『エルム街の悪夢』 1984年 殺人鬼フレディ
『エルム街の悪夢』 1984年にアメリカで公開されたホラー映画
夢の中で人々を襲う殺人鬼、フレディ・クルーガー(Freddy Krueger)の恐怖を描いている。本作のフレディは、後のシリーズで見られるブラックジョークなどは一切なく、冷酷な殺人鬼として描かれている。シリーズを通じてフレディを演じているのはロバート・イングランド。
高校生のナンシーは、フレディの悪夢に毎晩悩まされていた。だが、夢の中で負った傷がなぜか現実に戻っても残っている。果たして、これは夢なのか?それとも現実か?
『エルム街の悪夢』 予告編 - YouTube
フレディ・クルーガー
夢の中で彼に殺された者は、現実でも同様の傷を負って死に至る。
身長173cm・体重70kg。顔は赤く焼け爛れており、赤と緑の横縞のセーター、茶色の帽子を被っている。フレディというのはニックネームで、本名はフレッド・クルーガーである。
元は連続児童殺害事件の容疑者だったが、裁判における精神鑑定の結果として無罪放免となったため、納得のいかない遺族達によって住処ごと焼き殺されてしまう。
ところが、フレディの邪悪な魂は3匹の悪魔により怪物として復活し、以後夢の中での殺人を繰り返すこととなる。
人々の恐怖を力の源にしているため、わざと被害者をいたぶるなど、より残忍な殺人方法を演出し、更に力を増強させることができる。
逆に、その存在を忘れ去られると結果として無力となる。また、現実の世界では、その力は存分に発揮できずに弱体化する(ただし、第3作では超常的な力で白骨死体のまま暴れ一名を殺害している)。
しかし、現実世界でフレディを倒しても死体は消えてしまい再び夢の中で現れるため倒す事はできない。
「子供、特に小さな女の子が大好き」と語っており、生前に彼が起こした連続児童殺害は、児童性愛とサディズムが原因らしいことが窺える。しかし、死んでからは子どもというよりむしろハイティーンの若者を中心に狙っている。
リメイクでは幼稚園の地下に住んでいた庭師兼管理人で、園児たちに好かれていたが、裏で性的な悪戯をしていた事が親たちにばれてしまい無実を主張するも、生きたまま火炙りにされてしまう。しかし夢の中で現れる殺人鬼として復活し、当時幼稚園に通っていた児童たちを狙う。
(出典:Wikipedia「フレディ・クルーガー」)
『バタリアン』 1985年にアメリカで製作されたホラー映画
『バタリアン』 1985年
本作は、ゾンビ映画の礎的な作品である『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のパロディとなっている。「ホラー映画」というジャンルに分類されてはいるが、コメディ要素が盛り込まれている。
邦題の「バタリアン(Battalion)」は、日本の配給会社の東宝東和による日本の独自もので、英語で「大隊」や「大群」の意。
この映画タイトルを元に、「オバタリアン」という流行語も生まれた。
本作においては“『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』で描かれている出来事は事実だった”と設定されている。
本シリーズのゾンビは、トライオキシン245という物質により死体が蘇生しゾンビ化するというもので、頭を破壊したり、燃やすことで撃退できるという従来の方法論は通用しない(ただし、作品によって微妙に設定が異なる)上に会話が可能であり、無線機を使用して人を誘き出すなどある程度の知能が残されているのが特徴である。
登場するゾンビにはそれぞれ個性があり、コールタール漬けにされていた「タールマン」、上半身だけの老女ゾンビ「オバンバ」など、そのキャラクター性が強く描かれている。
なお、本シリーズは作品毎に製作会社が違うが、これは本シリーズに限らず、シリーズ物のホラー映画においては比較的多く見られる特徴でもある。
(出典:Wikipedia「バタリアン」)
やがてその土地は元々墓場だった事が判明する……。スピルバーグが製作したA級ホラー大作で、SFX・演出ともにこのジャンルの作品の中では最高峰。TV「ミステリー・ゾーン」の1エピソード“消えた少女”をモチーフにしていると言われるが、スピルバーグの初期作「恐怖の館」(ビデオ題「ヘキサゴン」)のパワーアップ・ヴァージョンの趣もある。
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