目が点になる
驚いた様を表現する言葉として使用される「目が点になる」。この言葉の元となったのは、さだまさしのバックバンドでギターを担当していた福田幾太郎の口癖です。それを、80年代に入りさだや笑福亭鶴瓶がメディアで使用したことで世間に浸透しました。
なお、ギャグ漫画の巨匠として知られる谷岡ヤスジの作品においてキャラクターが驚く際に「目が点になる」様子を、ジャズピアニストの山下洋輔が「目が点になる」と言い出したという説もあります。
なお、ギャグ漫画の巨匠として知られる谷岡ヤスジの作品においてキャラクターが驚く際に「目が点になる」様子を、ジャズピアニストの山下洋輔が「目が点になる」と言い出したという説もあります。
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「シーン」という擬音
漫画作品などで、無音や静かな様子を表現する際に使用される「シーン」という擬音。これを発明したのは手塚治虫で、自身の著書「マンガの描き方」にて「『音でない音』を描くこともある。音ひとつしない場面に『シーン』と書くのは、じつはなにをかくそうぼくが始めたものだ」と記しています。
中二病
「(中学生くらいの)思春期にありがちな恥ずかしい言動」などを指す「中二病」という言葉。厨二病と表記されることもありますが、これを考案したのはタレントの伊集院光です。伊集院が自身のラジオ番組にて「かかったかな?と思ったら中二病」というコーナーを設け、リスナーから中学生の頃にやらかした痛々しいエピソードを募集していました。
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ワンパターン
同じような言動を繰り返す、という意味合いで用いられる「ワンパターン」という言葉。完全に日本語として定着して久しいですが、元々は楽屋言葉であり、同じ芸風しか出来ない芸人をワンパターンと呼んでいました。なお、この言葉を作ったのはせんだみつおと言われており、70年代後半に自身の芸風を「ワンパターン」と自嘲したことがきっかけで流行したそうです。
ショタコン
幼い少年が好き、という意味合いで用いられる「ショタコン」。ロリコンの対義語として浸透していますが、この言葉の元ネタは横山光輝の漫画「鉄人28号」に登場する金田正太郎です。つまり、「正太郎コンプレックス」の短縮形が「ショタコン」です。なお、初出は1981年に発行されたアニメ雑誌「ふぁんろーど」第5号とのこと。
天然ボケ
意図せずボケを披露してしまうようなキャラを指す「天然ボケ」。これを考案したのは萩本欽一と言われており、ジミー大西に対し「天然ボケ」「天然」といった表現で呼んだのが最初であると、萩本本人が主張しています。