2020年2月27日 更新
【訃報】コナミコマンド「上上下下左右左右BA」を生み出したプログラマー・橋本和久さん死去。
ファミコンに夢中になったミドル世代であれば誰もが知る「上上下下左右左右BA」のコナミコマンドの生みの親であるプログラマー・橋本和久さんが亡くなったことが明らかとなりました。61歳でした。
コナミコマンド「上上下下左右左右BA」の生みの親・橋本和久さん死去。
ファミコンに夢中になったミドル世代であれば誰もが知る「上上下下左右左右BA」のコナミコマンドの生みの親であるプログラマー・橋本和久さんが亡くなったことが明らかとなりました。61歳でした。
第一報はこちらです!
橋本さんの訃報を伝えたのは、かつてコナミで同僚だった竹ノ内裕治さん。自身のツイッターで「コナミコマンド『上上下下左右左右BA』の生みの親であるプログラマーの橋本和久さんが、昨夜、亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りいたします。」とコメントし、橋本さんの死去を伝えました。このツイートには、「ゲームでお世話になりました」「あのコマンドのお陰で、グラディウスを攻略する事が出来た」と、故人を偲ぶツイートが続出。2月27日現在、2万を超えるリツイートがなされています。
「コナミコマンド」が使えたゲームを振り返る!!
橋本さんが生み出した、「上上下下左右左右BA」を基本形とするコナミコマンド。難易度の高過ぎるゲームが多数存在した80年代のファミコンソフトにおいて、ゲームを有利に進めることの出来る裏ワザとして、当時の子供たちの救世主的な存在となっていました。「もっともよく知られている隠しコマンド」として、ギネス世界記録にもなっています。ここでは、そんなコナミコマンドが使えたゲームをいくつか振り返ってみましょう。
グラディウス(ファミコン)
1986年に発売された「グラディウス」。コナミコマンドをポーズ中に入力すると「ミサイル」「オプション×2」「バリア」がそれぞれ実装されます。これが最も古いコナミコマンドとされています。
グラディウスII(ファミコン)
そして、1988年に発売された「グラディウスII」にもコナミコマンドは実装されました。タイトル画面で入力すると、残機数の初期値が30に変更されます。
パロディウスだ!(スーパーファミコン)
1992年に発売された「パロディウスだ! 〜神話からお笑いへ〜」でもコナミコマンドは実装されています。コンフィグ画面で「上上下下左右左右BA」と入力することで、最高難易度のレベル8が追加されるといった裏技が設定されていました。
上記のゲームを代表とするグラディウスシリーズ以外にも、魂斗羅シリーズやサイレントヒルシリーズ、Dance Dance Revolutionシリーズといったゲームでも使うことが出来たコナミコマンド。実装されているソフトの数は膨大であり、コナミのゲームの代名詞としてファンの間で長年親しまれてきました。コナミのゲームにお世話になったミドル世代としては、このたびの訃報は残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます。
-
コメントはまだありません
コメントを書く
※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。