2017年8月12日 更新

【1950年代~】日本のTVで見れたアメリカンな西部劇いろいろ

日本では、1953年からテレビの商業本放送が始まったが、そんなテレビ黎明期にはアメリカ製の色々なテレビ番組を吹替て放送していた。そんなアメリカ製のテレビ番組の中で人気が高かったものの中に、西部劇の部類に属するものがかなりあったと記憶している。さて、あなたは何を思い出すでしょうか?

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まずは、西部劇をご存知ない方々の為におさらいをしましょう!!

映画『駅馬車』の一場面

映画『駅馬車』の一場面

西部劇と言えば、騎兵隊に幌馬車が出る場面が定番だったんですよね!!
アメリカの南北戦争後、19世紀後半のアメリカ西部を舞台に、開拓者魂を持つ白人を主人公に無法者や先住民と対決するという物語が、白人がフロンティアを開拓したという開拓者精神と合致し、大きな人気を得て、20世紀前半のアメリカ映画やTVの興隆とともに1つのジャンルとして形成された。つまりアメリカの西部開拓期における人々の苦闘や,そこで起きた事件などを題材とした映画、テレビドラマなどを"西部劇”、又は、"ウェスタン”という。
西部劇は映画やTVとともに歴史を歩んできた。そして西部劇はハリウッドが築き上げた独自のジャンルであり、西部開拓の歴史を持つアメリカだからこそ生まれたとも言える。
厳しい自然の中で多くの困難と闘いながら逞しく生きてきた開拓者の物語は、アメリカ人の誇りであり、フロンティア精神と夢を含み、アメリカンドリームそのものであった。アメリカ西部の大自然を背景に開拓者魂(フロティア精神)を詩情豊かに描く西部劇は多くの人々を魅了し、西部開拓時代へのノスタルジーを掻き立てられるものだった。それは19世紀後半の西部開拓時代での開拓者精神を称え、アメリカを発展させたものとして賛美するものであった。
こうした西部劇の基本は強く勇敢なヒーローの存在であり、そのヒーローを演じる俳優は西部劇スターとなった。
当然のことではあるが、私などの世代は当時の映画やテレビの西部劇に夢中だったし、憧れの存在であった。

For a Few Dollars More(夕陽のガンマン)-Ennio Morricone

これはアメリカの西部劇が衰退の一途を辿っていた頃に、イタリアで西部劇が製作されたので、”マカロニ・ウェスタン”と呼ばれたものですが、日本では非常に人気がありました。

最新の映画版は大コケだった『ローン・レンジャー』!!

『ローン・レンジャー』の一場面

『ローン・レンジャー』の一場面

『ローン・レンジャー』(The Lone Ranger)は、ジョージ・W・トレンドル(George W. Trendle)、フラン・ストライカー(Fran Striker)原作の、西部劇を題材としたラジオドラマ。またそこから派生したコミック作品、テレビドラマ、劇場映画作品。
2013年にジョニー・デップ主演の最新版映画がありましたが、トントのあまりの変貌ぶりに幻滅してしまった。
1933年にラジオドラマが放送されて以来、アメリカン・コミックス化、テレビドラマ化(1949年-1958年、全221話)、映画化(1956年・1958年・1981年・2013年)もされた。米国においてはラジオのオリジナル版が抜群の知名度を誇っており、テレビ化された後も並行してラジオ版が製作され続けた。ラジオ版の終了は1954年で総エピソードは全2,956話におよび、その後も1960年頃まで再放送されていた。後述の名台詞も起源は全てラジオ版である。なお、ラジオ版はほぼ全てのエピソードが良い状態で保存されている。
日本ではテレビドラマ版が1958年からテレビ放映され、黒い仮面をつけた主人公が白馬にまたがった姿が、アメリカ版『鞍馬天狗』として親しまれた。ネット系列はKRT系列(1958年)→フジテレビ系列(1959年~1963年)。

The Lone Ranger 1949 - 1957 Opening and Closing Theme

これは番組のオープニングとエンディングですが、私はこれが ウィリアムテル序曲の一部分であることを全然分からなくて、中学2年になって初めて知った時に思わず「ローンレンジャー!!ハイヨー、シルバー!!ヒーハー!!!」と叫んでしまい、周りから大ひんしゅくを買ってしまいました!!。今でもこの曲を聴くと、ローンレンジャーが白馬に跨り、全速力で疾走する場面が頭を過ぎります。

後に”マカロニ・ウェスタン”で爆発的に人気者になったクリント・イーストウッドの出世作『ローハイド』!!

