「ザ・ハンダース」のメンバーと現在
2020年4月6日 更新

「ザ・ハンダース」のメンバーと現在

70年代、平日の夕方にTBSテレビで生放送されていた『ぎんざNOW!』という情報バラエティ番組があった、司会は、せんだみつお。この番組から誕生したお笑いグループ「ザ・ハンダース」。名前の由来は、メンバーが6人で半ダース。しかし、1年たたずに5人になった「ザ・ハンダース」のメンバーと現在。

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ザ・ハンダース

「ザ・ハンダース」1975年に結成された。
1978年7月21日発売のシングルレコード「ハンダースの想い出の渚」をリリース。
30万枚のセールスを記録し、1980年に解散。5年の活動に幕を閉じた。

「ザ・ハンダース」メンバーは、『ぎんざNOW!』番組内で、行われていた視聴者参加型の「しろうとコメディアン道場」のチャンピオンで構成されたグループである。
当時のお笑いをといえば、テレビ番組活躍していた、横山やすし・西川きよし。深夜放送で人気のあった笑福亭鶴光など関西の芸人が多かった。関東のお笑いといえば落語家や浅草芸人だった。

もちろん、「お笑いBIG3」と言われる、タモリ・ビートたけし・明石家さんまも知られていなかった。その後、1980年代初期に漫才ブームが到来、ツービート・紳助・竜介などがブレイクした。
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これから紹介していく「ザ・ハンダース」メンバー6人。
2代目チャンピオンの鈴木末吉(現:鈴木寿永吉)。
3代目チャンピオンの清水アキラ。
4代目チャンピオンのアパッチけん(現:中本賢)。
7代目チャンピオンのアゴ勇(現:あご勇)。
8代目チャンピオンの佐藤金造(現:桜金造)。
小林まさひろ

鈴木末吉(現:鈴木寿永吉)

鈴木寿永吉(1958年7月3日-)、神奈川県横浜市出身。東京実業高等学校卒業。
アントニオ猪木のものまねで人気を博した。

チックでかためた、オールバックの髪型に濃い顔のイケメン。比較的品のあるパフォ-マンスが人気で、女性ファンが多かった。

鈴木のお笑いパフォーマンスは、抜群に面白かった。個人的には半ダースの中で一番面白いと思っている。
2代目チャンピオンの鈴木は、4週チャンピオンとして勝ち抜いてきた清水アキラの5週目を破りチャンピオンになった。その時の末吉少年は16歳。高校生だった。

ハンダースが解散した時は22歳。その後『ものまね王座』などに出演。
現在は東京・六本木でカラオケ笑パブ「ミリオン」を経営しながら、舞台などに出演している。

清水アキラ

清水アキラ(1954年6月29日 - )長野県下高井郡山ノ内町出身。
20歳の時にぎんざNOW!「コメディアン道場」5週連続チャンピオンを達成。
清水アキラのものまねの伴奏役として、後ろでギターを弾いていたのが、清水健太郎。かっこいいと話題になった。ふたりは足利工業大学出身で、清水健太郎は、清水アキラの先輩。

ハンダースの解散後に清水國明に弟子入り。顔にセロハンテープを貼った、研ナオコのモノマネが話題になる。ものまね四天王の1人となる。
2013年12月にものまね番組を引退した。
2017年10月に、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された清水良太郎は三男。
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アパッチけん(現:中本賢)

中本 賢(1956年6月5日 - )東京都台東区浅草出身。
得意芸は、五木ひろしのものまね。
ハンダースの解散後は、俳優としての活動。テレビドラマ版『幸福の黄色いハンカチ』に出演。24歳の時に独立。松竹映画『釣りバカ日誌』シリーズでのハマちゃんの隣人・太田八郎役としてレギュラー出演している。
自宅近くの多摩川で川遊びを教える「多摩川塾」を開催。
2008年~16年に、川崎市教育委員として小学校の授業を担当した。
2016年文化省・地方教育行政功労者表彰を受賞。
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「多摩川ノート 土手の草花 」中本賢 (著)
2016年4月1日 単行本

アゴ勇(現:あご勇)

あご勇(1957年8月14日 - )千葉県長生郡出身。
得意ネタは、バルタン星人のものまね。
ハンダースの解散後は佐藤金造と漫才コンビアゴ&キンゾーを結成。
レギュラー番組を12本持ち、年収3000万円の売れっ子になるが、1983年にコンビを解消。1984年頃に病気療養を理由に活動を休止。
一時は、“あご勇死亡説”が流れた。

事業の失敗などにより、千万円の借金を背負う。
2017年に平成エンタープライズのバスツアー添乗員となり、芸能活動を続けている。
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シングル「BROTHER 」アゴ イサム
形式: CD

佐藤金造(現:桜金造)

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