YouTube版『芸能人による芸能人への【暴露本】』はコチラから!
本稿をベースに動画を製作しました。知られざる芸能人の苦悩や赤裸々なエピソードをまとめています。下記より、どうぞご覧ください!
芸能人による芸能人への【暴露本】各時代を象徴する名著を集めました!
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長門裕之「洋子へ ー 長門裕之の愛の落書集」
まずご紹介するのは、昭和を代表する俳優・長門裕之が1985年10月に発売した書籍「洋子へ ー 長門裕之の愛の落書集」。これは長門の妻・南田洋子への告白という形を取り、長門へのインタビュー形式でプライベートを赤裸々に語った書籍であり、南田との結婚生活に関する話題の傍ら、自身の奔放な女性関係などが明らかとなりました。
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「洋子へ」の気になる内容ですが、女優・Iを名指しして「僕は彼女の中で激情した」と告白したり、アイドル・Mに対して「歌は聴くに耐えない」などと酷評、女優・Kに対しても「男ぐせの悪い尻軽女」とこれまた酷評するなど、その豪快過ぎる内容がすぐにワイドショーの格好の的となりました。
そして実名を挙げられた女優たちから「事実と異なる」などと抗議が行われた結果、本は回収され、訂正を余儀なくされる事態に。その後、謝罪会見を開いた長門は「本はゴーストライターによる口述筆記だったので真意が伝わらなかった」などと弁明を行いましたが、結局妻の南田とともに全ての出演番組とCMを降板、一時的に謹慎せざるを得ない状況となってしまいました。
そして実名を挙げられた女優たちから「事実と異なる」などと抗議が行われた結果、本は回収され、訂正を余儀なくされる事態に。その後、謝罪会見を開いた長門は「本はゴーストライターによる口述筆記だったので真意が伝わらなかった」などと弁明を行いましたが、結局妻の南田とともに全ての出演番組とCMを降板、一時的に謹慎せざるを得ない状況となってしまいました。
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≪その後の長門裕之≫
この騒動の後の長門ですが、翌1986年には映画への出演を再開。その後も1995年のNHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」やテレビ朝日系の刑事ドラマ「相棒」シリーズへ出演するなど、大物俳優として活躍しました。またプライベートでは、認知症となった南田の介護に取り組む姿が話題に。そして2009年に南田が死去した2年後の2011年5月、77歳で死去しました。また最近の情報としては、お笑い芸人・宮川大輔と縁戚関係にあることが明らかとなっています。
郷ひろみ「ダディ」
郷ひろみが1998年4月に発売した「ダディ」。これは当時の妻・二谷友里恵との離婚発表と同じタイミングで出版された暴露本であり、「(離婚について)すべては本を見てくれればわかる」と、離婚会見の代わりとして発表されました。
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1987年6月、東京・新高輪プリンスホテルで結婚披露宴を挙げた二人。その模様は「おめでとう郷ひろみ・二谷友里恵結婚披露宴」としてテレビで生中継され、瞬間最大視聴率58.5%、平均視聴率47.6%を記録するなど日本中がお祭り騒ぎとなりました。その後長女・次女にも恵まれ、1990年3月には、二谷が郷との出会いから現在までを綴った「愛される理由」を発表。同著では、郷のことを自慢の夫として描いていました。
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しかし、「愛される理由」から8年後に二人は離婚。「ダディ」では、離婚に至った理由として「僕の数人の女性との浮気」と冒頭で明かしています。しかしその一方で、二谷の恐妻ぶりを伺わせる人物描写や、後に二谷と結婚することとなる「家庭教師のトライ」の創業者・平田修が登場し、親友関係であることが明かされるなど、物議を醸す内容が散見され「離婚の理由は二谷側にもあるのでは?」と、当時のワイドショーが二谷へのバッシングに動くこともありました。
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そして「ダディ」騒動が冷めやらぬ2000年11月には、郷が投資家・大根田勝美の娘でアルマーニショップ店員の大根田名美と再婚。その一方で、二谷も同年8月に前述の平田と再婚していました。再婚が重なった結果、再び「ダディ」騒動が蒸し返されそうになった2001年5月、二谷は離婚の真実を告白した「楯」を発表。これは離婚について基本的に沈黙を守っていた二谷が、郷との過去と訣別するために書いた暴露本であり、郷の人間性などについて赤裸々に綴っていました。
≪その後の郷ひろみ≫
「ダディ」騒動以降の郷ですが、1999年にはリッキー・マーティン「Livin' La Vida Loca」をカバーした「GOLDFINGER '99」がスマッシュヒット。しかしながら、同曲のプロモーションで行った渋谷スクランブル交差点でのゲリラライブが道路交通法に抵触し、現場監督者らが書類送検される騒動となりました。また2000年9月には、かつて交際していた松田聖子とのデュエット曲「True Love Story/さよならのKISSを忘れない」を発表。さらに同年11月にエッセイ「若気の至り」を発表し、自身の奔放な人生について等身大で語っています。