『ローハイド』の共演者たち

『ローハイド』の共演者たち

『ローハイド』(Rawhide)は、1959年から1965年にかけて米CBSで制作・放送されたドラマ(テレビ映画、西部劇)である。日本では、同時期の1959年から1965年まで、NET(現テレビ朝日)系で放送された。番組の始まりと終わりには、映画解説者の淀川長治(故人)が出てきてゲスト出演者の横顔・経歴など紹介や見どころなどを解説していた。
南北戦争後の1870年代のアメリカ西部を舞台に、テキサス州のサンアントニオからミズーリ州のセデリア(セダリア)まで約3000頭の牛を運ぶカウボーイ達の長い道中ロングドライブで起こる様々な出来事や事件を描いていて、普通の西部劇とはちょっと趣きが違っていた。主演は隊長ギル・フェイバー (エリック・フレミング)、副隊長(劇中では「補佐役」と表現されていた)のロディ・イェーツ(クリント・イーストウッド) で、これに斥候ピート・ノーラン(シェブ・ウーリー) 、料理人ウィッシュボン(ポール・ブラインガー)らが絡んで一話完結方式で毎回展開された。

英語の"Rawhide" は、「ロウ(raw、生の)」+「ハイド(hide、皮)」、つまり「生皮(きかわ)」「生皮の鞭」「生皮の鞭で打つ」などを意味するが、そこから派生してカウボーイ達のズボンの上から着用する革製のズボンカバーのことを指す言葉でもあった。

R A W H I D E Opening Theme

ローハイドの主題歌では歌の合間に牛を追う掛け声と鞭音が鳴り響くのがとても印象に残っている。
子供の頃はよく、ベルトで机を叩いて真似ていました!!。

マックィーンは、実はこの『拳銃無宿』という西部劇が出世作だった!!

 (1903280)

ウィンチェスター92の銃身を短く切ったソードオフガン(通称ランダル銃)を持ったスティーブ・マックィーンはとてもカッコよかった。マックィーンは、この作品でアメリカはもとより日本でも大人気となった。
この『拳銃無宿』でマックィーン演じる主人公はちょっとアウトローな“賞金稼ぎであった。“賞金稼ぎというのは、元来、負け犬のようなものだ。保安官、悪人、町の住人たち、すべての人間が彼の反対側にいる。逃亡犯人を追いつめ、捕まえるか殺すかして賞金を受けとって暮らしていくという生き方を、みんなが白い目で見ているのである。しかし、マックィーンは賞金稼ぎという商売を十分やっていけそうなタフな外観をそなえている一方で、そのタフさの背後に少年のような魅力を秘めていて、傷つきやすさというか憂いを持って、視聴者が悪人を敵にまわす彼に肩入れしたくなるような演技はまさに完璧であった。
『拳銃無宿』(けんじゅうむしゅく、英語: Wanted Dead or Alive)は、1958年9月6日から1961年3月29日までアメリカのCBSで放送されていたテレビドラマである。“賞金稼ぎ”の主人公ジョッシュ・ランダルが、賞金首を追うさなかにさまざまな事件に遭遇する模様を描いた西部劇である。原題の "Wanted Dead or Alive" とは「お尋ね者、生死を問わず」の意味で、懸賞金を掛けられた賞金首の手配書の見出しに使われていた言葉である。

Wanted Dead Or Alive

ランダルカスタムはレバーアクションライフルの銃床を切り詰め、ソード・オフ(銃身切断)改造を施した上、ループレバー(手を入れる部分を大きく広げた可動用心鉄。ジョン・ウェインが『駅馬車』や『勇気ある追跡』やその他の作品で使用したウェイン特製のM92カービンでも見ることができる)を取り付けた改造銃である。銃身と共に管状弾倉も短縮化されてしまっているので装弾数はオリジナルより劣るが、最大装填数が何発なのかは不明である。
ループレバーを取り付けると、ランダル銃自体をクルリと一回転させることにより片手装填できるようになり、腰に吊したホルスターから拳銃のように抜き撃ち可能となるアクションから人気を呼んだ。日本では主人公の名を取って「ランダルカスタム」または「ランダル銃」と呼ばれ、放送から50年近くたった後でもモデルガンやエアソフトガンが発表されている。

