格闘ゲームの元祖!パソコン用ゲームをベースにした「カラテカ」のここがすごい!
2017年1月23日 更新

格闘ゲームの元祖!パソコン用ゲームをベースにした「カラテカ」のここがすごい!

攻略不可能な罠や意味不明の攻撃等もあり、当時はくそゲーとして評価された「カラテカ」ですが、今見返してみるとそれなりに完成度も高く楽しめるゲームであったのではないかと思います。バグ(らしきもの)や理不尽なシステムを、「まあそんなものか」で流せる時代だったからこそこのゲームは一層輝いているのかもしれません。そんな懐かしいファミコンゲーム「カラテカ」を振り返ってみましょう。

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反撃開始!

反撃開始!

そしてあっという間に倒れる悪の組織の構成員!
そして次のステージへ

そして次のステージへ

敵を倒し、颯爽と次のステージへと向かう主人公。

ていうか体力ゲージ!??
こうすることで、中盤のステージまでは無敵状態で進むことができるようになるのです。

しかし、中盤のステージにはこれまたとんでもない仕掛けが!?

必ず倒される仕掛け。その名もギロチン!

このゲームを最後までクリアできなかった人は多いと言われています。
その理由の一つに、このギロチンと呼ばれる仕掛けの存在があります。

文字通り、主人公が通り抜けようとすると上から柵が落ちてきてつぶされるようになっています。
こちらのどんな攻撃も通用しませんし、通ると必ず仕掛けが発動します。


・・・どないせーちゅうねん!
これが問題の柵

これが問題の柵

通れば必ず発動して死んでしまいます。
避ける方法はありません!!

通過する方法はただひとつ

これが問題の鉄柵。
下を潜ろうとすると柵が落ちてきてカラテカは即死してしまう。
ここがどうしてもクリアできずに投げ出してしまったプレイヤーも多いことだろう。

カラテカがクソゲーと呼ばれる原因のひとつがこの鉄柵だと言っても過言ではない。

それでは、ここでちょっとマジメに鉄柵の攻略を。
摺り足で慎重に左の写真の位置まで移動する。(左足で柵の影を踏んでいる状態)

そこから←キーをチョンと押し、左の写真の位置に移動する。(壁の模様を目安にしてください)

そして↑キーを押して移動姿勢をとる。
そこから走り出すと、柵はカラテカの目前で落下する。

柵はまたゆっくり上がりだすので、そのスキに走り抜けてクリア!

さぁキミも鉄柵を突破して友達に差をつけよう!(笑)
この方法は当時の子供たちには思いつかなかったでしょうね。
ここでギブアップすることがあまりにも多く、この柵が様々なネタに使われたりしました。

そしてこの後に続くもう一つの難関ポイント、というか、意味の分からないポイントがあります。

「礼に始まり礼に終わる」はどこいった!!??(笑)

いよいよ物語は最終ステージへ。
恋人が捕らえられた部屋では、悪の組織の親分が待ち受けています。

いざ突入!!
いざ最終ステージへ!

いざ最終ステージへ!

ボスのいる部屋へ入ります。
待ってろ愛しの恋人よ!
礼は!!???

礼は!!???

入った途端、一方的に相手の攻撃を受けます!

これまでの戦いでは敵といえども必ず礼をし、お互い敬意を払ってきたにも関わらず
ここでそんな仕打ちに合うとは!!

そしてエンディングへ

ボスはそれなりにタフです。かなり長い戦いになりますが、勝てない相手ではありません。
なんとか勝利し、捕らえられた恋人の救出に成功しました!
感動のエンディング

感動のエンディング

I LOVE YOU がいいですねー。
愛と勇気で男を証明できたようです。

とまあ、いろいろ突っ込みどころはありますが

格闘ゲームとしての一定の爽快感やクリア後の達成感というのはある程度満たしている良ゲームではないかと思います。
攻撃のあたり判定や、間合いに入っていないのにやたらめったら攻撃を繰り出す敵の構成員等、他にも突っ込みどころはたくさんありますが、総じて楽しめるゲームだったではないでしょうか。
バグもまたこの頃のゲームとしては笑い飛ばせるレベルの物ですし、許容範囲です。

何よりも、現在世の中にあふれる格闘ゲームの基礎となるような画面構成やシステムなどは、このゲームの素晴らしさを物語っています。
ファミコン初期の単純明快な格闘ゲーム「カラテカ」、なんだかもう一度プレイしたくなってきました。

カラテカ(FC) クリア動画 - YouTube

言わずと知れた伝説のクソゲーの・・・い いやいや、格闘アクションゲームの名作、カラテカのクリア動画です^^; 非常にとっつきにくいですww そのとっつきにくさ故に酷評されているゲームです・・・^^; しかし、一旦慣れてしまえばこっちのもの、結構面白いゲームなんですよ、実はww お礼をしたりキャラの名前がアレだった...
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