大人になると決して見えない、高校生の友情、バカさ、青臭さが詰まった、 踊らないジャニーズ「男闘呼組」の映画『ロックよ、静かに流れよ』
2019年4月15日 更新

大人になると決して見えない、高校生の友情、バカさ、青臭さが詰まった、 踊らないジャニーズ「男闘呼組」の映画『ロックよ、静かに流れよ』

実話がベースになってつくられた男闘呼組主演映画。いわゆるジャニーズアイドル映画だが、それだけに終わっていないのはメンバーのそれぞれの個性や、あの頃もってた熱いものを忘れかけていた大人の心にも訴えかけるものがあるからだろう。

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ロックよ、静かに流れよ

『ロックよ、静かに流れよ』(ロックよ、しずかにながれよ)は、1988年に公開された、プルミエ・インターナショナル、ジャニーズ事務所製作、東宝配給の映画である。監督は長崎俊一。男闘呼組主演作品。
長野県松本市で起きた実話が原作となっている。
ロックバンド活動を夢見ていた高校生四人組が、不良のレッテルを貼られながら、困難や仲間の不慮の死を乗り越えてコンサート決行へと突き進む姿を描いた青春群像劇である。
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スタッフ

監督:長崎俊一
製作者:ジャニー喜多川、増田久雄
脚本:長崎俊一、北原陽一
原作:吉岡紗千子
撮影:杉村博章
美術:尾関龍生
音楽:義野裕明
録音:宮内一男
照明:佐藤勝彦
編集:大島ともよ
助監督:崎田憲一、小林のぞみ
音響効果:帆刈幸雄、円雄二
制作担当:磯村達也
制作デスク:綾井てるみ、飯島三智(ジャニーズ事務所)
視覚効果:白組
カースタント:タケシレーシング
楽曲提供:ジャニーズ出版
MA:アオイスタジオ
現像:IMAGICA
プロデュース:佐倉寛二郎
ロケ協力:豊科町

キャスト

片岡俊介/岡本健一

片岡俊介/岡本健一

母の離婚により東京から長野県松本市に引っ越すことになった高校生。
ふとしたことで出会ったミネサ、トンダ、トモとバンドを結成する。
大峰たけし(ミネサ)/成田昭次

大峰たけし(ミネサ)/成田昭次

不良で同じクラスに転校してきた俊介に因縁をつけ、喧嘩したあと、意気投合する。
戸田務(トンダ)/高橋一也

戸田務(トンダ)/高橋一也

学校一の不良。他校の生徒との乱闘の末、3人と意気投合する。
友成拓也(トモ)/前田耕陽

友成拓也(トモ)/前田耕陽

ちょっと気弱な、オチャラケキャラ。ドラム担当。

ストーリー

母親(あべ静江)の離婚で、東京から長野県松本市に越すことになる高校生の俊介(岡本健一)。
転校初日、同じクラスの不良のミネさ(成田昭次)に因縁をつけられ、廃工場でけんかをした後、
友情が芽生える。
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それから、学校一の不良のトンダ(高橋一也)ちょっと気弱なトモ(前田耕陽)の4人で、東京に行き4人が大好きなバンド「CRIME」のライブを観る。刺激を受けた4人は、バンドやろうと決める。
そしてロックバンド「ミッドナイトエンジェル」は誕生する。
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楽器を買うため、肉体労働等のバイトに明け暮れる4人。
賞金欲しさに応募した、長野県の「郷土提言賞」という懸賞論文に入賞して、
「ミッドナイトエンジェル」は順調に伸びていく。しかしデビューライブを
11月30日に決まった(これは4人が憧れのCRIMEと同じ)ある日ミネさ(成田昭次)が、オートバイ事故で死んでしまう。
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俊介(岡本健一)、トンダ(高橋一也)、トモ(前田耕陽)の3人はバンドを続けるかどうか悩んだ末に、デビューライブをミネさ(成田昭次)の追悼ライブにすることにした。
新聞社のホールを借り、ミネさの遺影を前に歌う3人。
満員の客席中に俊介の母(あべ静江)ミネさの母も3人を見守る。
「ミッドナイト・エンジェル」のデビューライブは大成功にて幕が閉じる
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