『セラフィムコール』とは?
『セラフィムコール』 (Seraphim Call) は、メディアワークス刊行のゲーム系雑誌『電撃PCエンジン』『電撃G'sエンジン』『電撃G'sマガジン』で実施されていた読者参加企画、およびそれを原作とするテレビアニメ作品。
横浜市沖の東京湾上に造成された人工島の近未来都市「横浜ネオ・アクロポリス」に住む11人のヒロインとの恋愛がテーマである。
この企画は、『女神天国』から電撃PCエンジンの看板連載の座を受け継ぐ形でスタートした。連載開始時のタイトルは『読者参加LOVE ROMANCE・セラフィムコール』で、キャラクターデザインに当時『あすか120%』のキャラクターデザインなどで人気急上昇中であった七瀬葵を起用した。ワールドデザインを務めた近永健一はページ内のミニコミックも担当している。 当時の企画としては珍しく、世界設定は明確に作られていた。
セラフィムコールの主題歌
「play」
【作詞】佐々木ゆう子
佐藤ありす
【作曲】秋山桃花
【編曲】関根安里
【歌手】佐々木ゆう子
佐藤ありす
【作曲】秋山桃花
【編曲】関根安里
【歌手】佐々木ゆう子
アニメ版・セラフィムコールの特徴はエンディングテーマが統一されておらず、毎回違う楽曲が採用されていることです。毎回、主人公が違う構成となっていることもあり、それぞれの主人公やエピソードに合わせたものとなっています。
アニメ版・セラフィムコールの各エピソード
YouTubeにあるアニメ版・セラフィムコールの本編動画を紹介させていただきます。残念ながら最終話である12話だけは掲載できませんが、各話はオムニバス形式で完結したものとなっていますので、続きが気になるといったことはありません。
それでも最終話をどうしても観たいというユーザー向けに、DVD商品のリンクを貼っていますので、ぜひ購入を検討してみてください。
それでも最終話をどうしても観たいというユーザー向けに、DVD商品のリンクを貼っていますので、ぜひ購入を検討してみてください。
01.栗本雪菜~眠り姫ぱにっく!~
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02.寺本たんぽぽ~マーガリン危機一髪~
ロリコン気質の男性には堪らない魅力があるキャラクター。
映像のカメラワークが気になるのですが、驚きの理由がありました。そして、ぬいぐるみに付けている名前のネーミングセンスが秀逸すぎますね。
映像のカメラワークが気になるのですが、驚きの理由がありました。そして、ぬいぐるみに付けている名前のネーミングセンスが秀逸すぎますね。
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03.桜瀬ちなみ~洋菓子の味~
これまでのぶっ飛んだキャラクター設定から一転して、家族想いの優しいお姉さんという印象。
外見は可愛いらしいのですが、同じ特徴のある前髪が母親譲りというところにインパクトがあります。自分の置かれた現実ややりたいことの葛藤に揺れ動く様子が面白いです。
外見は可愛いらしいのですが、同じ特徴のある前髪が母親譲りというところにインパクトがあります。自分の置かれた現実ややりたいことの葛藤に揺れ動く様子が面白いです。
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04.楠初摘~飛翔する天使~
女の子であることを否定するかのように、スカートやビキニの水着姿になることを嫌うキャラクター。
ボーイッシュな女子を好む男性には堪らない魅力があります。水泳勝負の展開はけっこう無理矢理の印象をもちますが、モデルとなって仕上げられた絵画の出来栄えは?
ボーイッシュな女子を好む男性には堪らない魅力があります。水泳勝負の展開はけっこう無理矢理の印象をもちますが、モデルとなって仕上げられた絵画の出来栄えは?
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05.村雨紫艶~愛の中の妹へ~
双子の美人姉妹エピソード。家柄が良くて、言葉遣いは上品ですが、性格においては両極端の姉妹といった印象を受けます。
二人のチグハグな会話が面白いです。恋愛や男性に対する価値観にも大きな違いがあって、どんどん本編に惹き込まれていきますね。
二人のチグハグな会話が面白いです。恋愛や男性に対する価値観にも大きな違いがあって、どんどん本編に惹き込まれていきますね。
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06.村雨桜~愛の中の姉へ~
このエピソードは秋雨姉妹の妹である桜の視界で描かれ、このアニメで初めて、前回の続きといった感じでストーリー展開していくように思えます。
しかし、映像は前回と全く同じものが使われていて、不思議な気分になってきます。最後のオチは、2話連続で続いた流れを裏切る結末で面白いです。
しかし、映像は前回と全く同じものが使われていて、不思議な気分になってきます。最後のオチは、2話連続で続いた流れを裏切る結末で面白いです。
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07.柊綾乃~<私>という逆説~
セラフィムコールに登場する女性の中では最年長といえるかもしれません。数学や恩師の存在を中心に描かれるストーリーで、独自のアプローチによって自分自身を見つめ直すといった内容。
過去と未来を行き来するといった展開もみられ、視聴した後には不思議な感覚が残るエピソードです。
過去と未来を行き来するといった展開もみられ、視聴した後には不思議な感覚が残るエピソードです。
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08.凛堂あやか~アクロポリス国際救助隊~
ぶっ飛びのヒロインを扱ったエピソード。これまでも、なかなかの個性や設定をもつ女子が登場しましたが、その中でもトップクラスの飛び抜け具合となっています。
資産家だから何でも有りなのでしょうが、このヒロインは一般的な生活を送ることができないんだろうなと想像させるものがあります。しかし、日常の平和は、彼女の手によって守られているのかもしれませんね。
資産家だから何でも有りなのでしょうが、このヒロインは一般的な生活を送ることができないんだろうなと想像させるものがあります。しかし、日常の平和は、彼女の手によって守られているのかもしれませんね。
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09.紅かすみ~ある少女の伝説~
女子の間ではカリスマとなっている紅かすみの伝説を追った物語。このエピソードの主人公は紅かすみではなく、彼女を尊敬してやまない女性リポーターです。
アシスタントとして目の前に本物がいるのに、それに気づかず、紅かすみへのリスペクト具合をアピールするところが面白いですね。人の噂はどんどん誇張され、真実とかけ離れていく様子が描かれています。
アシスタントとして目の前に本物がいるのに、それに気づかず、紅かすみへのリスペクト具合をアピールするところが面白いですね。人の噂はどんどん誇張され、真実とかけ離れていく様子が描かれています。
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10.松本くるみ~リアル・ブルー~
漫画家のヒロインを描いた物語で、妙にリアリティーを感じさせる内容。突然、異性の同級生と同居することになるといった設定を除けば、意外と現実にもありそうなエピソードといえるのではないでしょうか。
自分の夢や、やりたいことが分からないというような思春期にある少女の心情を描いていて共感してしまいますね。
自分の夢や、やりたいことが分からないというような思春期にある少女の心情を描いていて共感してしまいますね。
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11.橘うらら~内なる世界の私~
エピソードの終盤まで、ずっと一人語りで展開されるエピソードで意外性があります。
主人公のヒロインが幼少期に亡くなった父親に執着してしまう心情を描いていて、なかなか自立できないでいる様子です。
11人目に登場するヒロインにして、絵に描いたような性格のいい女の子といった印象。
主人公のヒロインが幼少期に亡くなった父親に執着してしまう心情を描いていて、なかなか自立できないでいる様子です。
11人目に登場するヒロインにして、絵に描いたような性格のいい女の子といった印象。
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そのギャップが堪らないキャラクターといえるでしょう。しかし、その天才的な能力は、自閉症の性質にピッタリと当てはまり、そういった設定を参考にしてデザインされたのだと推測されます。