では、力士のモデルはいるのかといえば、こちらは、存在します。「若秩父」は、なぎらがファンだったという、昭和30年代に活躍した最高位・西関脇の「若秩父高明」。
「雷電」といえば、江戸後期に活躍した大相撲未曾有の最強力士・雷電爲右エ門(らいでんためえもん)が著名ですが、若秩父高明と同時期どころか、昭和に入ってから一人も「雷電」を名乗る力士が存在しなかったため、こちらは、なぎらの完全創作といって良いでしょう。
「雷電」といえば、江戸後期に活躍した大相撲未曾有の最強力士・雷電爲右エ門(らいでんためえもん)が著名ですが、若秩父高明と同時期どころか、昭和に入ってから一人も「雷電」を名乗る力士が存在しなかったため、こちらは、なぎらの完全創作といって良いでしょう。
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森達也のドキュメンタリー『放送禁止歌』でも取り上げられた
放送禁止歌扱いされたこの曲ですが、しかし、同業のミュージシャンからはすこぶる評判が良いようで、所ジョージがMCを務めたTBSテレビの『所さんのワーワーブーブー』では、ゲスト出演したなぎら本人が歌唱しているし、2006年には、山下達郎のラジオ番組でフルバージョンがオンエアされています。
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また、1999年には、フジテレビで放送された森達也の名ドキュメンタリー『放送禁止歌』でも取り上げられ、放送禁止歌とはいったい何なのか?との問題意識と共に、知名度を獲得しました。
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そんな紆余曲折あった迷曲にして名曲の『悲惨な戦い』。聴いたことがないという方はぜひ一度、聴いてみてください。
悲惨な戦い/なぎらけんいち
いろんなバージョンがありますが、長い時は23分もありユリ・ゲラーまで登場したとか
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(こじへい)