「二人だけのデート」をはじめ、カバー曲もステキなサマンサ・フォックス
2016年12月25日 更新

「二人だけのデート」をはじめ、カバー曲もステキなサマンサ・フォックス

ユーロビートなどのダンス・ミュージックで、バナナラマやカイリー・ミノーグ、デッド・オア・アライブなどと並び80年代を代表するアーチストのひとり、サマンサ・フォックス。彼女は「二人だけのデート」をはじめ様々なカバー曲を歌っていますが、これがなかなか素晴らしいんです!

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Samantha Fox

サマンサ・フォックス

サマンサ・フォックス

本名:Samantha Karen Fox
愛称:サム
生年月日:1966年4月15日
出身地:イングランド・マイルエンド (ロンドン)
サマンサ・フォックスは、モデルであり女優もこなし歌手としても活躍しています。最初はモデルとして認められ、その後、80年代後半から歌手として活躍します。

デビュー曲は「タッチ・ミー 」で、この曲がいきなり全英3位、全米4位の大ヒットとなります。
サマンサ・フォックス、当時20歳。なんとも華々しい歌手デビューですね。

Samantha Fox - Touch Me (I Want Your Body)

タッチ・ミー
アルバムの方は、1986年から立て続けに3枚リリースしすべてヒットさせています。

Touch Me

1986年リリースの大ヒット・デビュー・アルバム「タッチ・ミー」です。
何とも言えない独特の世界観があります。
タッチ・ミー

タッチ・ミー

1986年リリース

【収録曲】
1. Touch Me (I Want Your Body)
2. I'm All You Need
3. Suzie, Don't Leave Me With Your Boyfriend
4. Wild Kinda Love
5. Hold On Tight
6. Do Ya Do Ya (Wanna Please Me)
7. Want You To Want Me
8. Baby I'm Lost For Words
9. Rockin' The City
10. He's Got Sex
体を張ったプロモートやゴシップの数々でポスト・マドンナと謳われた彼女のデビュー盤。(86〃 歌謡曲的なメロを基調にハードロッキンなアレンジを加えたタイトル曲がこのアルバム、というか彼女の全てといっても過言ではない?80sを代表する名曲の一つでしょう。同じような路線の“DO YA DO YA”もまあ良いかな。この後の彼女は軽薄ダンス路線に歯止めがかからなくなっていき、物凄いビッチ臭を漂わせることに。

SAMANTHA FOX

前作のヒットに引き続き1987年に発売されたアルバム「夢のゆくえ」も大ヒット!
バラエティ豊かでしっかり管理されたアルバムに仕上がっています。プロデュースの勝利といえそうです。
夢のゆくえ

夢のゆくえ

1987年リリース

【収録曲】
1. Surrender (To The Spirit Of The Night)
2. I Promise You
3. Naughty Girls
4. True Devotion
5. (I Cna't Get No) Satisfaction
6. Nothing's Gonna Stop Me Now
7. If Music Be The Food Of Love
8. That Sensation
9. Dream City
10. The Best Is Yet To Come
サマンサの二枚目はアメリカ受けするラテン・ヒップホップをフル・フォースに、ヨーロッパ受けするユーロビートをPWLに依頼、国によりシングル・カット曲を変えた全方位爆撃的なバラエティ豊かなアルバム。

Samantha Fox- Nothing's gonna stop me now

I WANNA HAVE SOME FU

1988年に「赤い誘惑」をリリースした際には、押しも押されぬスーパースターの仲間入りといった感があったサマンサ・フォックス。
出す曲、出す曲シングルもアルバムも大ヒットを記録しています。それにしてもサマンサ・フォックスの素晴らしいところはアメリカとイギリスでプッシュする曲を分けているところです。
アルバムは当然のように様々なバリエーションの曲が集まり、聴いていて飽きることがありません。
戦略の勝利ともいえそうです。
赤い誘惑

赤い誘惑

1988年リリース

【収録曲】
1. I WANNA HAVE SOME FUN
2. LOVE HOUSE
3. YOUR HOUSE OR MY HOUSE
4. NEXT TO ME
5. READY FOR THIS LOVE
6. CONFESSION
7. I ONLY WANNA BE WITH YOU
8. YOU STARTED SOMETHING
9. ONE IN A MILLION
10. WALKING ON AIR
11. HOT FOR YOU
12. OUT OF OUR HANDS
驚きの3rd。ここにはありとあらゆるサウンドがある。いや、初めて聴いた時には吹き出してしまった。ラテン・ヒップホップから始まり、ハウス、ハードロック、ユーロビート…いやはや何でもアリ。まず「赤い誘惑」はアメリカでダンス・チャートを制覇!ぶっちゃけラジオで流れまくっていました。「
ところで、前作ではローリング・ストーンズの名曲「(I Cna't Get No) Satisfaction」をカバーしていましたが、今作では「二人だけのデート」のカバーが収録されています。

この曲はダスティ・スプリングフィールドの代表曲として有名ですが、ベイ・シティ・ローラーズもカバーして大ヒットさせています。
その他にも多くのミュージシャンがカバーしている名曲ですが、アメリカでは大きなヒットにはなっていませんので、イギリス、日本で根強い人気がある曲です。

それでは順に聞いてみましょう。

"I Only Want to Be with You" Dusty Springfield

ダスティ・スプリングフィールド
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