30周年を迎えた桃鉄!20周年の際にはニンテンドーDS向け作品が発売されていました!
1988年の発売以来、数多くのゲームファンを魅了し続けている桃太郎電鉄シリーズ。今年で第1作の発売から30周年を迎えます。そんな桃鉄ですが、20周年を迎えた2008年にはニンテンドーDS向けの作品「桃太郎電鉄20周年」が登場しました。
こちらが「桃太郎電鉄20周年」です。
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この「桃太郎電鉄20周年」ではシリーズ初のオンライン対戦モードが搭載され、最大プレイ人数、年数、駅の数が増加。また「物件飛びカード」「起死回生カード」といった新カードも登場し、どんでん返しの要素が加わるなど、ファンには嬉しい改良が加えられました。
若槻千夏 : DS・桃太郎電鉄20周年 (200812)
こちらは当時のCM。前作までの陣内智則と若槻千夏に加えて、新たにはるな愛も登場しました。
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RPG「桃太郎伝説」のパロディだった、シリーズ第1作目の『桃太郎電鉄』
実は桃太郎“電鉄”は、元々RPG・桃太郎“伝説”のパロディとして製作されたものです。桃太郎伝説は、1987年にはファミコン用のソフトとして、翌1988年にはX68000用のソフトとして発売されました。ちなみにどちらもハドソンが製作したゲームなので、当時一部で問題になっていた無許可のパロディ作品(「スーパーマルオ」など)ではありませんので念のため!
こちらが「桃太郎伝説」です。
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そしてこちらがシリーズ第1作目の「桃太郎電鉄」。
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なお、このシリーズ1作目ではまだゲームシステムは未熟であり、ゲームのルールも2作目以降と大きく異なります。パーティーゲームとしての現行の桃太郎電鉄シリーズは2作目「スーパー桃太郎電鉄」から始まると言って良いでしょう。
桃太郎電鉄【レトロゲームプレイ】(1988年、ファミコン)
シリーズ1作目のタイトル画面のBGMは、「桃太郎伝説」のBGMのアレンジが使用されています。
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さくまあきらと堀井雄二が生んだ「すごろく」をベースにしたゲーム
このゲームが生まれた背景ですが、週刊少年ジャンプの「ジャンプ放送局」などを手掛けていたさくまあきらと「ポートピア連続殺人事件」や「ドラクエ」シリーズを手掛けていた堀井雄二が、新作ゲームについて話したときに「すごろくをベースにしたゲームはどうか?」という話題になったのがきっかけです。
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そこでさくまが思い付いたのが、彼が尊敬していた当時の西武グループ会長・堤義明からヒントを得た「桃太郎電鉄」で、堀井が思い付いたのがモノポリーの要素を取り入れた「いただきストリート」でした。
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また、ゲームバランスとしては「実力7割・運3割」を想定しているそうで、運次第で実力者にも勝てる要素を残しているとのこと。これは麻雀のゲームバランスを参考にしているそうです。