少女漫画は、
少女の夢を写しているだけに、
ファッションも、
心踊るものでなければ読みたくない!
と公言している私ですが、
この作品は、とても満足のいくものでした。
素材感のふんわりとか、チュールとか、透け感とか、見事。
少女漫画雑誌、「りぼん」に掲載されていたのでしたっけ?
こんなにゴージャスな作品を目にして成長できた女の子たちが羨ましいです
登場人物
亜美の成長
とにかく勝気でプライドが高く、自分が常にトップでないと気が済まない女王様。
そうはいっても亜美の幼少時代はとにかく凄まじいものでした。
麗香に捨てられ、育ての親たちは交通事故で亡くなった後はほとんどひとりで生きてきたといいます。
万引き、かっぱらい、凍死しかかったり・・・そんな彼女がどこでどうやってモデルの世界に飛び込んだのかは不明ですが、このような悲惨な経験が否定的な性格になりざるを得なかったのでは・・・。
そんな彼女にも人に感謝する気持ちは依然としてあったと、育ての親への墓参りから覗えます。
モデル時代は人を思いやるなんてまずなかったと思います。
デザイナーになってからはいつのまにかスタッフにも気遣う亜美がいます。読んでいて微妙に人間的に成長していく亜美を感じる。その過程がまたいいね~。
皮肉にも朱鷺と出会い、恋愛することにより人としての感情、本来の自分が見えてきたのでしょうか。
麗香に捨てられ、育ての親たちは交通事故で亡くなった後はほとんどひとりで生きてきたといいます。
万引き、かっぱらい、凍死しかかったり・・・そんな彼女がどこでどうやってモデルの世界に飛び込んだのかは不明ですが、このような悲惨な経験が否定的な性格になりざるを得なかったのでは・・・。
そんな彼女にも人に感謝する気持ちは依然としてあったと、育ての親への墓参りから覗えます。
モデル時代は人を思いやるなんてまずなかったと思います。
デザイナーになってからはいつのまにかスタッフにも気遣う亜美がいます。読んでいて微妙に人間的に成長していく亜美を感じる。その過程がまたいいね~。
皮肉にも朱鷺と出会い、恋愛することにより人としての感情、本来の自分が見えてきたのでしょうか。
鳳麗香の名セリフ
煮詰まった麗香は、街角でかつての夫青石氏と偶然会い、
このとき、青石氏から亜美が自分たちとのあいだにできた子供だと告げられてしまいます。
あえて
「私は女である前にデザイナーですわ」
と言い切っています。
実の母娘どうしで醜い争いをしていることを知ってあえてそう言ったのです。
サッチャーではないが、ある意味彼女も鉄の女に等しいかも。
見事な捨て台詞!
このとき、青石氏から亜美が自分たちとのあいだにできた子供だと告げられてしまいます。
あえて
「私は女である前にデザイナーですわ」
と言い切っています。
実の母娘どうしで醜い争いをしていることを知ってあえてそう言ったのです。
サッチャーではないが、ある意味彼女も鉄の女に等しいかも。
見事な捨て台詞!
母親への復讐を誓う美貌の少女