【ファイナルファイト】スーパーファミコンの傑作アクションゲーム「ファイナルファイト」は、殴って蹴って投げ飛ばして!悪党たちをぶっ潰す!!
2017年1月24日 更新

【ファイナルファイト】スーパーファミコンの傑作アクションゲーム「ファイナルファイト」は、殴って蹴って投げ飛ばして!悪党たちをぶっ潰す!!

1989年、カプコンからリリースされた「ファイナルファイト」。いわゆるベルトスクロールアクションゲームの傑作として多くのゲーマーを熱狂させた本作は、近年のスマホゲームで大ヒットした「モンスターストライク」生みの親でもある岡本吉起氏のプロデュース作品でもありました。とくにスーパーファミコン初期の大ヒット作にもなった「ファイナルファイト」、痛快なド迫力アクションが醍醐味の本作を振り返ります。

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スラム街 (SLUM)

スラム街 (SLUM)

スラム街→地下道→地下鉄駅前(ボス)と進む。
ボスキャラ・・・ダムド(Damnd)

ボスキャラ・・・ダムド(Damnd)

ラウンド1のボス。金髪でサングラスをかけているレゲエ風の大男。ジェシカを誘拐した張本人。マッドギアの幹部でありながらFBIとも通じており、金のためなら何でもやる卑劣漢。
ストロベリー・サンデーが大好物(SFC版の説明書より)。ある程度ダメージを与えるとプレイヤーの技がヒットしない場所に2回ほど逃げて、口笛で雑魚敵を何人か呼び、しばらくすると跳び蹴りをしてくる。デモ画面でハガー相手に手の込んだ宣戦布告をする他、ラウンド1開始時にも一瞬だけ姿を見せて、ジェシカを連れ去る(SFC版ではカット)。

ラウンド2 - 地下鉄 (SUBWAY PARK)

地下鉄 (SUBWAY PARK)

地下鉄 (SUBWAY PARK)

プラットホーム→地下鉄車内→線路上→地下プロレスリング(ボス)と進む。
ボスキャラ・・・ソドム(Sodom)

ボスキャラ・・・ソドム(Sodom)

ラウンド2のボス。唯一ステージボスの中ではザコ敵を引き連れず、単独で勝負を挑む。上半身にアメフトの防具を装着し、頭には日本の兜を被った、怪しい出で立ちのアメリカ人。胸のあたりに漢字で「死」と書かれているが、よく見ると字が間違っている。
日本刀とアメフト仕込みのタックルを武器に戦う。日本刀の攻撃を連続で喰らえば、あっという間に倒されてしまう。またタックル攻撃も非常に当たり判定が大きく脅威である。しかも打撃に対する耐久力が他のボスに比べて遥かに高く、掴み攻撃・武器攻撃以外では殆どダメージを与えられない。好きなものはスシとゲイシャ。「カプコンゲームの2面ボスは初心者の壁」という後の定説の嚆矢になった強ボスである。

ボーナスステージ1

ボーナスステージ1

ボーナスステージ1

車破壊。制限時間内に左右のドアとボンネットを破壊する。鉄パイプが落ちている。車の持ち主はブレッドであり、ステージ終了後に登場して涙を流す演出がある。

ラウンド3 - ウエストサイド (WEST SIDE)

ウエストサイド (WEST SIDE)

ウエストサイド (WEST SIDE)

街中→酒場→金網レスリング→街中(ボス)と進む。AC版・GBA版は酒場から街中へ出ようとすると、アンドレJr.がダッシュしてプレーヤーを捕えて金網に連れていく演出がある。
ボスキャラ・・・エディ.E(Edi E)

ボスキャラ・・・エディ.E(Edi E)

