「スターフォース」の実質的な続編だった「スターソルジャー」
地上の標的・空中の標的に対するショットの撃ち分けを行う必要のない、敵への撃ち込みを重視した縦スクロールシューティングゲーム
「スターフォース」を踏襲し、空中・地上の撃ち分けを必要としないスピーディーで爽快感のある縦シューティングゲーム。
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ファミコン スターソルジャー 【黄金の指&レーザー】M.Y - YouTube
ファミコン実機プレイ! ハドソンジョイスティック使用。 隠れキャラ 黄金の指(3面) 最強装備
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【スターフォース】アーケードからパソコン、ファミコンまで。「連射」を生み出し、ゼビウスと共にシューティングゲームブームの一角を担った「スターフォース」について。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
80年代のシューティングゲームといえば「ゼビウス」と「スターフォース」。特に「スターフォース」は連射や隠れキャラ破壊など、スピーディーで爽快な縦スクロールシューティングの礎を築いたといってもよい秀逸なシューティングゲームでした。16連射で有名な高橋名人なども「スターフォース」から全国区となったといっても過言ではありません。
「スターソルジャー」は当初この「スターフォース」続編として開発されていました。
全国のゲーム少年がアツくなった「高橋名人VS毛利名人」
GAME KING 高橋名人VS毛利名人 スターソルジャー 全5ラウンド 30分 - YouTube
「GAME KING」の高橋名人VS毛利名人の戦いです!
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本作の見所として、両名人が対決前にそれぞれ特訓を行うというシーンがあります。
力の高橋、技の毛利といった、両者のイメージに合った対照的な2人の様子が描かれており、高橋名人が連射力強化を重視した指の力の特訓(指の連打でのスイカ割り、人指し指一本でバイクを止める、工事現場で働くなど)、毛利名人は集中力を鍛える特訓(風が吹きすさぶビルの屋上でトランプタワーを組み立てる、水泳、皿の上に置いた豆を箸でつかんで別の皿に移すなど)を行いました。
実際にゲームをプレイする上で上達する特訓になるのかどうかは疑問でしたが、本編の対決前の雰囲気を盛り上げる子供向け映画の演出という点で秀逸でした。
力の高橋、技の毛利といった、両者のイメージに合った対照的な2人の様子が描かれており、高橋名人が連射力強化を重視した指の力の特訓(指の連打でのスイカ割り、人指し指一本でバイクを止める、工事現場で働くなど)、毛利名人は集中力を鍛える特訓(風が吹きすさぶビルの屋上でトランプタワーを組み立てる、水泳、皿の上に置いた豆を箸でつかんで別の皿に移すなど)を行いました。
実際にゲームをプレイする上で上達する特訓になるのかどうかは疑問でしたが、本編の対決前の雰囲気を盛り上げる子供向け映画の演出という点で秀逸でした。
「スターフォース」「スターソルジャー」に続いたハドソンの全国キャラバンゲーム大会作品
1987年「へクター'87」(ファミコン)
第3回キャラバン公式認定ソフト。ゼビウスや沙羅曼蛇を意識した空中と地上を撃ち分けるゲームシステムと、縦スクロールと横スクロールが交互に繰り返されるステージ構成が特徴的。
ショットのパワーアップが存在せずツインショットのみで、自機はライフゲージ制である。キャラバンシリーズでは、この作品より初めてスコアアタックモードが搭載された。難易度はキャラバンシリーズ随一。
ショットのパワーアップが存在せずツインショットのみで、自機はライフゲージ制である。キャラバンシリーズでは、この作品より初めてスコアアタックモードが搭載された。難易度はキャラバンシリーズ随一。
via retrogamez.net
1989年「ガンヘッド」(PCエンジン)
第5回キャラバン公式認定ソフト。同名の映画のゲーム化だが原作とゲームの関わりは非常に薄い。パワーアップが多彩かつ派手で爽快感溢れる作品となっており、後続に大きな影響を及ぼしました。
1990年「スーパースターソルジャー」(PCエンジン)
第6回キャラバン公式認定ソフト。スターソルジャーのストーリー上の続編。
スコアアタックモードのBGMには、2分間モードにヘクター'87、5分間モードにスターソルジャーのサウンドがPCエンジンの音源でアレンジされ使用された。他社製シューティングへのオマージュが所々に見受けられ、自機の武装などのギミックはTATSUJINやイメージファイト、ステージ1のボスやステージ5のモチーフなどはグラディウスシリーズを彷彿させる。カネコ制作、ハドソン販売。
スコアアタックモードのBGMには、2分間モードにヘクター'87、5分間モードにスターソルジャーのサウンドがPCエンジンの音源でアレンジされ使用された。他社製シューティングへのオマージュが所々に見受けられ、自機の武装などのギミックはTATSUJINやイメージファイト、ステージ1のボスやステージ5のモチーフなどはグラディウスシリーズを彷彿させる。カネコ制作、ハドソン販売。
1991年「ファイナルソルジャー」(PCエンジン)
第7回キャラバン公式認定ソフト。ガンヘッド、スーパースターソルジャーのテーブル制(早く敵を全滅させると、それだけ早いタイミングで次の敵が現れる)から、配置制(早く敵を全滅させても、次の敵は規定の位置までスクロールしないと現れない)に変わったため、キャラバンモードでの技術差が得点差に現れにくくなっていました。
1992年「ソルジャーブレイド」(PCエンジン)
第8回キャラバン公式認定ソフト。爽快感重視だった前作までとは異なり、敵弾を吸収するオプションを用いた弾避けやパワーアップと直結しているため使いどころが重要なボムなど、戦略性重視の内容になっていました。
他の作品と比べると演出面が強化されており、ゲーム本編の各所には、トライゴンなど、当時他社のシューティングゲームで使われていた演出手法のオマージュが見受けられます。
他の作品と比べると演出面が強化されており、ゲーム本編の各所には、トライゴンなど、当時他社のシューティングゲームで使われていた演出手法のオマージュが見受けられます。
via www.famitsu.com
1998年「スターソルジャー バニシングアース」(NINTENDO64)
スターソルジャー、スーパースターソルジャーの正統続編。だが、世界観はソルジャーブレイドのものを踏襲しています。
Aleck64システム基板を使用したアーケード版も存在します。
Aleck64システム基板を使用したアーケード版も存在します。
15 件
当初『スターフォース』直系の続編として『スーパースターフォース』というタイトルで開発され、『月刊コロコロコミック』の誌上でも同タイトルで紹介されていたが、本家テクモから同名の別作品『スーパースターフォース 時空暦の秘密』の発売が発表されたため、ハドソンでは仕様を変更した上で『スターソルジャー』と改題し発売。
『スターソルジャー』は、1986年に開催されたハドソン主催のイベント『第2回TDK全国ファミコンキャラバン』のスコアアタックコンテストに使用されました。また、このゲームでの毛利名人と高橋名人の対決を題材に描いた映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』が渡辺浩弐の企画のもと、山本又一朗プロデュースにて東宝が配給。当時のファミコン人気・名人人気も手伝って、キャラバンは大成功。
以後、ハドソンの全国キャラバンゲーム大会は、1997年まで毎年開催。ファミコンからPCエンジンにかけての黄金期において、シューティングゲーム「ソルジャー」シリーズを築く礎となりました。