OVA【沙羅曼蛇】あの名作ゲームをアニメ化!ストーリーや魅力・類似作品を紹介!
2020年10月16日 更新

OVA【沙羅曼蛇】あの名作ゲームをアニメ化!ストーリーや魅力・類似作品を紹介!

コナミによって発売された名作ゲーム『グラディウス』。その派生シリーズである『沙羅曼蛇』も爆発的な人気を獲得しました。そんな『沙羅曼蛇』がアニメ化されたのが、今回の記事で紹介するOVA版『沙羅曼蛇』となります。ストーリーや魅力を類似作品と比較しながら振り返っていきたいと思います。

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『銀河英雄伝説』

『銀河英雄伝説』

原作:田中芳樹
監督:石黒昇
発売:1988年~2000年
制作:マジックバス
   キティフィルム三鷹スタジオ
   ケイファクトリー

内容&あらすじ

遠い未来、銀河系宇宙に進出したものの、不毛な戦いをやめない人類--。人類のほとんどを支配する銀河帝国の貴族とは名ばかりの貧しい家庭に生まれたラインハルトは、姉を皇帝の寵姫として奪われて以来、たったひとりの友キルヒアイスと共に、銀河帝国を手中にするという野望を胸に軍人となり、その天性の軍才を発揮して頂点へと登りつめていく。一方、自由惑星同盟にあって、不本意ながら軍人となり、それでも功績を立て続けるヤン。互いに最大のライバルとなる彼らは、それぞれの立場で戦いに臨み、宇宙に新しい歴史を創ってゆく……。
スペースオペラの代表格といえる『銀河英雄伝説』。広大な宇宙を舞台にした世界観、人間同士の争いといった要素は両者に共通したポイントといえるでしょう。しかし、人間関係が複雑に交差して重厚なストーリーが展開される『銀河英雄伝説』より、登場人物が少なく、構図が単純なOVA版『沙羅曼蛇』のほうがハードルは低いです。
https://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E6%99%82%E7%A9%BA%E8%A6%81%E5%A1%9E%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9/dp/B07F7GV9YW (2232172)

原作:スタジオぬえ
   アートランド
時期:1982年~1983年
放送:MBS・TBS系列
制作:毎日放送
   タツノコプロ
   アニメフレンド

内容&あらすじ

西暦1999年、突如宇宙より飛来し太平洋上の南アタリア島に落下した巨大物体は、全長1,200m超に及ぶ宇宙戦艦だった。これにより異星人の実在と彼らの間の戦争の存在を知った人類社会は、宇宙からの脅威に対処すべく地球統合政府を樹立。世界規模の紛争(統合戦争)を経て、墜落艦を改修し「マクロス」と命名する。
2009年のマクロス進宙式当日、地球付近に異星人の一方の陣営「ゼントラーディ軍」の艦隊が出現する。その存在を感知したマクロスの主砲システムが勝手に動作し、戦艦群を撃破する。マクロスの正体はゼントラーディと敵対する陣営、監察軍が仕掛けたブービートラップであり、人類は否応なく異星人との戦争に巻き込まれることとなる。
外宇宙からの脅威との戦いといった要素はOVA版『沙羅曼蛇』と共通しており、人間ドラマに比重を置いた構成も同じです。しかし、『超時空要塞マクロス』はロボットものに分類されるコンテンツで、そこはOVA版『沙羅曼蛇』とは異なるポイントとなります。
『トップをねらえ!』

『トップをねらえ!』

公開:1989年
原作:岡田斗司夫
監督:庵野秀明
制作:GINAX

内容&あらすじ

西暦2015年。白鳥座宙域で航行中であった「るくしおん」艦隊が、謎の宇宙怪獣の襲来により全滅した。それから15年後、宇宙怪獣の襲来に備えて
沖縄に、宇宙パイロット養成学校「沖縄女子宇宙高等学校」が設立された。その生徒の中に「るくしおん」艦長の娘、タカヤノリコの姿があった…。
「私もいつか宇宙パイロットになって、父のいた宇宙に出る!」厳しいコーチの特訓の中で、メキメキを才能を発揮していくノリコ!
今、パイロットのトップになるための、そして地球を守るための、辛く険しい戦いの幕が上がる…!
宇宙を舞台にしたSFファンタジーといった部分で共通点があり、さらに、敵対勢力は意思のようなものがない無機質な存在といったところもOVA『沙羅曼蛇』と酷似しています。しかし、『トップをねらえ!』もロボットものに分類されるコンテンツであり、しかも厳しい特訓を重ねるといったスポ根の要素も大きいです。そういった意味では、やはりテイストが違うといえるでしょう。

OVA版『沙羅曼蛇』の魅力とは

類似するアニメ作品を挙げてみましたが、共通するポイントはあるものの、これといったコンテンツがないというのも事実です。つまりは、かなり希少性の高いコンテンツといえるでしょう。この時代のスペースファンタジーといえば、やはりロボットものが中心で、ロボットが登場しない作品を挙げることのほうが難しいです。
ロボットものといえば、変形・合体といった要素や、戦う場面の比重が大きくなります。そういった意味では、OVA版『沙羅曼蛇』の戦闘描写は迫力に欠ける部分があるのは否めないのかもしれません。しかし、そういったところを補うポイントとして、チームワークによるコンビネーションを展開するといった描写があり、本編の見どころとしては、かなり盛り上がります。
残念に感じたのは、元々のシューティングゲームに見られるパワーアップといった描写がないところです。そういった要素を加えれば、さらに格好良い戦闘シーンになったのではと思えてしまいます。
しかし、総合的に見れば面白いアニメ作品で、子供の頃を思い出してゲームしたくなってきます。この機会に、ぜひOVA版『沙羅曼蛇』をご覧になってみてください。
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