【新耳袋】夏には怪談を…怪談本の草分け的存在「新耳袋」…「山の牧場」知っていますか?
2019年10月2日 更新

【新耳袋】夏には怪談を…怪談本の草分け的存在「新耳袋」…「山の牧場」知っていますか?

 1990年に体験者の話を元に、木原浩勝氏と中山市朗氏によりまとめられた「新・耳・袋 あなたの隣の怖い話」としてスタートした「新耳袋」。多少リライトされているとはいえ、実話が元になった怪談本は実に怖かったものです。その後、漫画化、ドラマ化もされ、「新耳袋・殴り込み」のようなおもしろ怖いシリーズも生み出しました。

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「新耳袋」とは?

新耳袋―現代百物語〈第1夜〉 (角川文庫)

新耳袋―現代百物語〈第1夜〉 (角川文庫)

〈読み終わったとき、あなたに何かが起きる…。

古来より百話を完結させると怪しいことが起こると語り継がれる「百物語」。現代を代表する怪異蒐集家、木原・中山両氏が命懸けで取材した怪異現象の数々を収録した稀代の怪談実話集!〉
(Amazonより引用)

ノンフィクションの怪談本の中でも、ほんとにこの本は怖かったことを覚えています。
『新耳袋』(しんみみぶくろ)は、現代の怪談・怪異譚を百物語形式で収載した書物である。

木原浩勝と中山市朗の二人が膨大な取材と怪異の経験者への直接的な裏づけ調査を元に、体験者のプライバシーを意図的に秘匿してリライトしたものとされているが、本作を原作とした映像化作品として作中にて登場人物が事実上全員死亡する話(例:劇場版 怪談新耳袋 異形 収録 第2話「赤い人」)も含まれるなど、そもそも情報提供行為が不可能である(情報提供出来る怪異現象体験者が存在し得ない)と疑われる作品も幾つか含まれる。テレビドラマ・劇場版『怪談新耳袋』、および『怖い日曜日』シリーズの原作でもある。また伊藤潤二による漫画化もされている。
 「新・耳・袋-あなたの隣の怖い話 」が1990年に扶桑社から出版され、1998年以降、現代百物語「新耳袋」第一話としてメディア・ファクトリーから、それぞれ第二話、第三話…2005年の第十話まで発売されています(その他、特別企画などもあり)。
 こんなにもたくさん「実話」の怪談があったなんて…!
 それ自体も怖いと思ってしまいます。

タイトルの由来~元祖「耳嚢」

タイトルは江戸時代に南町奉行を務めた旗本・根岸肥前守鎮衛の随筆『耳嚢』に由来し、その志を受け継ぐという意図から名付けられた[1]。
耳嚢〈上〉 (岩波文庫) 文庫 – 根岸 鎮衛 (著)...

耳嚢〈上〉 (岩波文庫) 文庫 – 根岸 鎮衛 (著), 長谷川 強

〈江戸中期に奉行職を歴任した根岸鎮衛(一七三七‐一八一五)が同僚や古老の話を書き留めた随筆集。猫が人に化けた話、安倍川餅の由来、塩漬にされた河童の事、都で欺かれた好色漢の話等々、珍談・奇談を満載した世間話の集大成。上巻には巻一~巻三を収録。〉
(Amazonより引用)
 元祖「耳嚢」の方も、何やら禍々しい感じでぞくぞくしそうです。
 読んでみたいです。
 まだ科学の力が弱い時代の話なので、奇想天外な物語も読めるかもしれないですね!

木原浩勝氏

木原 浩勝(きはら ひろかつ)

木原 浩勝(きはら ひろかつ)

日本の小説家、怪異蒐集家。
 木原さんは「新耳袋」以外でも、たくさんの怪談を持っていらっしゃいますね!
 「新耳袋・殴り込み」のDVDの方で、木原さんのオフィス内だと思うのですが、映るシーンが何度も出てくるのですが、何やらミイラのようなものや、奇怪なものがオフィスに飾ってあり…、
「さすが…!」
 と何やらわけもわからず感心してしまったこともありました。

中山市朗氏

中山 市朗(なかやま いちろう)

中山 市朗(なかやま いちろう)

日本の小説家、放送作家、怪異蒐集家、オカルト研究家。
映像作家や小説家などを育成する私塾「中山市朗作劇塾」の塾頭。
 中山さんも「新耳袋」以外に、北野誠さんの「おまえら行くな」シリーズ(これも心霊関係)でもおなじみですね!
 どうも中山さんと言えば「山の牧場!」を思い出してしまいます。
 その件の「山の牧場」についても後ほどまとめてみたいと思います。

漫画版「新耳袋」

怪談百物語 新耳袋 第二夜 八甲田山の怪

怪談百物語 新耳袋 第二夜 八甲田山の怪

漫画ヴァージョンです。
絵があるだけに、恐怖が倍増です!
鯛夢さんによる漫画

鯛夢さんによる漫画

木原さんが何かかわいく見えますが、「八甲田山」のお話も確か…かなり怖かったかと覚えております。
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