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「機動戦士ガンダム」
『無敵超人ザンボット3』、『無敵鋼人ダイターン3』に続く日本サンライズのオリジナル作品第3作(ロボット第1期3部作の3作目)として、富野喜幸を監督に据え、玩具メーカーのクローバーをメインスポンサーとして企画・制作された。対象年齢を従来より引き上げた、ロボットものとしては最初のジュブナイルアニメである。
ロボットアクション以上に、主人公の社会的成長が物語の主軸に据えられている。また、戦争を舞台としたリアリティに富んだ人間ドラマと、ロボットを「モビルスーツ」と呼ばれる兵器の一種として扱う設定を導入したことで、1980年代初頭から半ばにかけての、後に“リアルロボットもの”と称されることになる一連のロボットアニメ変革の先駆けとなった。
なお、本作は後に続々と制作されていく『ガンダムシリーズ』と呼ばれる作品群の第1作であることから、初代ガンダム、ファースト(ガンダム)の名で呼ばれることも多い。
「機動戦士ガンダム」に登場したガンタンク
型式番号RX-75。地球連邦軍の対MS戦闘車両「RTX-44」を『V作戦』によってMSにリファインした機体。連邦軍初のMSでもある。
複雑な二足歩行システムの完成を待たずに開発されたため、戦車の下半身に人型の上半身を乗せたようなフォルムを持つ。もっとも大型の機械を二足歩行させることは非常に困難なため、実は意外と理にかなっている機体でもある。また、底部スラスターと姿勢制御バーニアを装備しているため、宇宙空間でも運用が可能。
白兵戦用のガンダム、中距離支援用のガンキャノンと連携して運用するため、本機は長距離支援に特化した設計になっている。そのため、敵機が近接してきた場合は自衛ができないと言う弱点を持つ(放送当時に発売されたガンダムかるたではそのものズバリ「かくとう 苦手な ガンタンク」という絵札があったほど)。
複雑な二足歩行システムの完成を待たずに開発されたため、戦車の下半身に人型の上半身を乗せたようなフォルムを持つ。もっとも大型の機械を二足歩行させることは非常に困難なため、実は意外と理にかなっている機体でもある。また、底部スラスターと姿勢制御バーニアを装備しているため、宇宙空間でも運用が可能。
白兵戦用のガンダム、中距離支援用のガンキャノンと連携して運用するため、本機は長距離支援に特化した設計になっている。そのため、敵機が近接してきた場合は自衛ができないと言う弱点を持つ(放送当時に発売されたガンダムかるたではそのものズバリ「かくとう 苦手な ガンタンク」という絵札があったほど)。
武装は、両肩部に2門装備の120mm低反動キャノン砲と両腕に内臓された小型ミサイルの40mm4連装ボップミサイルランチャーの2種類。
搭乗者はリュウ・ホセイ(操縦手)、ハヤト・コバヤシ(砲手)。モビルスーツとしては珍しい複座式である。
リュウが戦死した後は一人乗りに改修された。
リュウが戦死した後は一人乗りに改修された。
(あらすじ)
宇宙世紀0079。ジオン公国と地球連邦政府が戦争を繰り広げる中、サイド7に住むアムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに、連邦軍のモビルスーツ“ガンダム”のパイロットになってしまう。様々な戦いを経て、アムロは“ニュータイプ”へと覚醒していく…。