この作品の大ヒットによって“超合金”や“ジャンボマシンダー”などの関連玩具が爆発的に売れた。
雑誌での記事展開なども含めた商業的な面でのシステムを確立したという点でもマジンガーZは画期的であり、日本アニメ及びそのキャラクタービジネスにとって重要なターニングポイントになったとされる。
テレマガの歴史を語るうえで外せない変身ブームを作り上げたヒーローの方々と、スパロボブーム時の方々 pic.twitter.com/IctOQteo8Z
— SUGR-Z (@SUGR_Z_A) July 10, 2018
マジンガーZ 最終回 / アニメ史上最も鮮烈な主役交代劇
グレートマジンガー(1974年)
本作は『マジンガーZ』の続編となっており、マジンガーシリーズの第2作にあたる。
UFOロボ グレンダイザー(1975年)
合体・変形ロボット作品の元祖『ゲッターロボ』(1974年)
ゲッターロボ 1974 ゲッターロボG 1975 OP ささきいさお
巨大ロボット作品中、合体・変形ロボット作品の元祖と位置づけられるもの。3人の操縦者によってゲットマシンと呼ばれる3機の飛行機様の乗り物が合体し、空中用、地上・地中用、海中用の3種のロボットに変化するコンセプトは、その後の続編などにも引き継がれている。
#クロスオーバー画像をあげる見た人もやる pic.twitter.com/BJ9U4vYUIH
— ラクメキアそーさい/新井博之助 (@sousai_h) November 7, 2018
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)
『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)
玩具メーカーのデザインにより、玩具上でも可逆的に合体・分離が可能な合体ロボを登場させたのが本作品。
このコンセプトは、次作『超電磁マシーン ボルテスV』や、後年本作品と同じ時間帯にて放送された特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」にも受け継がれている。
レッツコンバイン!「DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV」変形合体ムービー
「巨大ロボットアニメ」ブームの影響を受けて「特撮ロボットヒーローもの」も増えた。
『スーパーロボット レッドバロン』(1973年)
『スーパーロボット レッドバロン』
日本テレビ内のスタッフが企画し、宣弘社が製作した。
巨大ロボット軍団で世界征服を企む悪の組織・鉄面党に、科学秘密特捜隊(SSI)の紅健がスーパーロボット・レッドバロンを駆使して立ち向かう。
スーパーロボットレッドバロン OP
『ジャンボーグA』(1973年)
『ジャンボーグA』
ナオキは愛機の小型プロペラ機・セスナから変形するジャンボーグAを駆り、防衛戦で戦死した兄が隊長を務めていた地球パトロール隊PATとともに、グロース星人と戦う。
第27話からは、軽自動車(ホンダ・Z)から変形する2号ロボ・ジャンボーグ9(ジャンボーグナイン)も登場、ナオキがAと9を状況に応じて使い分けることとなった。
後半は当時話題になっていた「オカルト」を取り入れた怪奇性の強いエピソードも続出し、幻想的なデザインの怪獣も見られた。
ジャンボーグA[DAMカラオケ再現MV]
『大鉄人17』(1977年)
『大鉄人17』(1977年)
「巨大ロボットアニメ」が活況を呈していた1976年夏に企画が始まり、都合3冊作られた企画書の冒頭には企画意図として「アニメーションより実在感において勝る実写の質感と重量感を重視する」旨が語られ、リアルな特撮を駆使した決定版を制作することが強く意図されていた。
本作では、特撮シーンの撮影のために東映生田スタジオに専用の特撮ステージが組まれた。本作以降、『スパイダーマン』(東映版)や戦隊シリーズなどで、巨大ロボットの登場が定番化していく。
マジンガーZの大ブレイクにより「スーパーロボット大ブーム」に。