アメリカでは西部劇ドラマ最長ロングランを記録した『ガンスモーク』

『ガンスモーク』の出演者たち

『ガンスモーク』の出演者たち

1880年代のカンザス州ドッジ・シティ。町の保安官マット・ディロン、酒場の女主人キティ・ラッセルほか、マットの助手、温厚な医師などの登場人物が、法と秩序のために協力し悪と闘うドラマティックな西部劇。
『ガンスモーク』(原題:Gunsmoke)は、1955年のアメリカ・CBS制作のテレビドラマ。
1955年から1975年まで実に20年間にわたって放送され、西部劇ドラマ最長ロングランを記録した。全20シーズン、635回。当初は30分の放送だったが、1961年から60分の放送となった。プライムタイム・エミー賞に7回ノミネートされ、3回受賞するなど、高い評価を受けた。
日本では、フジテレビで1959年3月から1963年11月までモノクロで放送、当初は30分番組だったが1962年4月からは1時間番組に拡大されるも、1963年4月から再び30分番組に戻された。また1969年10月から1970年6月まで同局の日曜昼にカラー版が放送された。

Gunsmoke 1955 - 1975 Opening and Closing Theme

アメリカでは、1955年から75年まで、実に20年間にわたって放送され、TVウェスタン最長ロングランを記録した記念碑的作品。数多くのエミー賞を受賞し、大人の鑑賞に耐えうる“アダルト・ウェスタン”と絶賛された。

主演の一人、ロバート・フラーの人気がハンパなかった『ララミー牧場』!!

『ララミー牧場』の出演者たち

『ララミー牧場』の出演者たち

西部劇ブームはロバート・フラーが来日した1961年をピークに、以後急激に衰退していく。ロバート・フラーなんて、今では忘れられた存在だけど、当時の人気はもの凄く、2千人のファンが羽田空港に押しかけたそうです。今でもだれかさんが来日すると、この手の放送がちょこちょこあるようだが・・・。このロバート・フラーが主演していたのが『ララミー牧場』だった。
『ララミー牧場』(LARAMIE)は、1959年から1963年にかけてアメリカのNBCで放送されたテレビ映画の西部劇。60年代前半のテレビ西部劇の黄金期にローハイドと並んでもっとも視聴率が高かった番組であった。主演はジョン・スミス とロバート・フラー。

アメリカで南北戦争が終焉を迎えた1860年代後半、ワイオミング州ララミー市の郊外にあるシャーマン牧場は、父親をならず者に殺されたスリム・シャーマン(ジョン・スミス)とアンディ・シャーマン(ロバート・クロフォード・Jr)の兄弟が経営して、牧場を残すための資金稼ぎに、駅馬車中継所を営みながら暮らしていた。そこへある日、ジェス・ハーパー(ロバート・フラー)と名乗る一匹狼のガンマンが流れ着き、牧場を襲ったギャングを見事なガンさばきで倒したことから、牧場の一員として受け入れられることになる。彼もまた、自分の父を殺され放浪の旅に出た孤独な男であった。そしてこの3人と父親と親しかったウイリー(ホーギー・カーマイケル)の4人が、牧場を守りながら大陸横断郵便の要である駅馬車中継所を柱に、雄大な西部を背景として、そこで起こる様々な事件や出来事に立ち向かっていく物語である。

Laramie

一話完結方式で全124話。日本では、1960年6月30日から1963年7月18日まで、毎週木曜日夜8時からNETテレビ(現テレビ朝日)系で放送された。この放送の中にはロバート・フラーの来日時のスタジオでの特別番組(司会は淀川長治)や、ロバート・フラーの父母を交えての「ララミー牧場大会」のイベントも含まれていた。
第1シーズンは弟アンディとウイリー爺やを入れて4人がレギュラーであったが、第2シーズンはアンディが東部の大学に入ることで出演がなく、ウイリーも降板してスリムとジェスの2人となり、第3シーズンから孤児のマイク少年(デニス・ホームズ)とデイジーおばさん(スプリング・バイトン)が加わり、第4シーズンもそのまま4人のレギュラー出演であった。
そして1963年7月の最終回では、124話の初回でジェスがララミー牧場にやって来た最初のエピソードを放送して放送終了となった。

