『デビルマン OVA COLLECTION』 2003年3月28日発売。バンダイビジュアル
デビルマン OVA COLLECTION [Blu-ray](誕生編・妖鳥死麗濡編)
『AMON デビルマン黙示録』2000年5月24日発売。
STORY
デーモン族の宣戦布告、無差別合体によりパニックに陥る人類。
人々は疑心暗鬼に苛まれ「悪魔狩り」による同士打ちで破滅への階段を歩み始める。
牧村美樹は暴徒により惨殺。守るべき者を失い、人類に絶望する不動明。
その内面に、デーモン族の勇者・アモンの意識が復活、明の意識と肉体を乗っ取ってしまう。
狂戦士・アモンは人類にもデーモン族にも宣戦布告。
それを見守るサタンの思惑は……
コミック版の「牧村美樹惨殺」から「最終章・デビルマン軍団VSデーモン軍団」の間の時間軸を基にしたオリジナルのストーリーです。
『デビルマンレディー』(DEVILMAN LADY)
漫画版『デビルマンレディー』(1997年 - 2000年、週刊モーニング)
漫画版『デビルマンレディー』(1997年 - 2000年、週刊モーニング)
性格は活発でスポーツなどの高校教師をしているが、元は優秀な水泳選手だった。水泳部の合宿中にアスカ蘭の策略によりデビルマンレディーとして覚醒し、生徒達が変身したデビルビーストを倒す。その後、自らの戦いたいという欲求と身近な誰かを守りたいという目的のためにビーストと戦いを展開した。
中盤以降は戦いを重視する為に学校を退職。アニメ版ほど自分の変化に思い悩む事はなく、早期に自分の変化を受け入れ戦い続ける。
しかし、ジュンの正体は実は地獄から脱出し転生した「飛鳥了(サタン)」の女の部分であり、サタンの男の部分であるアスカと融合し完全なサタンとなった。
最後はデビルマンやデビルマンライガーらデーモン軍団を率いてミカエルの軍団との戦いを開始した。下に弟がいる。
『デビルマンレディー』が執筆された。こちらも当初は続編とは言明されてはいなかったが、物語の中盤からデビルマン不動明が登場している。作中にて、正編の後日談であり、デビルマン軍団とデーモン軍団の最終戦争後、神々によって再生された世界であることが明かされている。
アニメ版『デビルマンレディー』(1998年)
アニメ版『デビルマンレディー』(1998年)
ある夜、突然自宅に現れたアスカ蘭により連れ出された倉庫で狼型ビースト・ウルヴァーに襲われ、命の危機に追い込まれた影響により「デビルマン」として覚醒する。翌朝それが悪夢ではなく現実だと自覚した際には衝動的に自殺を試みるも踏み切れず、結果、表面上はさほど変わらぬモデルとしての日常に戻りつつ、アスカの呼び出しに応じてはハンターとしてビーストを狩る二重生活を送ることとなる。
元来の陰気な性格も相まって、不条理な運命への絶望、先の見えぬ凄惨な戦いに対する葛藤と虚無感、そして獣の欲望への自己嫌悪に絶えず苦しむ。物語中盤では、和美の存在や前田の励ましもあってか「たとえ世界に居場所がなくとも“人”として生き続けたい」との前向きな思いも持っていることを吐露しているものの、その後、徐々に、しかし確実に狂い行く世界と自分自身への苦悩はむしろ日増しに深刻となり、情勢悪化とともに本人の精神もまた追い詰められていく。それは、和美との間に起こる束の間の幸福と最悪の悲劇により決定的となってしまう。
物語終盤では、楽園にてアスカに犯され、インフェルノに堕とされる。一時的に絶望し状況を受け入れようとするも、同じくインフェルノに堕ちていたかつての敵、そして和美との邂逅によって、アスカを討つことを決意。死んでいった全てのビーストやデビルマンの力と怨念、そして和美の愛をその身に凝集させ、復活。
インフェルノを脱し“悪魔”として地上に再臨し、“神の子”アスカと対峙する。終始不利な戦いとなるが、両翼、両腕を失いながらも逆転勝利する。そして月日が流れ、復旧し以前の活気を取り戻した街に、一人孤独に歩くジュンの姿があった。和美に似た少女や、尻尾が生えた子供達が元気に駆けていくのを静かに見送りながら、彼女は人知れず雑踏の中へ消えて行く。
美貌の人気ファッションモデルである不動ジュンは、ある夜突然、アスカ蘭と名乗る女性の訪問を受け、人気の無い倉庫へといざなわれる。
閉じ込められたジュンは、人が異形の獣「ビースト」になる恐ろしい光景を目の当たりにする。ビーストに襲われ崩れ落ちるジュン。刹那、彼女の眼に妖しい光が宿り、その肉体は恐ろしくも美しい獣へと変貌を遂げる。
ビーストの姿でありながら人の心を持ち続ける「デビルマン」に。本能の赴くままにビーストを葬るも、我に返った瞬間その事実に戦慄するジュン。
しかしそれは、「ビーストハンター」として、「デビルマン」として、そして「人間」としての、彼女の過酷な運命のはじまりに過ぎなかった。
『激マン!』 『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)2010年6月4日号より「デビルマンの章」の隔号連載を開始した。
『激マン!』(2010年 - 、週刊漫画ゴラク)デビルマンの章
永井豪をモデルとした漫画家が主人公の自伝的漫画。「デビルマンの章」にて主人公「ながい激」がデビルマンを連載するまでの経緯と、連載時の舞台裏が描かれている。
劇中で漫画版『デビルマン』の連載が開始されてからは、ながいが描いた『デビルマン』本編のページを作中に挿入し、その演出意図や制作秘話などが並行して語られている。本作の『デビルマン』は再録ではなく新規描き下ろしであり、この章に関しては漫画版『デビルマン』のリメイク版的な側面も含まれる。
デビルマンの章
『デビルマン』執筆の舞台裏を中心に、編集部とのやりとりや、それに並行して連載していた『ハレンチ学園』の連載終了の経緯などが描かれる。
作中で『デビルマン』のページが何度も挿入されるが、当時存在しなかった携帯電話や兵器が出てきたり、ソビエト連邦がロシアに変更されたりするなど、内容の一部が現代風に変えられている。
また、挿入シーンには過激すぎて没になったシーンや、シレーヌ以降は勢いがなくなったことで連載打ち切りが決まって、泣く泣くカットしたと称するシーンも描かれている。
見開きでのデビルマンによるシレーヌの空中ファック(レイプ)・シーンで読者はますます2人の戦いから目が離せなくなるし「人間じゃなくて悪魔だからいいでしょ」と言ったが、マネージャーと担当が揃って猛反対しボツになった。