2015年4月16日、東京都江東区の日本空手道会館において、全日本空手道連盟と国際空手道連盟極真会館の間で、2020年東京オリンピックにおける空手道種目の正式採用に向けて覚書を取り交わし、友好団体関係が締結された。
いわゆる伝統派の空手団体を統括する全日本空手道連盟(JKF)と大山倍達が興したフルコンタクト系の世界最大団体、極真会館が手を握り合ったのである。
2つは共に1964年に発足。
半世紀、ノンコンタクト(寸止め)とフルコンタクト(直接打撃)という違う空手道を歩んできた。
「大山総裁が一時期、「寸止め空手はダンス空手だ」みたいに言い切ってしまっていた部分もあったり、我々も若い頃はそれを鵜飲みにしてフルコンタクトが優れていると思って、ノンコンタクトには見向きもしなかった。
でも現状、改めてノンコンタクトを見たら、ものすごいクオリティの高い世界があるわけです。
フルコンタクトのルールも変遷があるわけですが、50回近くの日本選手権、10回の世界大会を経た今、もしかしたら後退している部分もあるのかなと。
もちろん現在の選手たちも頑張っていますけど、草創期の試合の中に今は見られない質の高い本来の空手の技も見られます。
ノンコンタクト競技にも当然変遷はあったでしょうが、すごく発展しているなという感じはします」
2015年8月、約10年間営業していた「一撃PLAZA」の営業を終了。
新たに「FLUX CONDITIONINGS(フラックスコンディショニングス) 」を代官山にリニューアルオープン。
2015年9月25日、極真会館は、正道会館、国際大山空手、増田章のIBMA極真会館、拳眞塾、葉隠塾、脩己會のフルコンタクト空手6団体と友好関係を結び、
全日本空手道連盟が進める空手の東京オリンピックでの公式競技化活動を支持することを表明。
いわゆる伝統派の空手団体を統括する全日本空手道連盟(JKF)と大山倍達が興したフルコンタクト系の世界最大団体、極真会館が手を握り合ったのである。
2つは共に1964年に発足。
半世紀、ノンコンタクト(寸止め)とフルコンタクト(直接打撃)という違う空手道を歩んできた。
「大山総裁が一時期、「寸止め空手はダンス空手だ」みたいに言い切ってしまっていた部分もあったり、我々も若い頃はそれを鵜飲みにしてフルコンタクトが優れていると思って、ノンコンタクトには見向きもしなかった。
でも現状、改めてノンコンタクトを見たら、ものすごいクオリティの高い世界があるわけです。
フルコンタクトのルールも変遷があるわけですが、50回近くの日本選手権、10回の世界大会を経た今、もしかしたら後退している部分もあるのかなと。
もちろん現在の選手たちも頑張っていますけど、草創期の試合の中に今は見られない質の高い本来の空手の技も見られます。
ノンコンタクト競技にも当然変遷はあったでしょうが、すごく発展しているなという感じはします」
2015年8月、約10年間営業していた「一撃PLAZA」の営業を終了。
新たに「FLUX CONDITIONINGS(フラックスコンディショニングス) 」を代官山にリニューアルオープン。
2015年9月25日、極真会館は、正道会館、国際大山空手、増田章のIBMA極真会館、拳眞塾、葉隠塾、脩己會のフルコンタクト空手6団体と友好関係を結び、
全日本空手道連盟が進める空手の東京オリンピックでの公式競技化活動を支持することを表明。
極真会館ルール改定説明 2016/04/17
via www.youtube.com
2016年4月17日、東京体育館で行われた2016国際親善空手道選手権大会において、松井章奎館長は、6月4、5日に行われる全日本ウェイト制空手道選手権大会からルールを大幅に改定することを発表した。
「新しいルール改定ということで、基本的には、大山総裁が提唱した直接打撃制空手をしっかり堅持しつつ、より実戦的な空手で更にクオリティの高い競技を目指します。
初期の段階で有効であった押し、かけ、瞬間的なつかみが禁止になっていきました。
