【1960年代中盤】テレビのアニメはSF物が大半を占めていた!!
2017年10月25日 更新

【1960年代中盤】テレビのアニメはSF物が大半を占めていた!!

1960年代中盤、テレビはやっとカラー放送が増えてきた時代にあたり、漫画雑誌では白黒なのにアニメではカラーで見れて、嬉しかったことが記憶の隅に残っている。また、その頃アニメの傾向として、”宇宙”や”未来”と言ったSF物が幅を利かせていた。そんな記憶を整理しながら記述して見ようと思う。

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1960年代中盤のSFアニメのルーツは・・・?!

『鉄腕アトム (アニメ第1作)』の一場面

『鉄腕アトム (アニメ第1作)』の一場面

そう、答えは皆さん!よ~くご存知の「鉄腕アトム」だったんです。

(C)手塚プロダクション・虫プロダクション
『鉄腕アトム』(てつわんアトム、日本での英題はMighty Atom)は、手塚治虫のSF漫画作品及び同作を原作としたテレビアニメ、特撮テレビ番組の作品名、並びに作品内の主人公である架空のロボットの名称である。
本作は、1951年(昭和26年)4月から翌年3月に連載された『アトム大使』の登場人物であったアトムを主人公として、1952年(昭和27年)4月から1968年(昭和43年)にかけて、「少年」(光文社)に連載された。
1963年(昭和38年)1月1日から1966年(昭和41年)12月31日までフジテレビ系列にてアニメ放送された。全193話。一部を除きモノクロ作品。
日本で最初の本格的な1話30分の連続TVアニメ、日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された。この『鉄腕アトム(第1作)』は平均視聴率30%を超える人気を博し、その後、世界各地でも放映された。
また、1980年(昭和55年)10月1日から1981年(昭和56年)12月23日にかけて、全52話を日本テレビ系でカラー版の『鉄腕アトム(第2作)』が制作・放送された。
『鉄腕アトム (アニメ第2作)』の一場面

『鉄腕アトム (アニメ第2作)』の一場面

『鉄腕アトム (アニメ第2作)』は勿論、全編カラー版です。今MXテレビ(関東域)で『鉄腕アトム(1980)』として月~金まで放映されている(私はビデオ録画しているよ~ん!!)

ロボットには、感情移入がしずらいという意見があった!!

『鉄人28号』

『鉄人28号』

人口知能ではなく、人の操縦だったので悪人が操縦すると鉄人28号も悪さをします!!
『エイトマン』の一場面

『エイトマン』の一場面

エイトマンは新幹線より早く走れたのだ!!
初期のSFテレビアニメを見ると、『鉄腕アトム』の他に『鉄人28号』や『エイトマン』があるが、言ってみればこれは主人公が人間ではないため、感情移入があまりできなかったとする意見が私の周囲にはちらほらと存在する。ところが1965年になると、『スーパージェッター』、『宇宙パトロールホッパ』、『宇宙少年ソラン』、『宇宙エース』、そして『遊星少年パピイ』と、宇宙少年ものがつぎつぎと5つも登場することになる。
これらはまがりなりにも生身の少年(地球人ではないかもしれないが、少なくともロボットではなかった)が活躍する物語であり、この辺りから私のSFアニメ狂いが始まっていったように思える。

『スーパージェッター』とは??

『スーパージェッター』主題歌フルバージョン 1965~1966

白黒であった!!
『スーパージェッター』は、1965年1月7日から1966年1月20日までTBS系列局で放送されていたSFアニメである。全52話。放送時間は毎週木曜 18:00 - 18:30 (日本標準時)。
現在、正式な作品名は『未来からきた少年 スーパージェッター』とされており、その典拠は現存するオープニングフィルムのタイトル表示である。しかし、このオープニングには話数がかなり進んだ本編のカットも含まれていることから差し替えである可能性がある。
【あらすじ】
30世紀のタイムパトロール723号であるジェッターは、悪人ジャガーを追跡中にタイムマシン同士の衝突事故で20世紀に落下してしまう。
タイムマシン・流星号の時間航行機能の故障で20世紀に取り残されたジェッターは、国際科学捜査局の西郷長官の要請をうけて犯罪捜査へ協力することを決心する。

『宇宙パトロールホッパ』とは??

宇宙パトロールホッパ OP

まだまだ白黒であった!!
『宇宙パトロールホッパ』(うちゅうパトロールホッパ)は、1965年2月1日から同年11月29日までNET(現・テレビ朝日)系列局で放送されていた東映動画(現・東映アニメーション)製作のテレビアニメである。第32話からは『パトロール・ホッパ 宇宙っ子ジュン』(パトロール・ホッパ うちゅうっこジュン)と題して放送されていた。全44話。
【あらすじ】
武装地球人に襲われて重傷を負った少年・ジュンが、ホッパ星の科学力でサイボーグとなり、宇宙パトロール隊の一員となって宇宙や地球の平和を守るために戦う話である。当初はホッパ星を舞台に話が展開していたが、後に地球が舞台の中心となった。

『宇宙少年ソラン』とは??

アニソン 宇宙少年 ソラン OP

これも、白黒でした!!
『宇宙少年ソラン』(うちゅうしょうねんソラン)は、1965年5月4日から1967年3月28日までTBS系列局で放送されていたSFアニメである。TBS(東京放送)と日本テレビジョン映画部(TCJ、現・エイケン)の共同製作。本放送時には森永製菓の一社提供で放送。全96話。
【あらすじ】
反陽子爆弾の開発者である立花博士は、悪用されることを恐れ妻子とともに地球を脱出したが航行中に事故に遭遇した。せめて子供だけでもと考えた立花博士は子供をカプセルに入れて宇宙空間に漂流させた。地球の15倍の重力を持つソラン星の住人により救助された少年は「ソラン」と名付けられ、サイボーグ化され、生き別れの姉を探しながら、その驚異のパワーで悪と闘う。
宇宙リスのチャッピーを相棒にして地球に帰還したソランは、考古学者古月(ふるづき)博士・ミカ親子の家で暮らしながら、次々に起こる難事件に立ち向かう。超能力を持つ新人類ミューの一団、宇宙の悪魔ゴロナ、超電子頭脳ガイバー、ギャラなどとは、長く困難な戦いを続けた。
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