さだまさしが自ら選曲!“迷曲集”『御乱心~オールタイム・ワースト~』
シンガー・ソングライターのさだまさしが、自身がこれまでに手がけてきた550曲の中から、さだ自ら“迷曲”を選曲した“変うた”ベスト『御乱心~オールタイム・ワースト~』を9月14日に発売する。
この企画は、ベストアルバム『天晴~オールタイム・ベスト~』を発表した2013年、さだがステージで「ベストがあるんだから、次はワーストだよね(笑)」と冗談交じりに話したことを、自ら実現したもの。タイトルは数ある候補の中から、コンサートのMCで最も拍手が大きかった『御乱心』が選ばれた。
なおアルバムジャケットのアートワークは『天晴~オールタイム・ベスト~』と同様にイラストレーターの中村佑介が手がけている。
●中村佑介 コメント
今回のイラストの内容は、基本的に「天晴(あっぱれ)」の自己パロディです。アルバム「御乱心~オールタイム・ワースト~」のイメージ通りに、色もモチーフも賑やかな様子で“遊び”をテーマに、収録曲全てのモチーフを入れてみました。ちなみに、掛け軸の前に飾られている花はスイセンノウで、花言葉は「ユーモア」です。
今回のイラストの内容は、基本的に「天晴(あっぱれ)」の自己パロディです。アルバム「御乱心~オールタイム・ワースト~」のイメージ通りに、色もモチーフも賑やかな様子で“遊び”をテーマに、収録曲全てのモチーフを入れてみました。ちなみに、掛け軸の前に飾られている花はスイセンノウで、花言葉は「ユーモア」です。
via p.twpl.jp
さだまさし『御乱心~オールタイム・ワースト~』収録曲
3年前のベストアルバムはファン投票で選曲したのに対し、ワーストアルバムは本人が選曲。さだまさしらしくない“迷曲”を本人が厳選した。
「関白宣言」のパロディとして書き下ろされた「関白失脚」や、シラミを見つけた研究者とその周囲の人々の騒動を「ドレミファソラシ」の7文字のみで描く「シラミ騒動」など、ファンの間で伝説化しているナンバー全11曲が収められる。収録曲のうち「魔法のピンク」「必殺!人生送りバント」など6曲は新録バージョン、「誰も知らない二番目のうた」は初のCD化となる。
「関白宣言」のパロディとして書き下ろされた「関白失脚」や、シラミを見つけた研究者とその周囲の人々の騒動を「ドレミファソラシ」の7文字のみで描く「シラミ騒動」など、ファンの間で伝説化しているナンバー全11曲が収められる。収録曲のうち「魔法のピンク」「必殺!人生送りバント」など6曲は新録バージョン、「誰も知らない二番目のうた」は初のCD化となる。
01. ねこ背のたぬき
02. 魔法のピンク
03. シラミ騒動組曲 第一楽章「シラミ騒動」
04. シラミ騒動組曲 第二楽章「シラミ逃亡」
05. シラミ騒動組曲 第三楽章「シラミー・ナイト・フィーバー」
06. ペンギン皆兄弟
07. 建具屋カトーの決心 -儂がジジイになった頃-
08. 時代はずれ
09. 誰も知らない二番目のうた
10. 必殺!人生送りバント
11. 関白失脚2016 ~父さんと閑古鳥 篇~
02. 魔法のピンク
03. シラミ騒動組曲 第一楽章「シラミ騒動」
04. シラミ騒動組曲 第二楽章「シラミ逃亡」
05. シラミ騒動組曲 第三楽章「シラミー・ナイト・フィーバー」
06. ペンギン皆兄弟
07. 建具屋カトーの決心 -儂がジジイになった頃-
08. 時代はずれ
09. 誰も知らない二番目のうた
10. 必殺!人生送りバント
11. 関白失脚2016 ~父さんと閑古鳥 篇~
関白失脚
本家「関白宣言」よりこちらの方が好きという人も多い「関白失脚」
via www.youtube.com
本家「関白宣言」
via www.youtube.com
いかにも“さだまさし”らしい今回の“ワースト”アルバム発表
via otn.fujitv.co.jp
しばしば本業は歌手ではなく噺家ではないかといじられる事があるさだまさし。トークの軽妙さはテレビ・ラジオ・コンサートのMCにて大きな魅力とされている。
さだまさしは歌から受ける印象とは違い明るく喋り好きな性格であり、高校・大学と落語研究会に所属していた。本人は「人生は明るく、歌は暗く」がモットーと話す。
コンサートでは「トーク」や「噺(はなし)」と呼ばれるMC(曲との間の喋り)を「3時間のなかの1時間」喋り、時には歌よりも長い時間繰り広げることもあり、その内容はほとんど落語か漫談のようである。
そのトーク内容は自虐ネタも多く、今回のワースト・アルバム発売に至るのもなんら違和感がない。