未だに20世紀最強馬としても名を挙げられる「ナリタブライアン」
あまりに強かったために幻想を抱いてしまっている競馬ファンも少なくない。ローテーションの問題や騎手の乗り代わりなど現役時代も話題が多かった。
8年という短い馬の一生を振り返ってみよう。
あまりに強かったために幻想を抱いてしまっている競馬ファンも少なくない。ローテーションの問題や騎手の乗り代わりなど現役時代も話題が多かった。
8年という短い馬の一生を振り返ってみよう。
ナリタブライアン(Narita Brian、1991年5月3日 - 1998年9月27日)は日本の競走馬・種牡馬。中央競馬史上5頭目の三冠馬。愛称は「ブライアン」「シャドーロールの怪物」。
半兄に1993年のJRA賞年度代表馬ビワハヤヒデがいる。1997年日本中央競馬会 (JRA) の顕彰馬に選出。
誕生~デビュー前まで
ナリタブライアンは1991年5月3日、北海道新冠町にある早田牧場新冠支場で誕生した。同牧場の経営者早田光一郎や場長の太田三重によると、誕生後しばらくはこれといって目立つ馬ではなかったが、次第にその身体能力が鍛錬にあたった牧場スタッフによって高く評価されるようになった。
ナリタブライアンは庭先取引によって山路秀則に購入され、中央競馬の調教師大久保正陽の厩舎で管理されることが決定した。早田によるとナリタブライアンの馬主が山路に、調教師が大久保に決定した経緯は以下の通りである。まず家畜取引商工藤清正の仲介により大久保に紹介され、大久保が山路に購入を打診。山路と大久保が資生園早田牧場を訪れ購入が決定した。
大久保 正陽(おおくぼ まさあき、1935年8月23日 - )は、日本の元騎手(日本中央競馬会)、元調教師(日本中央競馬会)。父の大久保亀治(亀吉)は、尾形藤吉門下の元騎手・元調教師。祖父の大久保福松は函館大経の弟子。弟の大久保光康も元騎手・元調教師(日本中央競馬会)。子の大久保龍志は現在も開業中の調教師(日本中央競馬会)。美浦所属の調教師大久保洋吉も親戚にあたる。
主戦騎手:南井克己
ナリタブライアンと言えば、南井克己。
天才・武豊と乗り代わりの印象が強いが最初の17年間で1つも大レースを勝てず、後の12年間でGI を16勝した自分のことを、南井は「タマモクロスのような騎手人生だった」と振り返っている。
天才・武豊と乗り代わりの印象が強いが最初の17年間で1つも大レースを勝てず、後の12年間でGI を16勝した自分のことを、南井は「タマモクロスのような騎手人生だった」と振り返っている。
南井 克巳(みない かつみ、1953年1月17日 - )は、京都府京都市生まれ、愛知県刈谷市育ちの[1]の日本中央競馬会 (JRA) の元騎手で現在は調教師。騎手としての成績は13120戦1527勝。
名が示す通り、巳年の生まれ。元騎手で調教助手の南井大志は長男。
シャドウロールで能力が開花!!
ナリタブライアンはシャドーロールが印象深い。
当時、ゲームセンターにあったぬいぐるみにもシャドーロールが付いていた。
当時、ゲームセンターにあったぬいぐるみにもシャドーロールが付いていた。
via www.westatic.com
元来はウマが自らの影に驚くことを防ぐために作られたものだが、特に競走馬の場合には、これ以外にも遮られた下方の視界を得るため頭を下げることを利用し、マルタンガールなどと同じく、頭の高い競走馬の走法矯正や首の上下動を利用した身体全体を使った走法への矯正効果が見られることが知られている。
無敵の三冠馬~そして、有馬記念制覇
第54回 皐月賞 ナリタブライアン - YouTube
1994.04.17 第54回 皐月賞 (GⅠ) 中山競馬場 芝2000m 晴 良 1着 1枠1番 ナリタブライアン 牡4 57 南井克巳 1.59.0 (35.8)レコード 2着 4枠7番 サクラスーパーオー 牡4 57 的場均 1.59.6 3 1/2馬身 3着 8枠16番 フジノマッケンオー 牡4 57 武...
via www.youtube.com