そのことによって競技はこう着状態を生むようになり、この状況を鑑みて、明確に原点に回帰しよう、実戦性を高めようと、また競技としてのクオリティを高めようということになりました。
上段や前蹴りなどが無防備な状態でヒットし相手の体が崩れ即座に残心を取るとダメージの有無に関係なく技ありとなる。
片手による瞬間的な押しを有効化する。
つかみは反則ですが、相手の腕や足を捌く、攻撃的にも防御的にも用いるのを有効にしました。
またダメージにかかわらず、無防備で技がクリーンヒットした場合、間合いとタイミングによって残心を決められた場合は、技ありとしようと。
また、捌く、払いで相手を転倒させる技がこれから非常に有効になります。
そうすることによって一定の間合いを取ってタイミングを見て瞬間的に、瞬発的に技を決める。
極真の道場訓に「機に発し感に敏なること」とあるように、まさに機に発して感に敏なる技を技ありとしていこうという意識で、これらの技を有効化しました」
主な変更点
これまで反則技だった押しがOK。
押しは片手(拳、掌底、肘など)のみ。
2回連続での押し、連続となるツッパリなどは反則。
捌きは、腕や道着を掴まずに相手の上腕部を払うなどして相手の攻撃の軌道や払いながら自分の立ち位置を変える体捌きに使う。
捌きは足にも使え、相手の蹴りを受け流す、また足をすくうことも可能。
そこから軸足を刈るなどして相手を崩す、または転倒させる。
足払いで倒し、下段突きを決めると技あり。
また倒れた相手へライトコンタクトで当てた場合は一本になる。
足払いで倒されても、倒れた状態から蹴りで攻撃するのは有効。
転倒させられても相手が残心を取る前に下から蹴りを入れダメージを与えれば技あり、もしくは一本になる。
上段回し蹴りや前蹴りが当たって体勢が崩れた瞬間に残心を決めた場合はダメージの有無にかかわらず技ありとなる。
相手の胴回し回転蹴りを受けてから下段突きをライトコンタクトで当てれば技あり。
「新しいルール改定ということで、基本的には、大山総裁が提唱した直接打撃制空手をしっかり堅持しつつ、より実戦的な空手で更にクオリティの高い競技を目指します。
初期の段階で有効であった押し、かけ、瞬間的なつかみが禁止になっていきました。
そのことによって競技はこう着状態を生むようになり、この状況を鑑みて、明確に原点に回帰しよう、実戦性を高めようと、また競技としてのクオリティを高めようということになりました。
上段や前蹴りなどが無防備な状態でヒットし相手の体が崩れ即座に残心を取るとダメージの有無に関係なく技ありとなる。
片手による瞬間的な押しを有効化する。
つかみは反則ですが、相手の腕や足を捌く、攻撃的にも防御的にも用いるのを有効にしました。
またダメージにかかわらず、無防備で技がクリーンヒットした場合、間合いとタイミングによって残心を決められた場合は、技ありとしようと。
また、捌く、払いで相手を転倒させる技がこれから非常に有効になります。
そうすることによって一定の間合いを取ってタイミングを見て瞬間的に、瞬発的に技を決める。
極真の道場訓に「機に発し感に敏なること」とあるように、まさに機に発して感に敏なる技を技ありとしていこうという意識で、これらの技を有効化しました」
主な変更点
これまで反則技だった押しがOK。
押しは片手(拳、掌底、肘など)のみ。
2回連続での押し、連続となるツッパリなどは反則。
捌きは、腕や道着を掴まずに相手の上腕部を払うなどして相手の攻撃の軌道や払いながら自分の立ち位置を変える体捌きに使う。
捌きは足にも使え、相手の蹴りを受け流す、また足をすくうことも可能。
そこから軸足を刈るなどして相手を崩す、または転倒させる。
足払いで倒し、下段突きを決めると技あり。
また倒れた相手へライトコンタクトで当てた場合は一本になる。
足払いで倒されても、倒れた状態から蹴りで攻撃するのは有効。
転倒させられても相手が残心を取る前に下から蹴りを入れダメージを与えれば技あり、もしくは一本になる。
上段回し蹴りや前蹴りが当たって体勢が崩れた瞬間に残心を決めた場合はダメージの有無にかかわらず技ありとなる。
