via www.amazon.co.jp
ギャンブル関連の品々
現場にあった別の盗難車から発見された、競馬専門誌やスポーツ紙、府中の東京競馬場近くの喫茶店のマッチ、平和島競艇のチラシなど。盗難車の持ち主に身に覚えがなかったことから、犯人の所持品と推測され、犯人はギャンブルが好きなのではないかという推理がなされました。また、さらに別の盗難車から女物のイヤリングが発見され、これもまた車の持ち主の身に覚えがないことから犯人の物と推測。犯人グループに女がいるのでは?といった推理がなされました。
via www.amazon.co.jp
まとめ
このように、犯人が犯行に使用した物や犯人像に繋がる遺留品が大量に残された「三億円事件」ですが、そのほとんどが大量生産された物であり、それ単独で犯人を特定するのが困難な物ばかりでした。これは2000年に発生した「世田谷一家殺害事件」でも同様の傾向があり、遺留品の多さが必ずしも犯人特定に結びつかないという、現代社会の抱えた課題となっています。将来発生するであろう事件では、「三億円事件」を教訓に遺留品の多さから捜査を楽観視せず、緻密な捜査をお願いしたいものです。
近年「犯人を名乗る人物」が暴露小説を執筆しました!!
おすすめの記事はこちら!
アルフィーの三億円事件を題材にしたシングル「府中捕物控」が発売中止処分を下されたのをご存知ですか? - Middle Edge(ミドルエッジ)

1974年のデビュー以来、現在も破竹の勢いで活躍している長寿グループ「アルフィー」。ミドルエッジ世代としては80年代前半の「メリーアン」「星空のディスタンス」などで有名ですが、そのブレイク以前に、発売中止を余儀なくされたシングルがあるのをご存知でしょうか?
本日12月10日、あの「三億円事件」から丸50年が経過!近年では「真犯人がSNSに文章を投稿」などの動きも!? - Middle Edge(ミドルエッジ)

1968年12月10日に東京・府中市で発生した「三億円事件」。劇場型犯罪でありながら「完全犯罪」でもあるというその特異性から、様々な小説・映画などの作品で取り上げられています。そんな三億円事件が、12月10日でついに発生から50年を迎えました。
元死刑囚・永山則夫が起こした「連続ピストル射殺事件」彼が獄中で執筆した作品とは? - Middle Edge(ミドルエッジ)

皆さんは元死刑囚・永山則夫の名前をご存知でしょうか?1968年10月から11月にかけて発生した連続ピストル射殺事件の犯人であり、東京拘置所に収監されている間、小説の執筆など幅広い創作活動を行い日本文学界に多大な影響を与えたことでも有名です。