紙をくれ
少女が学校のトイレに入ると個室から「かみをくれ」と言われます。トイレットペーパーを投げ入れるとまた「かみをくれ」。もう一度投げても「かみをくれ」少女は「もうないよ」と個室を開けてみるとそこには誰もおらず、すると便器から手が伸びてきて「この紙じゃない、お前の髪だ!」
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こちらは1977年刊行の「怪談のいたずら」という本に載っていた話が原型だと言われています。また、声の正体は紫ババアという説もあります。
赤い紙、青い紙
個室でトイレットペーパーがないことに気づいて困っていた生徒。すると「赤い紙が欲しいか、青い紙が欲しいか」という声がします。赤い紙と答えると血まみれになって殺され、青い紙を選ぶと血を抜かれ青ざめて死んでしまいます。
こちらは1930年代から始まり長く語り継がれている怪談です。黄色い紙が加わる場合もあり、それを選ぶと狂気の国に連れて行かれます。
赤い恐怖・チャンチャンコと赤マント
赤いチャンチャンコ
トイレに入っているとどこからともなく「赤いチャンチャンコはいらんかね」という声がします。「はい」と答えると上からたくさんのナイフが落ちてきて血まみれで死んでしまいます。その姿は赤いチャンチャンコを着ているように見えるそうです。
派生バージョン
赤いチャンチャンコと赤マントは「地獄先生ぬ~べ~」の画像です。昭和初期からあるこの話は漫画に使われるほど定着したものです。
元祖トイレの妖怪・がんばり入道
さいごに
子供の頃は学校のトイレや夜のトイレが不気味なものでしたね。そんなトイレの怪談をまとめました。知っている怪談はありましたでしょうか。
参考文献はこちら
怖ーいハズのトイレの花子さんが人助け!?花子さんを”いい者キャラ”に変えたアニメ『学校のコワイうわさ 花子さんが来た!!』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
昔も今も変わらずにどこの学校にも出没する(?)トイレの花子さん。ところがこわいこわい花子さんがこのアニメを期にガラッとキャラ変更!素朴でシュールなタッチの絵、花子さんの淡々とした語り口調は怖さもありつつどこか愛らしく、伊武雅刀さんの重厚感のあるナレーションが怖さを誘います。子供達だけでなく元子供の大人も一緒に楽しめます!