Folderってどんなグループだったの?三浦大知と満島ひかりの原点がここにある
2019年11月20日 更新

Folderってどんなグループだったの?三浦大知と満島ひかりの原点がここにある

1997年~2000年に活動していたFolder!メインヴォーカルのハイトーンヴォイスが特徴でダンスとコーラスもばっちり!小学生・中学生のクオリティじゃない!と業界でも注目されたグループでした。そのFolderがFolder5に移行し、現在では解散してますが、メンバーのその後が気になるところです。そして、Folder出身のメンバーの中で現在もそれぞれの分野で活躍しているのが、ヴォーカルだった三浦大知さんと現在、女優としてその才能に多くの人が引き込まれ注目している満島ひかりさん!そんな2人を輩出したFolderがどんなグループだったのかご紹介していきます。

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Folderの転機はDAICHIの変声期

2000年4月、FolderからDAICHIとJOEが事実上の脱退で、残った女子メンバー5人で「Folder5」として活動していくことになります。

Folderから女子のみのFolder5になった理由は、メインヴォーカルのDAICHIの声変わりにありました。
DAICHIのハイトーンヴォイスが魅力だったFolderなので、成長過程で起こるカラダの変化は初めからわかっていたことです。

過去にも1970年代、沖縄出身で国民的アイドルグループで大人気だった兄弟で構成されたグループ『フィンガー5』のメインヴォーカルだった晃も、変声期という大きな壁にぶち当たっています。

ちょっと思ったのは、Folderを始めてテレビで観て、DAICHIの歌声を聴いたときに、『フィンガー5』の晃を思い出したミドルエイジ世代もいたのではないでしょうか。

Folderと言えばこの二人!満島ひかり・三浦大知

Folderは沖縄のアクターズスクールの出身者で構成されたメンバーでしたが、ダンスや歌のレッスンを受けて、小・中学生のメンバーでしたが、実力のあるグループというのは知られています。

中でも、現在は女優としてその実力を広く認められている満島ひかりさん、そして歌とダンスのパフォーマンスで大活躍の三浦大知さんの二人がいます。

Folder・Folder5出身の女優・満島ひかり

Folder5の活動休止後、高校生の時、2003年9月から、TOKYO MXの公開番組でアシスタントとして出演し、「満島ひかり」で芸能活動を再開します。

その後、女優としての転機が訪れたのは、園子温監督の2009年公開の映画『愛のむきだし』との出会いでした。この映画を皮切りにその後出演した映画やテレビドラマでも、様々な賞を受賞するほど、女優・満島ひかりの知名度を文句なしであげていくことになりました。
すでに女優として演技力が認められていた中で、この2012年11月~放送されていた、大塚製薬「カロリーメイト」のCMも大評判になったのは、その歌唱力でした。

満島ひかりは歌もうまい!歌っているのは、中島みゆきさんの『ファイト!』です。

まっすぐで力強く、凛とした雰囲気で歌い上げる姿も好評のCMになりました。

このCMで満島ひかりさんを知った人もいるほど、知名度もさらに上がりました。

満島ひかりの出演代表作&受賞歴

◆映画『愛のむきだし』(2009年1月31日)監督:園子温
報知映画賞、ヨコハマ映画祭、毎日映画コンクールなど、他新人賞、
キネマ旬報賞:助演女優賞受賞

◆『川の底からこんにちは』(2010年5月1日、監督:石井裕也)
ヨコハマ映画祭主演女優賞、エランドール賞新人賞受賞

◆映画『悪人』(2010年9月11日、監督:李相日)
第34回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞受賞

◆映画『一命』(2011年10月15日、監督:三池崇史)
第35回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞受賞。

◆映画『北のカナリアたち』(2012年11月3日、監督:阪本順治)
第36回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞受賞

アカデミー賞では、3年連続となる受賞でまさに女優としても地位が確立された満島ひかりさんです。

この受賞歴以外でもテレビドラマ出演の賞などもっと多くの賞を受賞しています。
『演技に入り込みすぎて役が抜けない女優さんが多い中で、満島さんは仕事中は演技に入り込むものの、撮影が終わるとすっかりと元の自分に戻ることができる。

