日米ホームラン王によるホームラン競争が行われた!?王貞治VS【ハンク・アーロン】
2019年6月19日 更新

日米ホームラン王によるホームラン競争が行われた!?王貞治VS【ハンク・アーロン】

1974年11月2日後楽園球場で世紀の対決が行われました。アメリカのホームラン王「ハンク・アーロン」と日本のホームラン王「王貞治」のホームラン競争が行われたのです。結果は?王貞治と対戦したハンク・アーロンってどんな選手なのか。上品にホームランを打ち続け、多くのファンから愛されたハンク・アーロンの半生をご紹介します。

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通算ホームラン数755本を記録したハンク・アーロンですが、実は1960年から1968年には2桁の盗塁数を記録しこの間195盗塁と走れる選手でした。また1963年には30ホームラン30盗塁の30-30を成し遂げ、打率も.319記録しているので、いわゆるトリプルスリーを達成しています。好走守三拍子揃ったプレイヤーです。

バッティングスタイルは相手投手の配球を読んでシュアなバッティングをするタイプで、映像からもわかるように踏み込んだ左足を軸に、バットが水平に振り払っていました。力任せにガツンとバットとボールをぶつけて打つのではなく、相手投手のボールを利用して、ホームランを量産していました。

そのシュアなバッティングスタイルで安打も量産し、なんと20年連続で100本以上の安打を記録している安打製造機でもありました。

2007年8月7日にサンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズが塗り替えるまで、通算ホームラン記録755本の記録保持者でした。記録を塗り替えられたとしても、かつての英雄ベーブ・ルースの714本と同じように、ハンク・アーロンの755本の記録は決して色褪せません。
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