スーパーフォーメーションサッカー94とは
最初はPCエンジン用ソフトとして1990年に「フォーメーションサッカーヒューマンカップ90」がフォーメーションサッカーシリーズの第1作として発売され、フォーメーションサッカーシリーズでは第5作目、スーパーファミコン用ソフトとしては第3作目のゲームがスーパーフォーメーションサッカー94となります。
スーパーフォーメーションサッカー94のチームは
HIGHLIGHTS OF THE FIFA WORLD CUP 1994 ②
ワールドカップ大会後であれば、サッカー熱もまだ冷えてないファンたちがこぞってプレイしたことでしょう。
さらに、Jリーグも始まり人気の絶頂期であることから、サッカーゲームに人気があったのではと想像します。
チームは32ヶ国登録されていて、開催国アメリカを初め、サッカー強豪国のドイツ、イタリア、オランダ、ブラジルなど、この年のワールドカップに出場した24ヶ国に加えて、ワールドカップアメリカ大会に出場できませんでしたが、我らが日本も選ぶことができ、他にも隠しチームの国々もあります。
隠しチームがある
隠しチームを出現させる方法は、タイトル画面でY・A・X・A・Y・X・Aの順番でボタンを押し、音がしたら隠しチームのイングランド・デンマーク・ウェールズ・フランス・ウルグアイ・韓国が選ぶことができます。
ちなみにアメリカ大会では、韓国がワールドカップに進んでいて、日本と韓国が入れ替わっているような状態になっています。
また、ウェールズはワールドカップでは目立った成績は残しておらず、他の国と比較すると「なぜ?」と思いましたが、理由はわかりませんでした。
隠しチームが出現した後、今一度タイトルでY・A・X・B・Y・X・Aの順番でボタンを押すとヒューマンチームとこれまでの名選手が登場するマスターズチームが出現します。
一つ気になるのが、隠しチームで現れるウェールズというチームです。
ウェールズはワールドカップで目立った成績を残していませんが、なぜ選ばれたのでしょう。
スーパーフォーメーションサッカー94のゲーム内容
スーパーフォーメーションサッカー94
プレイヤーの目線とまでは行きませんが、操るプレイヤーの後ろから見るため臨場感がありましたが、攻め込まれるとギリギリまでGKが出てこないため守りにくく、後半になると画面下へと攻撃するため、攻撃がやりづらかった事をよく覚えています。
操作方法は、十字キー→ドリブル・カーブ操作、Aボタン→キック(押す長さで飛距離が変化)Bボタン→ボタンを押す感覚が短いと早く低いループボール、間隔が長いとロングキック、センターリングに適するキック、Yボタン→緩いキックもしくは味方へパスとなっています。
敵チームがボールを保持している場合はYボタン→ショルダーチャージ、BボタンAボタン→スライディングタックルでボールを奪います。
これで相手選手を潰すこともできますが、反則になってしまうと一発退場となります。
しかし、「味方チームの一人を使って敵チームのエースを潰す」と考えるなどの戦略的な考え方もできます。
GKの操作方法はAUTOとMANUALの選択があり、MANUALの操作方法は十字キー→GKの移動、Yボタン→ジャンプしてキャッチ、Bボタン→ジャンプしてパンチング(Yボタンより1.5倍の飛距離)の操作となります。
GKの操作では、リスクを承知でキャッチしてチャンスを広げるか、安全にパンチングでゴールを守るか、一瞬で選択しなければなりません。
スーパーフォーメーションサッカー94は面白かった
【’94年】日本代表×コロンビア代表(スーパーフォーメーションサッカー’94)西森オペック
ゲームの名の通りフォーメーションも多く準備され、キックの強さの変更ができるところでは、センターリングやロングボールをFWに蹴りこみパワープレイを仕掛けたりと戦術を考え熱くプレイしました。
また、当時のサッカー界の勢力図が反映されていて我らの日本の弱い事・・
「日本でワールドカップで優勝だ!」と頑張った事を思い出します。(勝てませんでしたが)
とにかく、サッカーゲームで一番最初にのめり込んだこのゲームでした。
まとめ
私のように、「お、懐かしい!」と思ってくださった方もいるのではないでしょうか。
現在のように選手が実名で登場していませんが、このゲームで覚えた選手もいたり、サッカー雑誌を広げて調べたりもしました。
現在のように日本がワールドカップに出場すらできない時代のサッカーゲームです。
あなたが日本をワールドカップで優勝させてみませんか。