相手の胴回し回転蹴りを受けてから下段突きをライトコンタクトで当てれば技あり。
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2016年12月4日、中村誠が極真会館を離れた。
「私、中村誠は、極真会館東京総本部に入門後、22年間に渡り、故大山倍達に指導を仰ぎ、選手そして支部長として極真会館発展の為に活動し、大山倍達亡き後、2代目館長として極真会館を引き継いだ松井章奎氏の下、23年間に渡り関西本部長として活動して参りました。
この23年の間に生じた松井章奎氏との組織の方向性及び空手観の違いから、この度、松井章奎氏の組織を離れ、新たに「国際空手道連盟 極真会館 中村道場」として活動していく運びとなりました。
これからは私を育ててくれた、師である大山倍達より受け継いだ極真空手の真髄を「正しく」伝えるため努力精進してまいる所存でございます。
今後とも皆様方のご理解ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます」
そして中村誠は、試合での組手ルールを、松井章圭が変更する以前の、大山倍達時代のものに戻した。
2016年12月9日、国際空手道連盟極真会館総本部は、中村誠を除名処分。
「除名処分 兵庫・大阪南支部元支部長 中村誠
したがいまして暫時支部長が不在となりますが、現在、皆様が稽古されている道場は基本的には極真会館の道場として継続していく予定です。
万一 道場がなくなるような場合でも、受皿となる新規道場を開設予定ですので、
それまでの間は近隣の支部・道場への移籍し、稽古、審査、大会出場を継続することも可能です」
「私、中村誠は、極真会館東京総本部に入門後、22年間に渡り、故大山倍達に指導を仰ぎ、選手そして支部長として極真会館発展の為に活動し、大山倍達亡き後、2代目館長として極真会館を引き継いだ松井章奎氏の下、23年間に渡り関西本部長として活動して参りました。
この23年の間に生じた松井章奎氏との組織の方向性及び空手観の違いから、この度、松井章奎氏の組織を離れ、新たに「国際空手道連盟 極真会館 中村道場」として活動していく運びとなりました。
これからは私を育ててくれた、師である大山倍達より受け継いだ極真空手の真髄を「正しく」伝えるため努力精進してまいる所存でございます。
今後とも皆様方のご理解ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます」
そして中村誠は、試合での組手ルールを、松井章圭が変更する以前の、大山倍達時代のものに戻した。
2016年12月9日、国際空手道連盟極真会館総本部は、中村誠を除名処分。
「除名処分 兵庫・大阪南支部元支部長 中村誠
したがいまして暫時支部長が不在となりますが、現在、皆様が稽古されている道場は基本的には極真会館の道場として継続していく予定です。
万一 道場がなくなるような場合でも、受皿となる新規道場を開設予定ですので、
それまでの間は近隣の支部・道場への移籍し、稽古、審査、大会出場を継続することも可能です」
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2017年3月25日、膝の手術を受け、まだリハビリテーション中だった黒澤浩樹が指導を行い急性心不全により死去。
54歳だった。
本当に最後の最後まで戦いを、前進をやめない男だった。
2017年7月7日、山田雅稔、松井章奎、増田章、岩崎達也らによって「黒澤浩樹を偲ぶ会」が行われた。
54歳だった。
本当に最後の最後まで戦いを、前進をやめない男だった。
2017年7月7日、山田雅稔、松井章奎、増田章、岩崎達也らによって「黒澤浩樹を偲ぶ会」が行われた。
via ja.wikipedia.org
2018年11月4日、第49回全日本大会の開会式において、松井章奎館長より2018年の改革についての発表があった。
毎年6月に大阪で開催されていた「全日本ウェイト制大会」が、4月に開催される「国際親善大会」と合併して4月開催となり、6月の大阪では新ルールによる新たな大会が開催される。