少し苦しい役を演じても次の仕事に引きずらず、機嫌を損ねることもないので現場では使いやすいと評判』
女優として現場にいると、こんなに評判にいい女優さんなんだという話ですが、一方で、こんな話もあります。

2018年3月に所属していた事務所を退所して、フリーの女優として活動を開始した満島光さんですが、仕事をするうえで「やりたくない仕事は受けない」というスタンスを取っているという事です。

『女性自身』の報道によると、満島さんが興味のある仕事のオファーにしか連絡を返さないという事が起きている様です。

2018年には、11月に予定していた舞台の降板が発覚したことでも芸能界を賑わせていましたが、
満島ひかりという女優の演技を見たいと思って待っているファンはもちろん、芸能界でも多くに人にその演技を認められている満島さんであることは間違いないのですが、「評判」というのが悪くなっているのではないかという心配の声もあるようです。
坂上忍さんはドラマで満島さんをよく見かけるようになってすぐ『この人は別格だ』と思ったそうです。演技に入り込む力がすごく、日本一とまで言っています。

そして、これまで様々な役を演じてきた中居正広さんも『演技への本気度がすごい』と評価していますよ。

また、少しながら俳優経験のある今田耕司さんと東野幸冶さんも満島さんを『化け物』だと表現しています」
以前、坂上忍さんがべた褒めしていた女優さんが満島ひかりさんでした。めったに人をほめない?ほぼ、辛口の坂上さんが名前を挙げたことで、「やっぱり!」と、満島さんの実力のほどが伺えます。

Folder出身・シンガー&ダンサー三浦大知

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#MTV#VMAJ2019 #有難うございました ^_^

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1997年、10歳でFolderのメンバーとしてデビューし、小学生ながら、彼のハイトーンヴォイスに魅了された人も多かった時代を経て、変声期には休業し1年間、ボイストレーニング、そしてダンスの練習に励んでいます。

ニューヨークに渡り、練習を積んだりもしています。この休業した1年間がその後、ソロになっていくことにとても大事な道しるべにもなっていきます。

を事実上の脱退後、2000年歌えない時期がありました。2005年にシングル『Keep It Goin' On』でソロデビュー!

R&Bをみずから歌って踊るというスタイルで新たな世界へ。

Folder出身の三浦大知のソロデビュー

2004年に復活ライブをし、活動再開します。そして2005年に、シングル『Keep It Goin' On』をリリースし、ソロデビューを果たします。

変声期を迎えたアDAICHIの声は?と思いきや、子供時代の声とは違うものの、伸びやかで日本人離れしたソールフルな歌声に期待以上のものを耳にした!という感じでした。

DAICHIは、日本人ながら、R&Bを歌い、ダンスでも魅せるというこれまでにない和製マイケルジャクソンともいえる再スタートになりました。

そしてその後のDAICHIは、2008年頃からは作詞・作曲の他にダンスの振付も自分で手掛けるようになり、休業中にニューヨークでダンスを学んできた経験が生かされた活動になっていきます。

三浦大知の実力

三浦大知 (Daichi Miura) / Unlock -Choreo Video with Koharu Sugawara-

もうFolderのDAICHIではない!と知らしめる様に、2015年2月リリースした「Unlock」では、女性ダンサーとして世界的にも有名な「KOHARU SUGAWARA」さんとのダンスコラボPVも公開されています。

この二人のダンスがもう最高のパフォーマンスとして、多くのダンサーから注目されました。
ソロデビュー後、多くの注目と話題の中で実績を積んできた中で、特に話題になったのが2019年2月24日に日本の政府が主催する『天皇陛下御在位30年記念式典に出席』します。

そしてなんと!上皇明仁様による作詞・上皇后美智子様による作曲の『歌声の響』を上皇様、上皇后様の御前、そして全国民も目にする中で歌唱披露するという大役を務め、それまで、DAICHIを知ることなかった人にも認知されることになりました。

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