80年代に入っても「さっぽろ雪まつり」のテーマソングになった「好きですサッポロ」が大ヒット!しかし、人気はあったのですが1985年に惜しまれながら解散します。
が、しかし話はここで終わらず、1987年にソロデビューしていた菅野ゆたかは、なんと2002年に敏いとうとハッピー&ブルーの森本英世、秋庭豊とアローナイツの木下あきらとともに「ハッピー・サザンアロー」を結成したんですね。ネーミングいいです。スーパー・ムード歌謡グループというわけです。感涙、ファンのおばさま達は感動で泣き崩れたことでしょう。
が、しかし話はここで終わらず、1987年にソロデビューしていた菅野ゆたかは、なんと2002年に敏いとうとハッピー&ブルーの森本英世、秋庭豊とアローナイツの木下あきらとともに「ハッピー・サザンアロー」を結成したんですね。ネーミングいいです。スーパー・ムード歌謡グループというわけです。感涙、ファンのおばさま達は感動で泣き崩れたことでしょう。
1975年デビュー 秋庭豊とアローナイツ
ファン以外には余り知られていないと思うのですが、秋庭豊とアローナイツは実はかなり骨のある男たちなのです。メンバーは北海道出身で炭坑夫として働きながら音楽活動をしていたという経歴もさることながら、デビュー曲にして代表曲となった「中の島ブルース」は実は自主制作盤だったのです。今でいうところのインディーズですね。
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これが全国的なヒットとなったとのですから大したものです。1973年のことです。それから2年後に「中の島ブルース」はメジャーからも発売されていますが、歌詞が異なっています。ファンの方は要チェックですね。いや、ファンお方は既にご存知か!
中の島ブルース
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因みに歌詞に大阪・長崎が出てくるこの動画はメジャーバージョンです。インデーズバージョンは札幌を舞台としたものになっています。
ロス・インディオス&シルヴィア
ロス・インディオスは、1962年に結成され60年代には既に「コモエスタ赤坂」「知りすぎたのね」などをヒットさせていました。では、なぜ70年代を代表するムード歌謡グループとして取り上げたかといいますと、1979年以降今日までロス・インディオスは女性ボーカリストを加えるんですね。
そうです。1979年、ロス・インディオス&シルヴィアとしてプチ・リニューアルし「別れても好きな人」を発売したのです。
そうです。1979年、ロス・インディオス&シルヴィアとしてプチ・リニューアルし「別れても好きな人」を発売したのです。
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「別れても好きな人」の何が凄かったかといえば、曲はもちろん大ヒットしたのですが、何よりもデュエットブームを巻き起こしたという点です。
おばさま方はオジサマとデュエット出来るということで舞い上がり、オジサマ方は若いオネエチャンと一緒に歌えるということで燃えたのでした。
おばさま方はオジサマとデュエット出来るということで舞い上がり、オジサマ方は若いオネエチャンと一緒に歌えるということで燃えたのでした。
ロス・インディオス&シルヴィア 別れても好きな人 / LOS INDIOS&Silvia Wakaretemo Sukina Hito
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ムード歌謡の確固たる地位を築いたデュエットソング。そのひな形とも言える曲ですね。
いつの時代も同じような曲調、テーマといった印象を持たれがちなムード歌謡ではありますが、時代と共に変化しているのです。だからこそナイトクラブは廃れても、ムード歌謡グループは愛され続けているというわけです。
いつの時代も同じような曲調、テーマといった印象を持たれがちなムード歌謡ではありますが、時代と共に変化しているのです。だからこそナイトクラブは廃れても、ムード歌謡グループは愛され続けているというわけです。