1979年のオリコンから選出
邦楽も含めたオリコン総合シングルチャートを対象に、1979年の年間トップ100にランクインした洋楽の中から5曲を選出します。トップ100内で5曲に満たない場合は、全米ヒットチャートの中から、日本で人気になったと思われる曲を別途選出し、ちょうど洋楽5選としています。(本年は、13曲ランクインしているため、全曲トップ100からの選出です。)
西城秀樹がカバーしたあの曲や、ディスコブームや竹の子族に影響を与えたあの曲も登場します。
西城秀樹がカバーしたあの曲や、ディスコブームや竹の子族に影響を与えたあの曲も登場します。
ダンスに夢中 / レイフ・ギャレット
レイフ・ギャレットといえば、ナビスコの「アイダホポテトスティック」のCMを覚えている方も多いことでしょう。そのCMソングとして流れていたのが、彼自身が歌った本曲『ダンスに夢中(原題:I Was Made For Dancin')』です。オリコンシングルチャートは年間31位で洋楽のトップ、全米シングルチャートでも自身の最高位10位(年間37位)を記録しています。
アメリカでの彼のアイドル的な人気は相当なもので、元々は1975年に出演したテレビドラマでブレイクしたのがきっかけです。その後は、シンガーとして本曲や『サーフィン・U.S.A.』などをヒットさせる一方、自身の冠番組『レイフ』も立ち上げ、日本からはピンク・レディーが出演しました。その後、自身の楽曲『ニューヨーク・シティ・ナイト』を、田原俊彦が『哀愁でいと』として日本語カバーしています。
アメリカでの彼のアイドル的な人気は相当なもので、元々は1975年に出演したテレビドラマでブレイクしたのがきっかけです。その後は、シンガーとして本曲や『サーフィン・U.S.A.』などをヒットさせる一方、自身の冠番組『レイフ』も立ち上げ、日本からはピンク・レディーが出演しました。その後、自身の楽曲『ニューヨーク・シティ・ナイト』を、田原俊彦が『哀愁でいと』として日本語カバーしています。
LEIF GARRETT I WAS MADE FOR DANCING
via www.youtube.com
1979 ナビスコ アイダホポテトスティック
via www.youtube.com
ピンクレディー Pink Lady appeard CBS Leif Garrett show in 1979
via www.youtube.com
Y.M.C.A. / ヴィレッジ・ピープル
ヴィレッジ・ピープルの『Y.M.C.A.』は言わずと知れた、西城秀樹の大ヒット曲『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』の原曲で、オリコンシングルチャートで最高位10位(年間43位)を記録しました。
西城秀樹の『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』はオリコン5週連続ナンバーワン(年間7位)と日本で大ヒット、ヴィレッジ・ピープルの『Y.M.C.A.』は世界10カ国以上でナンバーワンを獲得した世界的ヒットで、ともに大成功した珍しいケースです。両曲の歌詞を比較すると、サビの「ワーイ、エム、シー、エー(Y.M.C.A.)♪」だけでなく、冒頭の「ヤングマン(Young man)♪」まで一致しています。
この年は、ヴィレッジ・ピープルにとって当たり年で、『イン・ザ・ネイヴィー』も日米ともに大ヒット。また、『ゴー・ウエスト』はまずまずのヒットでしたが、後年、ペットショップ・ボーイズがカバーして大ヒットさせています。
西城秀樹の『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』はオリコン5週連続ナンバーワン(年間7位)と日本で大ヒット、ヴィレッジ・ピープルの『Y.M.C.A.』は世界10カ国以上でナンバーワンを獲得した世界的ヒットで、ともに大成功した珍しいケースです。両曲の歌詞を比較すると、サビの「ワーイ、エム、シー、エー(Y.M.C.A.)♪」だけでなく、冒頭の「ヤングマン(Young man)♪」まで一致しています。
この年は、ヴィレッジ・ピープルにとって当たり年で、『イン・ザ・ネイヴィー』も日米ともに大ヒット。また、『ゴー・ウエスト』はまずまずのヒットでしたが、後年、ペットショップ・ボーイズがカバーして大ヒットさせています。
Village People - YMCA OFFICIAL Music Video 1978
via www.youtube.com
西城秀樹 YOUNG MAN (Y.M.C.A.)(1979)
via www.youtube.com
ウォンテッド / ザ・ドゥーリーズ
当時のディスコブームで日本で大人気だったグループと言えば、ABBA、ノーランズ、アラベスク、そしてこのザ・ドゥーリーズです。アメリカでは不発だったものの、本国イギリスでは大人気で、本曲『ウォンテッド』は全英3位、『ザ・チョーズン・フュー』は全英7位と大ヒットしました。そして、イギリス同様にブレイクしたのが日本で、本曲はオリコンシングルチャートで最高位12位(年間62位)を記録しました。
1980年の第9回東京音楽祭では、『ボディ・ランゲージ』でエントリーし、金賞を受賞しています(ディオンヌ・ワーウィックがグランプリ)。
1980年の第9回東京音楽祭では、『ボディ・ランゲージ』でエントリーし、金賞を受賞しています(ディオンヌ・ワーウィックがグランプリ)。
The Dooleys - Wanted (HQ Stereo)
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ジンギスカン / ジンギスカン
「ジン!ジン!ジンギスカーン!」のフレーズと「ウー!ハー!」の掛け声。現在もカバーやCMソングとして起用されるなど、世代を越えてあまりにも有名な曲です。西ドイツのバンド・ジンギスカンの『ジンギスカン』という曲で、由来はもちろんモンゴルの初代皇帝チンギス・ハーンのドイツ語読みです。本国西ドイツではナンバーワンを獲得し、オリコンシングルチャートでは年間70位を記録しました。
本国以上に日本ではおなじみの曲で、その後も、テレビドラマやCM、子供たちのお遊戯会などでよく聞かれます。特に、ハロー!プロジェクトが好んで起用しており、2000年にリリースしたモーニング娘。の『恋のダンスサイト』は正にこの曲がモチーフで、また、2008年にはBerryz工房が日本語でカバーしました。
本国以上に日本ではおなじみの曲で、その後も、テレビドラマやCM、子供たちのお遊戯会などでよく聞かれます。特に、ハロー!プロジェクトが好んで起用しており、2000年にリリースしたモーニング娘。の『恋のダンスサイト』は正にこの曲がモチーフで、また、2008年にはBerryz工房が日本語でカバーしました。
ジンギスカン(1979) 歌詞付き
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モーニング娘。 『恋のダンスサイト』 (MV)
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Berryz工房「ジンギスカン」(Mongolian Dance Shot Ver.)
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