はじめに
グリプス戦役で行方不明となっていたクワトロ・バジーナことシャア・アズナブルは、ジオン・ズム・ダイクンの息子、キャスバル・レム・ダイクンとして表舞台に帰還。難民用コロニーのスウィートウォーターを拠点としてネオ・ジオン(第一次ネオ・ジオン抗争時のネオ・ジオンとは別組織)を興し、ジオン・ダイクンの理想を実現すべく地球連邦政府に宣戦を布告した。
ロンド・ベル(地球連邦軍)
5thルナ
そんな連邦政府の油断をつき、ネオ・ジオンは少数精鋭をもって電撃的に地球の衛星軌道上にあった小惑星5thルナを占拠した。連邦政府を恫喝するため、当時の連邦本部が置かれていたチベットのラサへ5thルナ落下を決行する。
元々は地球圏で連邦が管理していた隕石(小惑星?)でした。それをグリプス戦役以降行方不明だったシャア・アズナブル率いる難民用コロニーのスウィートウォーターに拠点を置く新生ネオ・ジオンの少数精鋭の電撃作戦により占拠され、当時の連邦本部のあるラサに落下させることに成功しました。ロンド・ベルによる抵抗は空しく失敗し、戦力差をハッキリ浮き彫りにした結果でした。連邦軍にすればグリプス戦役時のティターンズの様に一部隊に強大な戦力を与えることによりその跳梁を許したことへの反省か、ロンド・ベルの兵力増強依頼に応ずる事はなく、Zガンダムクラスの機体を補給することはありませんでした。アムロはシャアのサザビーの性能に圧倒されMS性能差を痛感し、おそらく独自にアナハイムエレクトロニクスに開発依頼をしたvガンダムを受領するために月のフォンブラウンに向かうことになりましたね。
クラップ
via www.mahq.net
サラミス改級は汎用性とコストに優れた艦であり長らく運用されてきたが、旧式艦を改良に次ぐ改良で性能向上させたものであるため、もはや現状以上の性能向上は望めない状態であった。特に新造される戦艦ラー・カイラム級に随伴できる速力を有しないことが、艦隊運用の大きな足枷となることは明白だった。また、グリプス戦役とペズンの反乱という連邦軍内の抗争と、その後の第一次ネオ・ジオン抗争により、多数のサラミス改級が失われたことで必然的に巡洋艦の建造要求が発生し、サラミス改級の後継艦としてクラップ級が多数建造された。
サラミス級に代わる地球連邦軍の主力艦艇クラップ級1番艦。MS搭載数もサラミス級の4機から6機に増えMS運用面が増強されています。この後に記載する新型戦艦「ラーカイラム級」と艦隊を組まねばららないことから、推進機関やブリッジが2つある構造、武装などラーカイラム級に酷似していたり、同じものを流用している部分が多いようです。アクシズを金で譲渡した連邦政府はネオ・ジオンとの和平交渉が現実のものと受け取っていて(かなり頭があったかい人達です)ルナツーでの武装解除にこの艦も立ち会っていたところ、案の定ネオ・ジオンの騙し討ちにあいこの艦もブリッジをクエス・パラヤのヤクト・ドーガに襲われクエスの父、アデナウアー・パラヤごと破壊されていましたね。まぁ反撃でヤクト・ドーガの片腕を破壊しているところは流石に新型艦というところですか・・・その後、ロンド・ベル本隊と合流しています。
このクラップ級は息が長くUC150年代にはビームシールドを装備するなど長らく主力艦艇として運用差されています。
この第二次ネオ・ジオン抗争においては同型艦としてラー・カイム、ラー・キェム、ラー・チャター、ラー・エルムがロンド・ベルに編入・運用されていました。
このクラップ級は息が長くUC150年代にはビームシールドを装備するなど長らく主力艦艇として運用差されています。
この第二次ネオ・ジオン抗争においては同型艦としてラー・カイム、ラー・キェム、ラー・チャター、ラー・エルムがロンド・ベルに編入・運用されていました。
89式ベースジャバー
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MSの行動半径を3倍に伸ばすブースターで、完全にMS輸送に特化しており、非武装である。機体上下へ各1機のMSを搭載可能。有人コクピットも備わっているが、基本的にはMS側から操作される無人機である。機体後部への固体ブースターの装着により、長距離移動が可能。
この機体は有人機で複座になっているようです。もちろん搭載MSからのコントロールが可能ですが本機はMSの行動範囲を拡大することに特化している設計のようで、武装はありません。アムロはこれの事を「ゲタ」(下駄?)と呼んでいます。
ブースター・ベッド
フォン・ブラウンで完成したνガンダムを輸送するため、ベースジャバー用のブースターを流用して作られた急造品。
話しは本筋から離れますが、以前、アメリカ版MIAとしてFA-93HWS νガンダムヘビーウェポンシステム装備型とセットで発売されています。単体でベースジャバーとも接続可能なキットだったようですね。本編ではほんの少しの時間の登場で、このキットの事を知るまで気が付きませんでした。
質量・全長・全幅等、詳細不明