新ルールとは、これまでの極真空手のルールと東京オリンピックの空手競技で採用されたWKF(世界空手連盟)ルールをミックスした「IKO(国際空手道連盟)セミコンタクトルール」
・顔面マスク、胴・スネプロテクター、拳サポーターなどの防具を着用したうえで、突き・蹴りのヒットをポイントとするポイント制。
・KOしてもOK。
・腰から上の前蹴り、中段蹴り・上段蹴りを有効。
・下段回し蹴り、ヒザ蹴り、カカト落としは禁止。
・突きは直突き(ストレート)のみ有効。
・顔面への突きは寸止め、もしくはダメージがないように軽く当てることが有効。
極真会館は2016年6月の全日本ウェイト制選手権大会から、これまで反則技だった押しが有効になり、足を払って転倒させ残心(次の攻撃が出来る体勢)を示せば技ありまたは一本となるなど大幅にルールを改定していたが、2018年6月からは、この現行ルール(フルコンタクト)と新ルール(セミコンタクトルール)の2本立てとなる。
「実はフルコンタクトの競技では、本当は必要なのにおざなりにされている部分があるんです。
正確に打撃を当てなくても、攻撃をたび重ねるうちに相手に効いてくる、そういうルールなんです。
間合いの操作とか打撃の正確さとかいった技術がなくても勝てる。
こういうことは日常の稽古で口をすっぱくして指導しても、なかなか変わらないんですね。
だから、競技会のような形にして評定されて勝敗をつけるという環境づくりをしたということですね。
この取り組みの延長で、空手界全体でも生きてくるだろうと考えています。
フルコンタクトと(オリンピック競技である)ノンコンタクトのルールは、
ある意味、似て非なるものだけど、セミコンタクトというルールならどちらにも親和性があるはずです。
空手の競技人口を飛躍的に増やすきっかけになるかもしれないし、分離した状態の空手界の橋渡しの役目を果たすかもしれません」
(松井章圭)
毎年6月に大阪で開催されていた「全日本ウェイト制大会」が、4月に開催される「国際親善大会」と合併して4月開催となり、6月の大阪では新ルールによる新たな大会が開催される。
新ルールとは、これまでの極真空手のルールと東京オリンピックの空手競技で採用されたWKF(世界空手連盟)ルールをミックスした「IKO(国際空手道連盟)セミコンタクトルール」
・顔面マスク、胴・スネプロテクター、拳サポーターなどの防具を着用したうえで、突き・蹴りのヒットをポイントとするポイント制。
・KOしてもOK。
・腰から上の前蹴り、中段蹴り・上段蹴りを有効。
・下段回し蹴り、ヒザ蹴り、カカト落としは禁止。
・突きは直突き(ストレート)のみ有効。
・顔面への突きは寸止め、もしくはダメージがないように軽く当てることが有効。
極真会館は2016年6月の全日本ウェイト制選手権大会から、これまで反則技だった押しが有効になり、足を払って転倒させ残心(次の攻撃が出来る体勢)を示せば技ありまたは一本となるなど大幅にルールを改定していたが、2018年6月からは、この現行ルール(フルコンタクト)と新ルール(セミコンタクトルール)の2本立てとなる。
「実はフルコンタクトの競技では、本当は必要なのにおざなりにされている部分があるんです。
正確に打撃を当てなくても、攻撃をたび重ねるうちに相手に効いてくる、そういうルールなんです。
間合いの操作とか打撃の正確さとかいった技術がなくても勝てる。
こういうことは日常の稽古で口をすっぱくして指導しても、なかなか変わらないんですね。
だから、競技会のような形にして評定されて勝敗をつけるという環境づくりをしたということですね。
この取り組みの延長で、空手界全体でも生きてくるだろうと考えています。
フルコンタクトと(オリンピック競技である)ノンコンタクトのルールは、
ある意味、似て非なるものだけど、セミコンタクトというルールならどちらにも親和性があるはずです。
空手の競技人口を飛躍的に増やすきっかけになるかもしれないし、分離した状態の空手界の橋渡しの役目を果たすかもしれません」
