【清原和博】ホームラン王0回なのに通算ホームラン数歴代5位!安定して打ち続けた無冠の帝王
2024年6月15日 更新

【清原和博】ホームラン王0回なのに通算ホームラン数歴代5位!安定して打ち続けた無冠の帝王

現役時代の華々しい活躍とは裏腹に、意外にも、ホームラン・打点・打率のタイトルは一度も獲得することのなかった清原和博選手。しかし、通算ホームラン数は歴代5位で、これは安定してホームランを打ち続けた証とも言えるでしょう。そんな "無冠の帝王" の記録を振り返ります。

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ホームラン王の選手 ホームラン王の本数 清原の本数
1990 デストラーデ(西武) 42本 37本 5本
1992 デストラーデ(西武) 41本 36本 5本
1995 小久保裕紀(ダイエー) 28本 25本 3本
1996 ニール(オリックス) 32本 31本 1本
特に惜しかったのが、ニールと1本差だった1996年。前半戦は清原がリード、後半戦はニールがリードする熾烈なホームラン王争いを繰り広げるも、惜しくも1本差でタイトルを逃しました。特に、9月に入ってから最終戦までの怒涛の追い込みは、初のホームラン王を期待させる活躍ぶりでした。

1996年のホームラン王争い

終了時点 清原の本数 ニールの本数
4月末 5本 3本
5月末 12本 9本
6月末 15本 15本
7月末 19本 21本
8月末 23本 28本
最終戦 31本 32本

清原10年ぶりにフルスイング!!【#1ホームランへの道】

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次に清原を超えるのは!?

2024年時点の現役選手で清原を超える可能性があるのが、埼玉西武ライオンズの中村剛也選手。2024年5月12日現在、金本知憲選手と並ぶ476本で、清原の525本まで50本を切っています。それに続くのが、中田翔選手の306本で、その下は200本台がぞろぞろ。清原の偉大さを再認識するとともに、中村が記録を伸ばせば、また清原の記録が注目されることでしょう。

中村剛也『これぞホームランアーチストの弾道!2023シーズン本塁打まとめ』《THE FEATURE PLAYER》

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