その2年後の1972年に国鉄も動態保存に乗り出し、1974年から京都―姫路間(SL白鷺号)や京都―大阪間(京阪100年号)などの季節運行を始めました。ですが深刻化した労使問題、財政の悪化、運行したSLでの死亡事故などを経て、都市近郊での実施を断念。しかし地方線区での実施に切り替え、動態保存を実施したのです。それが山口県の山口線(SLやまぐち号)です。
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1987年に国鉄が民営化された後は、さらに保存活動が加速し、民鉄でもSLの復活運転が次々と行われるようになり、現在、各地で蒸気機関車復活運転が行われています。
おしまいに
自分は鉄道ファンではありませんが、熊本県のSLあそBOYを観に行った経験があります。モクモクと蒸気をあげ走る姿を観たときはワクワクしたことを覚えています。汽笛が自分たちに挨拶しているように思えて背伸びをしながら手を振り、観えなくなるSLの蒸気と煙突を夢中で追いましたね。そんなSLあそBOYは2005年に運行を終了しました。残念です。