(松井章圭)
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2019年1月11日、極真会館宗家総本部の代表を務める大山喜久子(三女)の息子、大山倍達の孫である21歳の大山照羅の裁判が東京地方裁判所にて行われた。
罪状は「覚醒剤取締法違反」
グレーのスーツ姿で法廷に現れた大山照羅は、覚醒剤の使用について
「間違いありません」
「14歳で始めて覚せい剤を使用した」
と容疑を認めた。
判決は懲役1年6ヵ月執行猶予3年が下された。
大山照羅の覚醒剤覚使用が明らかになったのには痴情のもつれがあった。
大山照羅は、池袋の家賃20万円を超える高級マンションで女性と同棲していた。
その女性と2018年9月に複数回に渡り、覚せい剤を使用していた。
覚醒剤は女性に打ってもらっていたようで、逮捕当時、大山照羅の両腕には無数の注射後が残っていた。
ただ逮捕の直接的な原因になったのは別の傷害事件。
大山照羅が同棲相手の女性をボコボコにし、女性が通報したところ、尿から覚醒剤反応が出て、逮捕に至った。
過去に逮捕歴があり、中等少年院に入っていたこともあった。
高校を中退後、自身のアパレル会社を立ち上げるなど、表向きは実業家。
しかし実直に仕事をしている様子はなく、夜な夜な繁華街に繰り出し豪遊していた。
「普段はそこまで悪い奴ではないんですが、酒が入ると人格が変わるんです。
とにかく高圧的になり、周りに対して攻撃的になる。
まあ典型的な酒で気が大きくなるというヤツです。
新宿、六本木などのキャバクラに仲間を引き連れていって『俺を誰だと思っている、あの大山倍達の孫だぞ』と威張りまくっていた。
そんな酒癖も相まって出禁になったお店は1軒や、2軒ではききません。
とにかく金使いが荒く、平気で一晩で数十万使っていた。
だから金目当ての悪い取り巻きも多かったですよ。
一体どこからあのお金が出るのか、と仲間内でも不思議に思っていました」
(大山照羅の友人)
罪状は「覚醒剤取締法違反」
グレーのスーツ姿で法廷に現れた大山照羅は、覚醒剤の使用について
「間違いありません」
「14歳で始めて覚せい剤を使用した」
と容疑を認めた。
判決は懲役1年6ヵ月執行猶予3年が下された。
大山照羅の覚醒剤覚使用が明らかになったのには痴情のもつれがあった。
大山照羅は、池袋の家賃20万円を超える高級マンションで女性と同棲していた。
その女性と2018年9月に複数回に渡り、覚せい剤を使用していた。
覚醒剤は女性に打ってもらっていたようで、逮捕当時、大山照羅の両腕には無数の注射後が残っていた。
ただ逮捕の直接的な原因になったのは別の傷害事件。
大山照羅が同棲相手の女性をボコボコにし、女性が通報したところ、尿から覚醒剤反応が出て、逮捕に至った。
過去に逮捕歴があり、中等少年院に入っていたこともあった。
高校を中退後、自身のアパレル会社を立ち上げるなど、表向きは実業家。
しかし実直に仕事をしている様子はなく、夜な夜な繁華街に繰り出し豪遊していた。
「普段はそこまで悪い奴ではないんですが、酒が入ると人格が変わるんです。
とにかく高圧的になり、周りに対して攻撃的になる。
まあ典型的な酒で気が大きくなるというヤツです。
新宿、六本木などのキャバクラに仲間を引き連れていって『俺を誰だと思っている、あの大山倍達の孫だぞ』と威張りまくっていた。
そんな酒癖も相まって出禁になったお店は1軒や、2軒ではききません。
とにかく金使いが荒く、平気で一晩で数十万使っていた。
だから金目当ての悪い取り巻きも多かったですよ。
一体どこからあのお金が出るのか、と仲間内でも不思議に思っていました」
(大山照羅の友人)
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また覚醒剤の使用以外にも新たな疑惑が浮上している。
それは極真会館宗家が発行元であり、大山照羅が責任者を務める、大山倍達の名前を冠した仮想通貨「MAS OYAMA COIN (マスコイン)」の未払い問題。
MAS OYAMA COINのホームページには、
