ダンボを見て、強面で知られる大佐の目から涙がポロリ。どうやら大佐、この映画を何度も見に来てはハンカチを涙で濡らしている模様。
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映画は、かなりコメディタッチな内容になっています。
映画解説
日本海軍の潜水艦が、真珠湾攻撃から6日後の1941年12月13日カリフォルニアの沖に浮かび上がる。司令官が、同乗のドイツ士官をののしりハリウッドを攻撃しようとする。日本軍襲来の噂が広まる。そんな中、軍人のダンスクラブ会場ではコンテストが開催され、ひょんなことから陸軍伍長シタルスキーを中心に大乱戦。ハリウッド大通りにまで広がる混乱が起きトリー軍曹が戦車で来る。空では、戦闘機乗りのワイルド・ビル・ケルソーが日本軍と間違えて米軍機を追い、ハリウッド大通りは収拾がつかなくなる。製作費をたっぷりと注ぎ込み豪華さがあるが全体として騒がしさが目立ち、まとまりの無い作品で批評も芳しくなく、興行的にもそれまでの作品の中でもっとも成績の悪い結果になってしまった。私は、映画の舞台がハリウッド大通りであること、スピルバーグ作品のパロディ満載の映画であることで楽しめた。脚本は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の監督ロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルが原案とともにあたっている。受けなかったのは、あまりにも時代を先取りしたせいだ。彼自身の言葉、「僕は、残りの人生をこの映画は僕の作品ではないと否定するために費やすだろう」と語っているが、そんなことはない。
スピルバーグ作品のパロディ満載
「ジョーズ」のパロディ・シーン
自動車でやってきた女性が素っ裸になり、海に飛び込んで泳ぎだすと、聞こえてくる聞きなれた音楽。ジョーズのあの音楽だ。
泡立つ海面。
ジョーズか???
だが、その股間から突き出してきたのは、ジョーズの牙ではなく、潜水艦の潜望鏡だった。
浮上する伊号潜水艦。
ちなみに他の映画で使われた場所も映画で登場します。
「激突」でも出てきたスタンドが登場
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三船敏郎が日本軍の中佐役として参加?!
監督は、スティーブン・スピルバーグで、三船敏郎もよくこんなふざけた作品に出たなと思ってしまいますが・・・これには深いワケがあったとかで、ジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」に出演依頼された三船とは断ったとか。しかし、その「スターウォーズ」は大ヒットの作品となったことから、次にスピルバーグに依頼されたときは承諾したという。そしたら、ふざけた日本潜水艦の艦長役だったという訳。