ラウンド3のボス。警察官でありながら、マッドギアの幹部をしている卑怯者。 さらにその職を利用してやりたい放題やっている。拳銃と警棒が武器。登場時に彼はガムを吐き捨てるが、その吐いたガムが回復アイテムになっており、拾う(食べる)と体力が大幅に回復する他、体力が満タンの場合には42910点のボーナスが入る。
攻撃範囲が広く、不用意に近づくと掴まれて銃底で殴られるか警棒で打たれる羽目になる。また体力が少なくなると、距離を取りながら拳銃を発砲してくる(仲間であるはずの雑魚敵も当たると大ダメージを受ける)。さらに倒すと、起き上がって悶え苦しむ背後に当たり判定があり、攻撃すると得点も入る。好物は血のしたたるステーキ。

ラウンド4 - 工業地帯 (INDUSTRIAL AREA)

スーパーファミコン版では割愛された4面です。
工業地帯 (INDUSTRIAL AREA)

工業地帯 (INDUSTRIAL AREA)

工場→エレベーター(ボス)と進む。工場前半部は床から炎が噴き出る仕組みになっており、これを利用して敵の自滅を待つ手段もある。このステージはSFC版には無い。GBA版はこれをネタにZERO3版コーディーが「確か警察官(エディ・E)をブッ倒した後、そのまま海沿いを歩いたはず」と呟いている。
ボスキャラ・・・ロレント(Rolento)

ボスキャラ・・・ロレント(Rolento)

ラウンド4のボス。元軍人で、棒術を用いて戦う。エレベーター上昇時にも梯子を上りながら手榴弾を落とすが、同時に武器アイテム、回復アイテムも落とす。画面奥のフェンスへ飛び乗り、または左右のフェンスを三角飛びして蹴りかかる技を得意とする。下手に近づくと、投げ技やリーチの長い棒攻撃を受けて即座に倒されてしまう。
残り体力が少なくなると蹴りかからなくなり、激しく小刻みに動きながら手榴弾をばら撒き、体力が0になると自らに手榴弾を投げて自決する(この際の爆風に攻撃判定は無いため、側にいてもダメージは受けない)。『ファイナルファイト2』にも登場し、相変わらず爆弾をばら撒く攻撃でプレイヤーを苦しめる。

ボーナスステージ2

ボーナスステージ2

ボーナスステージ2

ガラス破壊。制限時間内に16枚のガラスを割る。ガラスの中心を叩けば1発で割れ、中心から少しずれるとひびが入る(もう1発叩けば割れる)。端を叩くと回転し、巻き込まれると倒れてしまい、ダメージは無いが時間のロスになる。
AC版では工業地帯の後に始まるが、SFC版、GBA版では湾岸地帯の後に始まる(SFC版、GBA版はガラスがある配置も変わっている)。

ラウンド5(※SFC版はラウンド4) - 湾岸地帯 (BAY AREA)

湾岸地帯 (BAY AREA)

湾岸地帯 (BAY AREA)

公衆トイレ(スプレーで書かれた "SEXY"(SFC版では "KISS")という落書きがある)を間に挟むだけで、湾岸地域を一直線に進んでいく。フェードアウトして画面が切り替わらず、また残り時間の回復が無い唯一のステージ。
ボスキャラ・・・アビゲイル(Abigail)

ボスキャラ・・・アビゲイル(Abigail)

ラウンド5のボス。マッドギアで一番の怪力の持ち主だが、頭は悪い。攻撃範囲がかなり広く、ジャンプ攻撃も逆に掴まれて投げられてしまう。SFC版では攻撃力がAC版より上がっている。首から下はアンドレのキャラクターグラフィックを流用している。異常な攻撃力とシンプルな技(殺人パンチや突進、咆哮しながらの突進パンチ、つかみ投げ)が特徴。エディ.Eと同じで、倒すと悶え苦しむ背後に当たり判定がある。
ボスキャラクターで唯一『リベンジ』には登場していないが、『ストリートファイターZERO2』にてガイのホームステージ背景に他のマッドギアの元メンバーたちと共に登場している。

ラウンド6(※SFC版はラウンド5) - アップタウン (UP TOWN)

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