「格闘技のイベント・ジム・道場・教育関係など、ジャンルに問われる事のない決済通貨としての普及を目指す」
と記載されている。
ホームページ上には、総発行数5億枚、09年の時価総額は8兆円以上、4000万人以上の極真会館の会員達が格闘技界のすべてを一手に担う、といった購入意欲を誘う魅力的な文言が並ぶ。
だが実際の上場予定日は未定で、仮想通貨としての体をなしておらず50人以上の購入者達が3000万円以上の返却を求めている。
「昨年度に準備が整い、いよいよ上場という手筈だった。
出資額の10倍が入るという触れ込みで、極真会館も絡んで資金集めに走っていた。
集まった額は軽く億を越えているはずです。
それが昨年の夏に突然資金不足で活用ができないという話が持ち上がったんです。
その運用資金はどこに行ったのということですが、照羅氏や関係者が遊んで使い込んでしまった。
当然ですが、当初予定されていた配当金なんかは夢のまた夢。
今は投資した元金をいかに回収するかということに着眼点が置かれており、一般の購入者も巻き込んだ詐欺事件に発展する可能性すらあるのが現状です」
(仮想通貨関係者)
マスコインの購入者に未だ返金に対して一切の説明はない。
裁判終了後、マスコインの購入者達の声をどう捉えているのか、記者が大山照羅に直撃インタービューを行った。
「照羅さんが責任者であるマスコインの購入者達が、返金を求めています」
「現状、僕が何かいえるわけではないのですが、今後どうなるか方向性も決まるでしょうし、正式発表もします」
「中には詐欺と仰られる方もいますが、照羅さんとしてはそうではないと」
「はい、そうですね。
コイン運用に関しても多分今後もしていくでしょうし返金に関しても応じる形になるとは思われるとしかいえませんね」
「集めたお金を照羅さんが使い込んでしまったという証言も得ています」
「あー、それはよくいわれるんですけど1円も使っていないですね。
コインの権利自体も母が持っているもので、それに関して僕の一存で動かすわけにはいかないので」
「では、返金できない理由はどこにあるのですか?」
「僕自身が、出資者から集めた仮想通貨のイーサリアム(Ethereum、分散型アプリケーション を構築するためのプラットフォーム)を保有しておらず、母がすべて管理しているので僕個人からは返金できません。
今後どうしていくかが決まればそれに沿った形で動いていくと思います」
「ただ返金を求める方がたくさんいらっしゃるのも現実です。
運用者として責任者としてご自身としてはどう捉えているのですか?」
「運営上、可能であれば返金したいなと。
ただマスコイン自体がどうなるかが決まらない限り、明言はできません。
ただ近い将来、多分すぐ上場と思います」
「最後に返金希望の方々に何か一言ありますか?」
「僕のほうから申し上げられることは特にありません。
マスコインとして行動が遅くなってしまっていることに関しては反省すべきところはあるのかなと」
以下は、大山喜久子(三女)のコメントである。
「マスコインの状態は お金を集めて管理をしていた方々と、コインを作って出してる方々いたことがわかりました。
あきらの逮捕から連絡が全く取れない状態です。
詳しい事情は まだまだ追求してます。
現在は、わかる範囲では詐欺に息子や父の名前やイメージを詐欺行為で利用された可能性が 高いです。
昨年1回だけ弁護士会議に関係者4名をテーブルにつけさせましたが状況説明を誰もできませんでした。
この方々は 契約関係が ないので無断使用されている状態です。
マスコインのウェブサイトに 社団の名義や極真会館の知的財産が 無断で使用されてますから昨年から中止するように伝えています。
昨年から 警察と弁護士と 相談してましたので、また時間かけて詳しく書きます」
(大山喜久子(三女)のブログ「kikkochanのブログ」より)
大山照羅が、三瓶啓二と大山喜久子(三女)の子供であるかどうかは不明である。
それは極真会館宗家が発行元であり、大山照羅が責任者を務める、大山倍達の名前を冠した仮想通貨「MAS OYAMA COIN (マスコイン)」の未払い問題。