日本では題名が『カートライト兄弟』の方が名が通っている『ボナンザ』

『ボナンザ』の出演者たち

『ボナンザ』の出演者たち

『ボナンザ』と言えば、”コンピュータ将棋ソフト”を思い浮かべる方が多い今日この頃ですが、私たちの世代では、西部劇の題名で1880年代のネバダの森林地帯ポンデローサで牧場を営むカートライト一家の物語を示す。ボナンザとは、金や銀などの鉱石が豊かに埋蔵された地帯のことを言うそうだ。鉱山ブームでできあがった町は、流れ者によってしめられていた。一攫千金を狙う山師や前科者、法に追われる無法者たちである。さらに、酒やギャンブルで金を稼ぐ町のボス、鉱山開発のためならどんな悪どい手段でも使う鉱山業者たちが、平和で美しい森林地帯を狙っているのだ。鉱山において一番必要としているのが、坑道の支柱をはじめ、いろいろな用途に使う材木で、ポンデローサの森林はまさに金の成る木だった。欲にまかせた乱開発は、水源を荒らし、豊かな土地を不毛の地に変えてしまう。
『ボナンザ』は、自然を愛するカートライト一家の父と三人の息子たちが、善良な開拓民を助け、森林を守るために一致協力してさまざまな無法と戦うホームドラマ風西部劇だった。
『ボナンザ』 (Bonanza) は、1959年に制作されたアメリカ合衆国のテレビドラマ。ホームドラマ型の西部劇とされる。ローン・グリーン(en:Lorne Greene)、マイケル・ランドン、ダン・ブロッカー(en:Dan Blocker)、パーネル・ロバーツ(en:Pernell Roberts)主演。
1880年代のニューメキシコ州ノースフォークにある小さな農場を経営するルーカス・マケイン(チャック・コナーズ)と息子のマーク(ジョニー・クロフォード)が主人公。1人息子のマークを育てる父親のルーカスは、妻に先立たれた男だが、無類のライフル銃の名人である。彼が無法者の悪や暴力と闘いつつ真摯に生きていく姿を強い父子の絆とともに描いている。番組冒頭のライフル連射のタイトルから、愛用のライフル銃をまるで拳銃のようにクルクル回して連続射撃の腕を見せる場面は、多くの西部劇ファンを魅了した。
米国では1959年に制作され、同年9月12日から1973年1月16日までNBCで放送された。米国ニールセンによる視聴率調査で、1965年から1967年まで、同国の年間視聴率第1位の番組となっている。
日本では、まず1960年(昭和35年)7月4日から1962年(昭和37年)4月30日まで日本テレビとその系列局で表題通りのタイトルで放送。放送時間は毎週月曜 19:00 - 20:00 (日本標準時)。
後に『カートライト兄弟』と改題され、1962年10月から1965年4月まで同じく日本テレビ系列局で放送された。

Bonanza - Intro

『ボナンザ』の魅力は、四人の個性が全く違うこと。三人の妻に先立たれた父親のベン(ローン・グリーン)は、開拓者魂を失わない強い意志と決断の男。長男のアダム(パーネル・ロバーツ)は、常に冷静で拳銃の名手。次男のホス(ダン・ブロッカー)は、気の優しい大男で力持ち。三男のジョー(マイケル・ランドン)は、陽気な二枚目で左きき。これだけ性格が違うのは、母親が三人とも違うからだ。三回も結婚できるなんて羨ましい限りだ!!。

ワイアット・アープも真っ青になる『ライフルマン』の早射ち

『ライフルマン』の主人公ルーカス・マケイン(チャック・...

『ライフルマン』の主人公ルーカス・マケイン(チャック・コナーズ)と息子のマーク(ジョニー・クロフォード)

『ライフルマン』の魅力は、ライフルの早射ちに加えて、父と子の愛情の深さが大きな要素になってることだ。私も含めて、当時の少年たちはライフルマンのようなお父さんがいたら、どんなにいいか、男の子だったら誰もが思ったものだ。
主演のチャック・コナーズはブルックリン・ドジャース(ドジャースがロサンゼルスに移る前は、ニューヨークのブルックリンが本拠地だった)で活躍した大リーガーだった。2メートル近い大男で、顔はお世辞にも二枚目とはいえない。一見コワもてな顔をしてるが、接してみると心は温かく、いいお父さんで親しみを感じさせたそうだ。
『ライフルマン』(原題The Rifleman)は、アメリカのテレビ西部劇。モノクロでフォスター・プロ(Four Star Television)が製作。チャック・コナーズが主演した。
1880年代のニューメキシコ州ノースフォークにある小さな農場を経営するルーカス・マケイン(チャック・コナーズ)と息子のマーク(ジョニー・クロフォード)が主人公。1人息子のマークを育てる父親のルーカスは、妻に先立たれた男だが、無類のライフル銃の名人である。彼が無法者の悪や暴力と闘いつつ真摯に生きていく姿を強い父子の絆とともに描いている。番組冒頭のライフル連射のタイトルから、愛用のライフル銃をまるで拳銃のようにクルクル回して連続射撃の腕を見せる場面は、多くの西部劇ファンを魅了した。
1958年9月30日から1963年4月8日まで米ABCで全168話が放送され、日本では1960年11月30日から1963年12月4日まで、TBS系列で毎週水曜19時30分 - 20時00分に156話放送された。

The Rifleman Intro - Outro (1955)

オープニングのライフルの連射に度肝を抜かれた人が非常に多かった。映画やテレビで他の俳優たちがライフル連射をしていた記憶がありますが、たぶん一番早かったと思う。
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