「じゃじゃ丸の大冒険」とは
1985年に発売された『忍者じゃじゃ丸くん』(以下「前作」)の続編。主人公のじゃじゃ丸を操作し、なまず太夫によって攫われたさくら姫を助け出すのが目的。本作は『スーパーマリオブラザーズ』のような右一方向スクロールの長いステージを突き進む内容になっており、中ボスとの対決ステージも用意されている。また前作で登場したカエルの「ガマパックン」も引き続き登場する。
縦スクロールだった「忍者じゃじゃ丸くん」と異なり、横スクロールで画面が進んでいくため躍動感や画面の変化も大きく、洋館風のステージではレンガやダイヤ、和風ステージではお地蔵さんや小判といったステージごとに変わる背景が面白かったですよね。キャラの動きがややもっさり気味ではありますが、そこがまた味わい深いです。
じゃじゃ丸の大冒険 for FC (1986) - YouTube
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じゃじゃ丸くんの前に現れる個性豊かな敵や中ボスたち
敵や中ボスなども個性豊かな面々が登場します。のっぺら坊とか百目とか、傘お化けとか雪女とか個性豊かでは済まされない妖怪とも普通に戦うじゃじゃ丸くん。大抵の敵は手裏剣で対応できるのですが、舌で舐められたり、蜂の機動性としつこさに悩まされたり明らかにリーチが足りない敵に手裏剣はきついです。
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カミナリパンツ
カミナリパンツ・・・もうちょっとなんとかならなかったんでしょうか。でもこういうネーミングのほうが子供は喜びますよね。雷は垂直なので避けやすいです。当たると黒こげになります(しかしライフは減らない謎・・・)
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ラスボスのなまず太夫
名前のごとくなまずっぽい髭を生やした隻眼のおじさん。子供の頃は単なる怖いおじさんだとしか思っていませんでしたが、彼と同年代(多分)くらいになってみると、実際はかなりしぶい顔のおじさんなのではないかと思ったりします。(イメージは寺島進さん)
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じゃじゃ丸くんの強力な味方となるアイテムと助っ人
忍者だから忍法も使えます。ど〇えもんに出てきそうな3点道具がお助けアイテム。透明薬に長距離手裏剣、トロッコ。爽快なアイテムのひとつ、トロッコは縦横自在に敵を轢いて調子に乗っていると、谷底や川に落下するという諸刃のアイテムです。浮かれると足元を救われるという教訓をシビアに突き付けます。
ガマパックン
忍法というかブロックを壊さなければ出会えない巨大ガエル。洋館ステージとなまず太夫ステージでしか会えないレアキャラ。ごくんごくんと通るところすべて敵を丸呑みするじゃじゃ丸くんの強力な味方です。
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忍法木の葉隠れの術
三点アイテムを集めると「木の葉隠れの技」を使え、このように怪しく画面が点滅します。この期間は無敵状態で、一定時間赤黄に怪しく画面が点滅するさまは、子供ごころにも強烈な印象を残しました。今ならば確実にポケモンショック物件として問題になります。ある意味問題作です。PTAに目を付けられなくてよかったです。
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ウソテクなんてのもありましたね。
ウソ技(ウソテク)とは、「嘘の技(テクニック)」の略であり、ゲーム雑誌『ファミリーコンピュータMagazine』(略称:ファミマガ)で行われていた読者プレゼント用企画の一つである「ウソテッククイズ」から来ている。当該の雑誌の中で、「裏技」は「ウル技(ウルテク、ウルトラテクニックの略)」と呼ばれ、それに対して虚構記事として企画されたものが「ウソ技」である。その知名度の高さから、「虚偽の裏技」を発祥を問わず、便宜的に「ウソ技」と呼ぶ場合が多い。
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ファミコン世代には懐かしの雑誌です
「忍者じゃじゃ丸くん」は条件を満たすと、じゃじゃ丸くんが「シティコネクション」のクラリスカーに乗るというウソ技でした。「じゃじゃ丸、じゃじゃ丸」と子供たちが叫ぶのを想像して、大人たちはニヤッとしていたことでしょう。