MSXラストのオリジナル作品「メタルギア2」は感動モノの出来栄えでした。
RC751 グラディウス2
RC751 グラディウス2
なお、1988年にアーケード(AC)で発売された『グラディウスII -GOFERの野望-』とは全く違う作品である。両者は数字の「2」と「II」で区別される。日本国内ではアーケード版のローマ字数字ナンバータイトルをメインストリームに据えていたが、当時日本国外ではMSX系グラディウスシリーズが主流とされていたために複雑な混同が起きている。呼称は「2=に、MSX」「II=ツー、ゴーファー(GOFERの野望)」によって区別される場合もある。ただし、あくまでも俗称であり、本作の正式な読みもやはり「グラディウス ツー」である。
MSXには『ゴーファーの野望 エピソードII』という独自の作品も存在し、これは本作の続編に当たる作品である。
【MSX】コナミが開発したSCC音源の威力はFM音源にだって負けない!MSXユーザーに希望を与えてくれましたね。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
RC752 F1スピリット
RC752 F1スピリット
『グラディウス2』とともに、同社の拡張ウェーブ音源SCCを搭載した第1弾の作品である。
RC753 ウシャス
RC753 ウシャス
各ステージには「感情の魔物」が住んでおり、神殿の鍵を守っている。「感情の魔物」を全て退治することで神殿の守神と戦うことができるようになる。守神を倒せばその遺跡はクリアとなる。
RC754 魔城伝説IIIシャロム
RC754 魔城伝説IIIシャロム
途中のボス戦ではアクションゲーム形式で戦うが、中には箱入り娘パズルやブロックくずしもあり、バラエティに富んでいた。会話やストーリー進行のみで倒すボスキャラもいる。最初と最後を除くとボスを倒す順番は自由で、必ずしも一本道のストーリーではない。
MSXにおいて人気作だった『魔城伝説』シリーズの完結編でもあり、「スタッフ村」で開発スタッフのひと言コメントが紹介されたり、ゲーム終盤では魔城伝説のBGMが流れるといったファンサービスもあった。
会話中にギャグや下ネタが多数含まれており、全体的にコメディタッチのストーリーだが、終盤はいわゆる「泣かせる」展開になったり、他にも当時のゲームとしては実験的な試みも所々でなされていた。この流れは後の『パロディウス』につながっていく。
RC755 新10倍カートリッジ
RC757 激突ペナントレース
RC757 激突ペナントレース
今でも評価の高い野球ゲームでチームエディットで好きなように自分のチームで戦えるのが最大の特徴である。
投球の高低や応援歌やファインプレーの導入など画期的なシステムは後に発売される実況パワフルプロ野球の原点とも言える。
ペナントレースは当時のプロ野球と同じで最大130試合まで行なえる。ただしチーム記録だけで個人成績などは変わらない。
RC758 沙羅曼蛇
RC758 沙羅曼蛇
アーケード版『沙羅曼蛇』をベースとしながらも、『グラディウス2』を踏襲した設定・ストーリーデモや追加パワーアップなどのMSX独自の要素を組み込むことで、かなり毛色の異なる作品となっている。
自機は「サーベルタイガー」「スラッシャー」となっており、MSX版グラディウスシリーズ4作で唯一オプションが4つ装備できる。(二人プレイ時は二人合わせて3個)敵キャラの名前もアーケード版などと違う。また、『グラディウスII』のオプションハンターに先んじて、プレイヤーのオプションを奪ってしまう敵「オプションイーター」が登場する。
しかし、キャラ出現時のランダム要素が強かったり背景キャラ使用の敵の耐久力が高かったりするなどの要因で、家庭用グラディウスシリーズの中でも一、二を争う難易度の高さも特徴的で、真のエンディングを見るための条件も物議を醸した。
自機が破壊されると復活ポイントに戻されるのもアーケード版とは異なっている。また、2人プレイのモードには交互プレイ(EXCHANGE)と同時プレイ(DUALPLAY)があり、同時プレイでもどちらか一方がミスした場合は復活ポイントに戻される。その場合、破壊されなかったプレイヤーのパワーアップ状態は保持される。
SCC音源内蔵で、BGMには一部『ライフフォース』の曲が流用されている上、オリジナル曲も多数使用されている。
MSX版では発売記念としてテレホンカードが1枚付属していた。
メタルギアシリーズの第1作。従来のアクションゲームとは異なり、不必要な戦闘を回避し敵から隠れながら進むのがテーマ。ソリッド・スネークのFOXHOUND隊員としての初陣となった事件「アウターヘブン蜂起」を描く。