MAS OYAMA COINのホームページには、
「格闘技のイベント・ジム・道場・教育関係など、ジャンルに問われる事のない決済通貨としての普及を目指す」
と記載されている。
ホームページ上には、総発行数5億枚、09年の時価総額は8兆円以上、4000万人以上の極真会館の会員達が格闘技界のすべてを一手に担う、といった購入意欲を誘う魅力的な文言が並ぶ。
だが実際の上場予定日は未定で、仮想通貨としての体をなしておらず50人以上の購入者達が3000万円以上の返却を求めている。
「昨年度に準備が整い、いよいよ上場という手筈だった。
出資額の10倍が入るという触れ込みで、極真会館も絡んで資金集めに走っていた。
集まった額は軽く億を越えているはずです。
それが昨年の夏に突然資金不足で活用ができないという話が持ち上がったんです。
その運用資金はどこに行ったのということですが、照羅氏や関係者が遊んで使い込んでしまった。
当然ですが、当初予定されていた配当金なんかは夢のまた夢。
今は投資した元金をいかに回収するかということに着眼点が置かれており、一般の購入者も巻き込んだ詐欺事件に発展する可能性すらあるのが現状です」
(仮想通貨関係者)
マスコインの購入者に未だ返金に対して一切の説明はない。
裁判終了後、マスコインの購入者達の声をどう捉えているのか、記者が大山照羅に直撃インタービューを行った。
「照羅さんが責任者であるマスコインの購入者達が、返金を求めています」
「現状、僕が何かいえるわけではないのですが、今後どうなるか方向性も決まるでしょうし、正式発表もします」
「中には詐欺と仰られる方もいますが、照羅さんとしてはそうではないと」
「はい、そうですね。
コイン運用に関しても多分今後もしていくでしょうし返金に関しても応じる形になるとは思われるとしかいえませんね」
「集めたお金を照羅さんが使い込んでしまったという証言も得ています」
「あー、それはよくいわれるんですけど1円も使っていないですね。
コインの権利自体も母が持っているもので、それに関して僕の一存で動かすわけにはいかないので」
「では、返金できない理由はどこにあるのですか?」
「僕自身が、出資者から集めた仮想通貨のイーサリアム(Ethereum、分散型アプリケーション を構築するためのプラットフォーム)を保有しておらず、母がすべて管理しているので僕個人からは返金できません。
今後どうしていくかが決まればそれに沿った形で動いていくと思います」
「ただ返金を求める方がたくさんいらっしゃるのも現実です。
運用者として責任者としてご自身としてはどう捉えているのですか?」
「運営上、可能であれば返金したいなと。
ただマスコイン自体がどうなるかが決まらない限り、明言はできません。
ただ近い将来、多分すぐ上場と思います」
「最後に返金希望の方々に何か一言ありますか?」
「僕のほうから申し上げられることは特にありません。
マスコインとして行動が遅くなってしまっていることに関しては反省すべきところはあるのかなと」
以下は、大山喜久子(三女)のコメントである。
「マスコインの状態は お金を集めて管理をしていた方々と、コインを作って出してる方々いたことがわかりました。
あきらの逮捕から連絡が全く取れない状態です。
詳しい事情は まだまだ追求してます。
現在は、わかる範囲では詐欺に息子や父の名前やイメージを詐欺行為で利用された可能性が 高いです。
昨年1回だけ弁護士会議に関係者4名をテーブルにつけさせましたが状況説明を誰もできませんでした。
この方々は 契約関係が ないので無断使用されている状態です。
マスコインのウェブサイトに 社団の名義や極真会館の知的財産が 無断で使用されてますから昨年から中止するように伝えています。
昨年から 警察と弁護士と 相談してましたので、また時間かけて詳しく書きます」
(大山喜久子(三女)のブログ「kikkochanのブログ」より)
大山照羅が、三瓶啓二と大山喜久子(三女)の子供であるかどうかは不明である。