リング外ではダンプ、ユウ、ブル、コンドルなどメンバー全員性格がよく
後輩の世話や面倒もよくみて
多くの後輩レスラーに慕われ
極悪同盟へ入りたいという選手も多かった
ダンプ自身駆け出し時代
陰湿ないじめなどを体験し
仲間同士のいじめや無視などが大嫌いだったため
極悪同盟には
「仲間の悪口、告げ口、内緒話、陰口、遅刻厳禁」の5か条があった
ブル中野、コンドル斉藤、北斗晶などが
先輩のいじめやシゴキに耐えられず地方興行中に脱走したとき
寮へ戻った彼女たちが先輩たちに見つからないように隠れていたところ
それを見つけたダンプは怯える彼女らに
「おかえり
心配しなくても大丈夫だからね」
と優しく声をかけ
みんなで抱き合って泣いたという
母の謝罪
リングで自分の娘が人様の娘をいたぶる姿に抵抗を感じ
試合会場へ観戦に訪れた時は
毎回ケガをさせた対戦相手の元に謝罪に訪れていた
クラッシュギャルズの控え室を訪ね詫びている姿を見た時
ダンプは本当にやめたくなった
「試合中のケガの事で親が出てくるのは恥ずかしいから謝りに行かなくてもいいからね」
新築一軒家を母親にプレゼント
念願だった新築一軒家を購入して母親にプレゼントした
それまでも毎月、家にお金を送っていたが
父はそのお金で毎日パチンコをしていた
ダンプは
実家に帰ったときも
父だけには会わなかった
「生傷は増えても病院に行く暇がなくシャンプーやリンスで消毒する日々
テレビの出演料も含めれば、年収は3000万円を優に超えた
そこから月に10万円を母に仕送りしていたけれど
これが父のパチンコ代に流れていたと後で知ってね
愕然としましたよ」
「本気でパンチしたらちっちゃくて細いこの男は死んじゃうなと
となると殺したいけどそうしようとは思わなくなる
私は先輩から散々イジメられたから
憎いとはいえ弱い者に手をあげる気にはならない
それにあんな奴を殺して
人生を棒に振る方が嫌だと考えるようにもなったのです」
「ぽっくり逝って欲しいってことだけ
父は今83歳だけど
さらに長生きした挙句、母に下の世話までさせるとなったら最悪でしょ」
引退 「クラッシュギャルズのファンの皆さん・・・」
一番弟子のブル、コンドルを相手に変則ラストマッチを行った
試合後、号泣ながら最後のマイクパフォーマンスを行った
「クラッシュギャルズのファンの皆さん、
今までチーちゃん(長与)や智ちゃん(飛鳥)のことをいじめてすいませんでした」
引退後は
元気で明るくユニークなキャラクターを生かして本格的にタレント、女優として芸能活動を始め
その後しばらくしてからプロレスに復帰
現在
プロレスラーとしてもタレントとしても活躍中である