シンプルながら、見た目ほど簡単じゃない!パズル要素もあるアクションゲーム「ドアドア」
2017年1月24日 更新

シンプルながら、見た目ほど簡単じゃない!パズル要素もあるアクションゲーム「ドアドア」

RPGの超名作「ドラゴンクエスト」の開発者として有名な中村光一氏、その出世作が「ドアドア」です。見た目はカワイイキャラなのですが、敵の動きにもいろいろあったり、テクニックが必要になったり、またパズル要素も含まれているなど、難易度はかなり高いです。

6,269 view

「ドアドア」の概要

ドアドア ファミコン版外箱、カセット

ドアドア ファミコン版外箱、カセット

『ドアドア』(Door Door)は、1983年にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたコンピュータゲーム。

1985年7月18日にエニックスのファミリーコンピュータ参入第1弾タイトルとして発売された。2004年にチュンソフトがiアプリ版をリリースしている。

パソコン版においては、オリジナルの『ドアドア』発売後の1985年2月に、敵キャラクターに「オタピョン」(後述)や、主人公の仕草、BGMを追加した『ドアドアmkII』が発売された。中村が1984年に起業したチュンソフトの第1号のタイトルがこのPC-6001/mk2の『ドアドアmkII』であった[2]。ファミリーコンピュータ版は『-mkII』がベースとなっている。

有名ゲームクリエイター、中村光一氏の出世作です

「ドアドア」の開発者は中村光一氏。
彼は超名作RPG「ドラゴンクエスト」シリーズ、そのⅠ~Ⅴまでの開発に携わったことでも有名ですね。
中村光一氏

中村光一氏

中村光一(なかむら こういち、1964年8月15日 - )は日本のゲームクリエイター、実業家。株式会社スパイク・チュンソフト代表取締役会長、ドワンゴ取締役。香川県出身。

1982年の高校3年の時にエニックス主催の第1回ホビープログラムコンテストに向けて、初のオリジナルとなるゲーム『ドアドア』を製作して応募したところ、準優勝にあたる優秀プログラム賞に入選し、50万円の賞金を獲得した。

1983年、上京して電気通信大学短期大学部電子工学科に入学。入選作『ドアドア』をパソコンの各機種に移植し、この印税収入で大学生にして1, 000万円を超える年収を得ていた。

登場キャラクター

見た目はカワイイキャラたちですが、それぞれに特徴のある動きをします。
ですので、それを頭に入れておかないとクリアや高得点は望めません。
やはりオタピョンが特にやっかいでしたよね!
・チュン君

・チュン君

主人公。作者である中村の「中」から取られている。ボーナスアイテムの「中」の牌もそこから来ている。
・ナメゴン

・ナメゴン

ナメクジ状のモンスター。ひたすらチュン君を追いかけるように移動する。
インベ君

インベ君

クラゲ状のモンスター。横移動時にチュン君との間に階段があると、必ず昇る癖がある。
アメちゃん

アメちゃん

ゼリー状のモンスター。横移動時にチュン君との間に階段があると、必ず降りる癖がある。
オタピョン

オタピョン

ドアドアmkIIとファミリーコンピュータ版・iアプリ版のドアドアに登場するオタマジャクシ状のモンスター。チュン君の最大のライバルで、チュン君がジャンプするのに合わせてジャンプするので、飛び越せない。ただし、ファミリーコンピュータ版48面のように向かってくるオタピョンを飛び越さなければならないステージもある。

パズル要素も含まれており、ただのアクションではありません

31 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

みんなあなたに憧れた~ファミコンから生まれた皆のヒーロー「高橋名人」~

みんなあなたに憧れた~ファミコンから生まれた皆のヒーロー「高橋名人」~

ファミコン時代のアイコンといえば間違いなく高橋名人。「ゲームの上手いお兄さん」からスタートした「名人」初期、彼が大人気のヒーローになるまでにはさまざまな伏線がありました。それは、ファミコン黎明期に撒かれていたたくさんの種が一気に花開く過程とも重なります。そんな「高橋名人ブーム」を振り返ってみました。
あずき | 14,118 view
2人で協力プレイor邪魔し合う?1人でじっくり雷を避けて進む?「バルーンファイト」

2人で協力プレイor邪魔し合う?1人でじっくり雷を避けて進む?「バルーンファイト」

ファミコンの初期のゲームには、スポーツゲーム以外にも2人同時プレイが面白いゲームがたくさんありました。この「バルーンファイト」もその1つで、協力して面クリアを目指すもよし、相手の風船を割って邪魔するもよし、友達と盛り上がりましたよね。また、1人で雷を避けながら進んでいくモードもあって、違う楽しみ方も出来ました。ファミコン初期の名作ゲームの1つだと思います!
inasenteiou | 4,741 view
当時珍しい2人同時プレイで遊べた「ソンソン」は、気軽に遊べる名アクションゲームだった

当時珍しい2人同時プレイで遊べた「ソンソン」は、気軽に遊べる名アクションゲームだった

今でも間違いなく熱くなれる名作ゲーム「ソンソン」。2人同時プレイが楽しく、アイテムの奪い合いなどワイワイ言いながら楽しめた懐かしいゲームでした。あのカプコンが手掛けているためゲーム性も高く、当時から大人気でしたね。そんな「ソンソン」に関する思い出を旅してみたいと思います。
乱鬼龍 | 3,966 view
格闘ゲームの元祖!パソコン用ゲームをベースにした「カラテカ」のここがすごい!

格闘ゲームの元祖!パソコン用ゲームをベースにした「カラテカ」のここがすごい!

攻略不可能な罠や意味不明の攻撃等もあり、当時はくそゲーとして評価された「カラテカ」ですが、今見返してみるとそれなりに完成度も高く楽しめるゲームであったのではないかと思います。バグ(らしきもの)や理不尽なシステムを、「まあそんなものか」で流せる時代だったからこそこのゲームは一層輝いているのかもしれません。そんな懐かしいファミコンゲーム「カラテカ」を振り返ってみましょう。
乱鬼龍 | 9,777 view
狼なんか撃ち落とせ!~コマンドーかあさん奮闘記~「プーヤン」

狼なんか撃ち落とせ!~コマンドーかあさん奮闘記~「プーヤン」

「プーヤン」そのゆるい響きと、ほわほわしたタッチのブタのイラストは「簡単そう」という理由で手に取られたことでしょう。ところが、このゲーム、硬派インベーダーゲーム「ギャラガ」と双璧をなすほどの実に高度なシューティングゲームでもあったのです。その内容を振り返ります。
あずき | 4,266 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト