すきのない究極の味を追求して全国を流れ歩く「流しの板前」(後の)川背の父と、人を喜ばせるための味を追求して場末の定食屋を手伝っている(後の)川背の母が出会う。
同じように味の道を追求する若い二人は結婚し、小さな定食屋を始めるが、すきのない厳しいプロの味を目指す父は、
あたたかい家庭のぬくもりにひたり、しだいにプロとしての厳しさを失っていく自分に気づく。
味の道を捨てられない父は、再び流しの板前としての道を選び離婚。娘二人は、姉は母方、妹(川背)は父方にひきとられる。
川背は、まだ物心つく前(1才前後)で母と姉の記憶はなく、その後も何も聞かされなかったため、姉がいることは知らない。
川背さんが物心付く前に、両親は離婚してしまっていたんですね・・・・。いきなり悲しい事実です。
さらに、ここで川背さんにお姉さんが居た事が発覚しました!
川背さんは父方、お姉さんは母方に引き取られたんですね。お母さんの顔も知らず、お姉さんの事もしらずの川背さんの生い立ちは可哀想になってしまいます。
その後川背さんは、究極の味を求める板前の父に育てられ、「味の道」の求道に目覚めて行きます。
しかし川背さんが中学生の時・・・・・・。
さらに、ここで川背さんにお姉さんが居た事が発覚しました!
川背さんは父方、お姉さんは母方に引き取られたんですね。お母さんの顔も知らず、お姉さんの事もしらずの川背さんの生い立ちは可哀想になってしまいます。
その後川背さんは、究極の味を求める板前の父に育てられ、「味の道」の求道に目覚めて行きます。
しかし川背さんが中学生の時・・・・・・。
ある日、いつものように究極の素材を求めて山へ入った父はそのまま行方不明に。
警察の捜索でも見つからず、結局死亡届が出される。
父親が行方不明に・・・・死亡届けも出され、これでは完全に天涯孤独の身になってしまいます。
しかし幸いな事に、父と共に住み込みで働いていた料理屋の夫婦に育てられ、中学校を卒業。
高校進学を辞退し、父の意思を受け継いで究極の味を求める流しの板前になる事を決意します。
そして、母方に引き取られた川背さんのお姉さんも、父と同様の厳しい味の道を求道する事となりますが、衝撃の事件が起きます・・・・・。
しかし幸いな事に、父と共に住み込みで働いていた料理屋の夫婦に育てられ、中学校を卒業。
高校進学を辞退し、父の意思を受け継いで究極の味を求める流しの板前になる事を決意します。
そして、母方に引き取られた川背さんのお姉さんも、父と同様の厳しい味の道を求道する事となりますが、衝撃の事件が起きます・・・・・。
「ふぐの肝も食わずに味の道は語れん」と豪語する客の話を聞いた姉は、母の留守中、店で出すために仕入れてあったふぐを無免許で捌き肝を食べて中毒死する。
「味の道」とやらを求めると、ここまで不幸になるんですか!
フグの毒といえば、有名なテトロドトキシンですが、危険とわかっていて無免許でチャレンジするなんて性急過ぎますよ・・・・(涙
そして流しの板前として成長した川背さん19歳です。
フグの毒といえば、有名なテトロドトキシンですが、危険とわかっていて無免許でチャレンジするなんて性急過ぎますよ・・・・(涙
そして流しの板前として成長した川背さん19歳です。
板前としての腕にも磨きがかかり、いつものように「板前募集」の張り紙を見てフラっと定食屋に入る。
とりあえず賄い(まかない)として出された何のへんてつもない素朴な料理をなにげなく食べるが、今までに味わったことのない究極のおふくろの味にショックを受ける。
自分の力の無さを思い知り店を出ようとするが、一目見て我が娘と気づいた定食屋のおかみに引き止められ、その店で一から修行し直すことになる。
実の母とは知らずに、毎日楽しく愛に満あふれた日々を過ごす。(この間に姉とは知らずに、死んだ姉の話も聞く)
ある日、川背一人で買い出しに出かけた市場で何気なく聞いた話から、定食屋のおかみが自分の母であることを知る。
ここに来てやっと、喜ぶべき設定が出てきました・・・・!
