上の大健闘を見せ、多くの音楽賞を受賞することとなった。
1980年の最優秀歌唱賞&最優秀新人賞
最優秀新人賞「ハッとして!Good」田原俊彦
第23回『日本レコード大賞』1981年の受賞者 寺尾聰(ルビーの指環)
1981年大賞「ルビーの指環」寺尾聰
作詞:松本隆、作曲:寺尾聰、編曲:井上鑑
発売当初はさほど売れていなかったが、発売から約1ヶ月程経った後から徐々に売上を伸ばしていき、同年3月30日付のオリコンシングルチャートで自身初の1位を獲得。TBS系『ザ・ベストテン』でも1位を記録し、12週連続1位という同番組の最長記録を樹立し、この記録は放送終了まで破られなかった。
【動画】「ルビーの指環」寺尾聰
作詞者の松本隆は同賞の作詞賞、作曲者の寺尾は作曲賞、編曲者の井上鑑は編曲賞を受賞し、楽曲製作者に贈られる3タイトルを総なめにしている。
1981年の最優秀歌唱賞&最優秀新人賞
最優秀新人賞「ギンギラギンにさりげなく」近藤真彦
第24回『日本レコード大賞』1982年の受賞者 細川たかし(北酒場)
1982年大賞「北酒場」細川たかし
演歌というよりは軽快な歌謡曲風の楽曲で、1982年のオリコン年間ヒットチャートにおいて第5位にランクインした大ヒットシングル。
当時、細川がレギュラー出演していたテレビ朝日系列バラエティ『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の番組内で度々歌われたことや覚えやすいメロディも手伝い、幅広い年齢層に浸透した。
【動画】「北酒場」細川たかし
これにより、レコ大史上初の2年連続受賞歌手となった。
1982年の最優秀歌唱賞&最優秀新人賞
最優秀新人賞「100%・・・Soかもね」シブがき隊
第25回『日本レコード大賞』1983年の受賞者 細川たかし(矢切の渡し)
1983年大賞「矢切の渡し」細川たかし
1976年にちあきなおみのシングル「酒場川」のB面曲として発表され、1982年にはちあきなおみのA面シングルとして発売された。
翌1983年に多くの歌手によって競作され、中でも細川たかしのシングルが最高のセールスとなった。
【動画】「矢切の渡し」細川たかし
また、当時は賞レース番組であったフジテレビ系『FNS歌謡祭』の第12回放送でグランプリを受賞した。
1983年の最優秀歌唱賞&最優秀新人賞
最優秀新人賞「きまぐれONE WAY BOY」THE GOOD-BYE
作詞:阿久悠 作曲:浜圭介 編曲: 竜崎孝路
サビのフレーズ『雨雨降れ降れもっとふれー』があまりにも印象的な名曲。
前年発表した八代の「舟唄」が男心を歌にしていることに対し、同じく作詞をした阿久悠が女心を歌にしたものとされる。