あのFFも!マイクロキャビンがMSX向けにリリースしたアニメや移植版の主な作品を振り返る。
2021年5月29日 更新

あのFFも!マイクロキャビンがMSX向けにリリースしたアニメや移植版の主な作品を振り返る。

90年代、MSXがゲーム機として終焉に向かう中で気を吐いたゲームメーカーとしてマイクロキャビンを想う人は多いことでしょう。人気を博したRPG「Xak」シリーズ他、実はマイクロキャビンがMSX向けにリリースしていたアニメや移植版の主なゲームタイトルを振り返ります。「えっ、こんなゲームも!?」なんてタイトルもあるんですよ。

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販促ビデオ MSX めぞん一刻 完結編 MAISON IKKOKU FINAL PV

ちなみにこちらはファミコン版「めぞん一刻」。

うる星やつら

87年にリリースした「うる星やつら 〜恋のサバイバル・バースディ〜」。

パソコン向けに各社からクイズやパズルゲームで登場しましたがMSX版はこのマイクロキャビン版だけ。でも一番ちゃんとしたアドベンチャーゲームでした。
うる星やつら 〜恋のサバイバル・バースディ〜

うる星やつら 〜恋のサバイバル・バースディ〜

1987年、マイクロキャビンより発売。PC-8801シリーズ、X1シリーズ、MSX2<メガROMカートリッジ>他。アドベンチャーゲーム。
ゲームオリジナルストーリー。面堂了子から誕生会の招待状を受け取ったあたる。了子の許へ早く着いた優勝者には、了子から(女性参加者には終太郎から)のキスがもらえるというので、早速あたるは奮起する。しかし、面堂家の敷地内は迷路のようになっており、さまざまな罠が待ち受けていた。グラフィックが当時の原作のタッチに良く似せてある。

MSX2用 うる星やつら 恋のサバイバル・バースディ MICROCABIN

ちなみにこちらはファミコン版「うる星やつら」。

ホワッツマイケル

89年リリースのアドベンチャーゲーム、これも当時人気があった「ホワッツマイケル」。
こちらも嬉しいFM-PAC対応、Wikipediaにもありますがこれらのアドベンチャーゲームは後にビジュアルノベルと呼ばれるジャンルでしたね。
ホワッツマイケル?(WHAT'S MICHAEL)

ホワッツマイケル?(WHAT'S MICHAEL)

1989年にマイクロキャビンから発売されたゲームソフト。対応機種は、PC-8801MK2SR以降、PC-9801シリーズ、MSX2。同社発売の『めぞん一刻』『きまぐれ★オレンジロード』に続く、後のビジュアルノベルのような紙芝居式アドベンチャーゲームだった。
オープニングデモのBGMとして「WHAT'SMICHEL NO.1」が使われるなど、テレビのBGMをそのまま使用した。
ええ、漫画は全巻持っておりました。

きまぐれオレンジ☆ロード

88年リリース、実は「きまオレ」のゲーム化はこの一本だけだったかもしれません。
FM-PACにも対応、思春期には十分に刺激的なゲームだったこともよく憶えています。

この記事の見出しにもさせていただきました。
きまぐれオレンジロード〜夏のミラージュ〜

きまぐれオレンジロード〜夏のミラージュ〜

1988年、マイクロキャビンより発売。PC-9801シリーズ、PC-8801シリーズ、MSX2。アドベンチャーゲーム。
ゲームのために新たに用意されたストーリーだが、原作の有名な場面もふんだんに盛り込まれている。ゲームの難易度は高くないが、広瀬さゆりのデートの誘いを2度断らずに受けると、「二人でジェットコースターに乗っているシーン」でゲームが終了する。
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