父親とお姉さんが亡くなってしまっている物の、実の母親と楽しく暮らせる日々が来たというのは救われる設定ですね。
父親とお姉さんが亡くなってしまっている物の、実の母親と楽しく暮らせる日々が来たというのは救われる設定ですね。
味のために死んだ父や、無免許でふぐを捌いて死んだ姉を思い、自分の進むべき道を見失っていたことに気付く。
置き手紙をして店を出ようとする川背に、全てを悟った母が「最初で最後の母の味」と、
自ら握ったおにぎりを差し出すが「自分の進むべき道は厳しさの道」と、受け取らずに心で泣きながら出ていく。
味の道の奥深さを学んだ川背であった。
厳し過ぎやしませんか・・・・・!己に、「味の道」に対して厳しすぎやしませんか!
お母さん、可哀想じゃないですか・・・・・(泣
お母さん、可哀想じゃないですか・・・・・(泣
ゲームの舞台は川背の深層心理で、ゲーム中のビジュアルは深層心理を映像化したものであり、いわば川背の(夜見る)夢のようなものである。
川背の心には、常に、満足に得られなかった親からの愛を求めて、すきま風が吹いているので、ずいぶんと殺風景な心象風景となっている。
川背の生活に、当たり前のようにのしかかる「味の道の模索」は、そのまま、魚との格闘という形で現れている。
しかし、本来は自分自身との戦いであって、これは「海腹川背」のゲーム性が、まさに自分との戦いであることに通じる。
これで、川背さんの生い立ちと、ゲーム中の不思議な世界観の謎が解けました。
それにしても、凄い細かく練りこまれた設定ですよね!この設定を知る前は、何となく「変わった世界観で可愛い女の子が変わったアクションする」って認識のゲームでしたが、設定を知ってしまった後では印象がガラリと変わります。
心象風景だったんですね・・・・確かに可愛いキャラと相反する白黒の実写画像のような背景ですし・・・。
タイムアタックや、スコアタックが盛んですが正にそれは「自分との戦い」、これは説得力があります。
しかし、川背さんは「流しの板前」という部分以外は公式設定とはされず、現在は酒井潔さんのホームページからもこの設定は削除されてしまっています。
故にこれまで紹介した設定は、「裏設定」として伝えられています。
それにしても、凄い細かく練りこまれた設定ですよね!この設定を知る前は、何となく「変わった世界観で可愛い女の子が変わったアクションする」って認識のゲームでしたが、設定を知ってしまった後では印象がガラリと変わります。
心象風景だったんですね・・・・確かに可愛いキャラと相反する白黒の実写画像のような背景ですし・・・。
タイムアタックや、スコアタックが盛んですが正にそれは「自分との戦い」、これは説得力があります。
しかし、川背さんは「流しの板前」という部分以外は公式設定とはされず、現在は酒井潔さんのホームページからもこの設定は削除されてしまっています。
故にこれまで紹介した設定は、「裏設定」として伝えられています。
エンディングまで行ってみた!
「海腹川背」をエンディングまでプレイ、要所を掻い摘んで紹介してみたいと思います!
恐怖!巨大おたまじゃくし!
ステージ11にてドアに入った所、ステージ8に戻されました。
そこで待ち受けていたのは巨大おたまじゃくし、カエルを産卵するという順序が逆の狂気です。
デザインが怖い!子供の頃に見たらトラウマになります。
入って来たドアは封鎖されてしまい、巨大オタマジャクシは倒す事ができないので、一定時間生き延びると出口が開きます。
そこで待ち受けていたのは巨大おたまじゃくし、カエルを産卵するという順序が逆の狂気です。
デザインが怖い!子供の頃に見たらトラウマになります。
入って来たドアは封鎖されてしまい、巨大オタマジャクシは倒す事ができないので、一定時間生き延びると出口が開きます。
via binto
ステージ1までは基本の動作で難無く行けます。仕掛けもベルトコンベア等のオーソドックスな物のみです。