おふざけバンドから国民的バンドへ!米米CLUBのヒット曲を集めました
2023年1月16日 更新

おふざけバンドから国民的バンドへ!米米CLUBのヒット曲を集めました

どこからどこまでがメンバーか分からないほど大所帯だったバンド米米CLUB。曲だけでなくパフォーマンスも人気でしたよね。米米CLUBのヒット曲をまとめました。

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結成からデビューまで

米米CLUBは、専門学校の「A-Ken」という映画サークルの仲間が集まり卒業後の1982年に結成したグループです。

元々はサークル時代に当時人気だったバンド「トム・トム・クラブ」を「コメコメクラブ」と間違えたところから来ていて、ノリで米にまつわるオリジナルソングを作っていたそうです。ですがそれはお遊びで一度終わりになったのですが、その翌年に「米米クラブをやりたい」と仲間をしつこく勧誘し、なんとかバンドのできるメンバーを集めたそうです。

1982年11月に慶應義塾大学三田祭のステージに立ちます。はじめは一度限りのおふざけバンドのつもりだったのですが観客からは好評でした。メンバーもバンドに可能性を感じ活動を始めます。あちこちのライブハウスに顔を出し「謎のパフォーマンス集団」と呼ばれ、アマチュア時代からメディアにも出ていたんですよ。

「I・CAN・BE」でデビュー

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そして1985年10月21日にシングル「I・CAN・BE」と、アルバム「シャリ・シャリズム」でデビューします。

デビュー当初はメンバーの思い通りに演奏をすることができず、プロデューサーの言うとおりに演奏や歌詞を変えていたそうです。ですから歌詞が2つある曲や、CDバージョンとライブバージョンが大きく違う楽曲なども存在します。反対されたものも限られた場所で自分たちのやりたいようにやっていたというのが米米CLUBらしい感じもしますよね。

音楽はファンクミュージックをベースにしていて演奏技術や音楽センスにも定評があったのですが、奇抜なメイクやコントのようなMC,寸劇のような演出、楽曲のパロディなども行っていたため世間からは「イロモノバンド」だと思われていることが多かったです。

メイクも長いMCも今となっては珍しいことではないですが、当時は斬新だったんですね。

「KOME KOME WAR」

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1988年には「KOME KOME WAR」をリリース。楽曲はファンク色が強いのですが、歌詞は特に意味のない言葉の羅列のようになっていて、変わった楽曲のイメージですね。

この曲までは週間オリコンチャートは二桁台だったのですが、5位に入り注目されました。この曲をきっかけに米米CLUBを知ったという人も多いでしょう。

特にタイアップなどはついていないのですが今でもテレビ番組でお米の話題などになるとBGMとして使われることがありますね。

またビデオクリップはカールスモーキー石井さんの初監督作品になっています。のちに映画監督デビューもされますが、こちらが原点だったんですね。

「FUNK FUJIYAMA」

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1989年には「FUNK FUJIYAMA」をリリース。オリコン最高位は2位で1989年の年間チャートでも50位にランクインしました。

「コンニチハ」「コレイクラ」「カミカゼ」「ハラキリ」「フジヤマ」など外国人が知っている日本語を繰り返す歌詞は一度聴いたら忘れられないですよね。

ソニーのマルチディスクプレーヤーのCMソングに起用され、本人たちが出演していました。ですが「カミカゼ」「ハラキリ」などのフレーズはCMでは別のフレーズに変えられていました。

こちらもファンクな一曲で米米CLUBらしさがつまっていますよね。

「浪漫飛行」

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1990年には「浪漫飛行」をリリース。今までの米米CLUBのイメージとは異なるさわやかな楽曲でびっくりしましたね。日本航空 '90沖縄キャンペーン CMソングで本人たちも出演していました。

ジャケット写真とカップリングの曲が違う東日本版と西日本版が発売されました。最初は東日本版と西日本版で別々にオリコン集計していたのですがそれでも東日本版が1位、西日本版が3位にランクインしました。ミリオンヒットとなり1990年の年間チャートでも1位を獲得しているんですよ。

レコーディングは石井さんとプロデューサーの中崎英也さんとドラムだけで行いました。コーラスも石井さんが1人で担当して他のメンバーは参加していません。大ヒットした曲ですが他のメンバーにとっては微妙な心境だったかもしれませんね。

「君がいるだけで」

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1992年には「君がいるだけで/愛してる」がリリースされます。「君がいるだけで」は月9ドラマ「素顔のままで」の主題歌に起用され、289万枚の大ヒットとなります。1992年の年間オリコンチャートも1位でした。

この楽曲は石井さんの妹で米米CLUBのダンスチームにいた石井美奈子さんとサックスのフラッシュ金子さんの結婚を祝して作られた楽曲です。それがこんなに大ヒットするとは思わなかったかもしれませんね。

この曲の大ヒットによって日本を代表するJ-POPバンドになるのですが、今までの主な路線だったアングラな雰囲気の怪しい集団というイメージから逸脱していき、路線変更を余儀なくされた楽曲でもあるんです。

「ア・ブラ・カダ・ブラ」

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1994年には「ア・ブラ・カダ・ブラ」をリリース。「君がいるだけで」のヒット以降、さわやかラブソング路線になっていましたがこの楽曲は今までの米米CLUBのイメージに近い楽曲ではないでしょうか。

オリコン最高位は2位で久しぶりに50万枚を超えるヒット曲になりました。本人出演の「LIVE UFO '94」イメージソング、コーセー ルシェリ のCMソングに起用されています。

ライブの定番曲としても知られています。
23 件

思い出を語ろう

     
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  • ※ 🍙 🎷 🥁 🎸 2023/1/16 21:31

    平成初期サザンのようにテープを無理やり早回しTVをミュートにして
    「おそ松くん」「おぼっちゃまくん」「つるピカハゲ丸」マッドは家族が呆れ
    いまとなるとただの思い出

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