1994年9月16日「セガ」からリリースされた
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』は、「ドラゴンスレイヤー」シリーズとしては6作目。「英雄伝説」シリーズとしては1作目にあたる。
ストーリー
イセルハーサのほぼ中央に位置する『ファーレーン王国』は、国土が狭いこともあって、貧しい国だったが、『心優しきアスエル王』の統治のもと、人々は平和な日々を過ごしていた。
ところがある晩、予告なしの異変が『首都ルディア』を襲った。モンスターが群をなし、城内に攻め込んできたのだ。兵士たちは必死に戦い、しばらくは混戦状態が続いた。夜が明ける頃、ようやくモンスターたちを追い払い、人々は歓喜するがファーレーンには深い悲しみが待っていた。混乱のさなかで、国王アスエルが、何者かに殺害されていたのである。
この時、『世継ぎのセリオス王子はわずか6歳。』
ただ1人、王の最後をみとったという『側近のアクダム』は、王に摂政を任せられたと言い、王子が16歳の誕生日に王位継承をするまで政務を行うと言うのである。
そしてセリオス王子は、王位継承の時まで『サースアイ島』の『エルアスタの町』で養育されることになった。
それから約10年の歳月が流れた。
冒険する舞台は"イセルハーサ"
PC-8801版の『解像度』640✖200
PC版経験者が、所見でメガドライブ版に"違和感"を感じるのがこの画面だと思います。
1994年頃では、まだ「PC」と「コンシューマ機」の『解像度』の差は歴然で、PCゲームの"きめ細かな"グラフィックのゲームと比べると、コンシューマ機の「ドット絵」は大きくてガタガタした印象を感じてしまいます。
キャラクターサイズが大きい。これはPC98版の640×400ドットのキャラクターパーツを320×200のメガドライブにそのまま持ち込んだので単純に縦横それぞれ倍の大きさで表示される為
「ドット絵」とは、コンピュータ画面上における出力最小単位の小さなマス目に色を置き、それを並べ合わせて表現した絵であり、昔のコンピュータの限られた解像度や使用色数、データサイズなど制約の中で、出来る限りの映像表現をするために生まれ、発展した、コンピューターグラフィックスの技法のひとつである。
登場人物(キャラクター紹介)
『セリオス王子』
物語の主人公で、ファーレーン王国の王子。父である国王アスエルの死後、約10年間エルアスタの町で養育されることになる。王位継承を行える16歳の誕 生日まで、あと2ヶ月というところから、王子の物語が始まる。
父親を亡き者にした、アクダムを討伐することはできるのか・・・。
『ディーナ姫』
ソルディス王国の王女であり、セリオス王子の許嫁でもある(※セリオス王子は、物語中盤までディーナ姫が許嫁である事を知らない)
ゲーム中は散々な扱いの彼女。人質になったり、砂漠に捨てられたり、奴隷商人に売り飛ばされたり・・・。
『リュナン』
牢屋に捕われた、セリオス王子を助けた旅の修道士。アクダムを討伐し、城の奪回を計画するレジスタンスに参加している。
ラヌーラ王国の第3王子であることが、後に発覚する。本名はエリオン(エリオン王子)
『ゲイル』
鉱山で強制労働をさせられていたが、セリオス達に解放され仲間に加わることになる。
彼にも秘密があり、実は、大盗賊ゲイルの孫で、その3代目(ゲイル3世)
盗賊家業を継ぐのが嫌で、家を飛び出していた。
『ソニア』
セリオス王子の養育係"ライアスじい"の兄弟で、兄アロン(レジスタンスのリーダー)の孫娘。
初対面のときは名前が伏せられており、気の強そうな女となっている。
プレイヤーの間では、ディーナ姫と人気を二分するほどのキャラクターの彼女。
『アクダム』
ファーレーン王国の国王アスエルに側近として仕えていたが、暗殺を企て国王を暗殺した張本人。その後、自らをファーレーン王国の摂政とし、幼いセリオス王子を養育という名目で島流しさせ、事実上、国の実権を10年に渡り握っていた策略家。
名前からして悪役そのもの。
『ドラゴンスレイヤー』
『ザナドゥ』
『ロマンシア』
『ドラゴンスレイヤーⅣ ドラスレファミリー』
『ソーサリアン』
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説・Ⅱ』
◆「英雄伝説」シリーズ◆
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』
『ドラゴンスレイヤー英雄伝説Ⅱ』
『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』
『英雄伝説Ⅳ 朱紅い雫』
『英雄伝説Ⅴ 海の檻歌』
『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡FC』
『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡SC』
『英雄伝説Ⅵ 空の軌跡 the 3rd』
『英雄伝説Ⅶ 零の軌跡』
『英雄伝説Ⅶ 碧の軌跡』
『英雄伝説Ⅷ 閃の軌跡』
『英雄伝説Ⅷ 閃の軌跡Ⅱ』