90年代ミニバン・ブームで愛された!!TOYOTAエスティマがモデル廃止へ!!
2018年12月17日 更新

90年代ミニバン・ブームで愛された!!TOYOTAエスティマがモデル廃止へ!!

1990年から生産された大型ミニバンTOYOTAエスティマ、ミニバンブームで愛され一部の愛好家にはこの車を何台も乗り継ぐという方もいたほどの人気車のエスティマが来年で廃止になるとか・・・

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冒頭

3代目アエラス(2012年改良型)

3代目アエラス(2012年改良型)

2018年12月12月6日衝撃的なニュースが入って来ました。
エスティマは2019年12月にモデル廃止!!になるようです。

その前に愛され続けたトヨタ・エスティマに関する情報を書いてみたいと思います。

トヨタ・エスティマ(初代)

前期型

前期型

1989年に幕張メッセで初開催された第28回東京モーターショーにコンセプトモデルとして出展。「動くカットモデル」の展示は大きな話題となった。それから約半年後の1990年5月12日に市販化。
初代は、トヨタ自ら「天才タマゴ」というキャッチコピーを用い、印象的な丸みを帯びた外観を強調するプロモーションを行い、現在も日本のミニバン市場を代表する車種。

最初は

中期型

中期型

発売当時はモノグレード体系・7人乗りの1種類のみで、駆動方式はミッドシップと四輪駆動。サスペンションも前がストラット式サスペンション、後がダブルウィッシュボーン式サスペンションの4輪独立懸架を採用。
搭載されたエンジンも2TZ-FE型・直列4気筒2438cc(135馬力)の1種類であった。

ミニバンブームの火付け役!?

ホンダ(HO)  オデッセイ 2.2 S  (E-RA...

ホンダ(HO) オデッセイ 2.2 S (E-RA1) ミニバン

【画像提供:カーセンサーnet】
賛否両論の声があると思います、
ミニバンブームの火付け役は1994年に初代モデルが発売されホンダ・オデッセイじゃないかと言う方もいれば、90年に初代が発売されたトヨタ・エスティマの方が先に発売されているからエスティマだ。と言う方。
確かに90年~94年始めオデッセイが発売される前は街中エスティマをよく目にしました。
ただエスティマが出た時は、まだミニバンブームがきていなかった。と言う意見も。
また94年にオデッセイが発売になると街中でエスティマよりオデッセイを見かける方が多くなったのも事実です。

う~ん、どちらの車種も熱狂的なファンがいるので、どっちとも言えませんが、両車とも人気があったのは間違いありません。
後期型

後期型

マイキーの愛車

マイキー エスティマ

マイキー エスティマ

漫画「ジゴロ次五郎」のマイキーこと松木浩美(まつき ひろみ)の愛車はエスティマのマニュアルミッション車。
ドリフトには不向きなはずのエスティマをハチロクのように振り回す。

エスティマ何故フルモデルチェンジしない?

初代エスティマ(前期型・リア)

初代エスティマ(前期型・リア)

普通というか各社共通して4~5年ごとにフルモデルチェンジを行い、その2年後にマイナーチェンジする車が多い中、エスティマは初代が9年(1990年 ~2000年)。
2代目で5年(2000年 ~ 2006年)。
3代目の現行モデルで12年(2006年 ~ )。
確かに長いですね。
開発者のコメントを見ると。
「フルモデルチェンジの周期が延びたり、マイナーチェンジが増える一番の理由は、今後の需要動向が不透明だからです。国内市場は今以上に少子高齢化が進み、クルマの需要は減る傾向にあります。そうなるとすべての車種をフルモデルチェンジしても、順調に売れるとは限りません。そこでマイナーチェンジを行います。ただし可能な限りの改良を行い、商品力を相応に進化させることは可能です」
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  • ライモン 2022/3/10 04:43

    エスティマもオデッセイも車内空間を広く取ってウォークスルー、足で歩いて移動しやすいように考えた設計でした。エスティマはエンジンをミッドシップ&75度傾けて置いてフラットな車内空間を取り、オデッセイも新幹線の車内のような座席設計でサイドブレーキとかも邪魔しないように配置されている点も見逃せません。こうしたミニバンの元祖的な存在が消えてしまうのは時代の流れなのでしょうか。

    I.O 2019/11/25 00:41

    トヨタの人気ミニバン・エスティマがマークXとともに今年いっぱいで終了する事が決まりました。ここ数年はアルファード/ヴェルファイアやノア/ヴォクシー兄弟の影に隠れたのが要因だそうです。エスティマは平成1発目の東京モーターショーで参考出品され、モーターショー終了から半年後にエスティマは登場し、話題となりましたが最初は苦戦を強いられ、その約2年後にエスティマの5ナンバーベース仕様・エミーナ/ルシーダが登場しこれが大ヒットに繋がり、時代はキャブワゴン(当時人気のハイエースは別)からミニバンへと変わります。その後、別の車両メーカーからもエスティマの様なミニバンが登場し、マイカーもセダンからミニバンへと変わる事になります。トヨタを代表するミニバン・エスティマの終了まで残り僅かです。

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