第5回日本アカデミー賞
第5回日本アカデミー賞は1982年2月18日に東京プリンスホテルで開催された日本アカデミー賞発表・授賞式である。司会は山城新伍。
最優秀作品賞『駅 STATION』
人生を駅の列車になぞらえて、ある刑事と3人の女の出会いと別れを描いたヒューマンドラマ。北海道の増毛町、雄冬岬、札幌市などを舞台にしている。劇中で八代亜紀の代表曲「舟唄」が印象的に使用されていることでも有名。
木下雪夫役で出演している宇崎竜童が優秀助演男優賞と最優秀音楽賞を獲得し、初めて現役のロックミュージシャンが俳優部門で賞にノミネートされたため話題となった。
木下雪夫役で出演している宇崎竜童が優秀助演男優賞と最優秀音楽賞を獲得し、初めて現役のロックミュージシャンが俳優部門で賞にノミネートされたため話題となった。
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優秀作品賞は以下の通り。
ええじゃないか
日本の熱い日々 謀殺・下山事件
泥の河
遠雷
ええじゃないか
日本の熱い日々 謀殺・下山事件
泥の河
遠雷
最優秀監督賞:小栗康平『泥の河』
小栗康平監督は群馬県前橋市出身。『泥の河』は処女作で、宮本輝の作品を原作にしている。キネマ旬報ベスト・テン第1位に選ばれ、国外でもモスクワ国際映画祭で銀賞を受賞したほか、第54回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされた。
1984年11月には、李恢成原作の『伽倻子(かやこ)のために』でフランスのジョルジュ・サドゥール賞を日本人として初めて受賞する。
1984年11月には、李恢成原作の『伽倻子(かやこ)のために』でフランスのジョルジュ・サドゥール賞を日本人として初めて受賞する。
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優秀監督賞と作品は以下の通り。
今村昌平(ええじゃないか)
熊井啓(日本の熱い日々 謀殺・下山事件)
根岸吉太郎(遠雷、狂った果実)
降旗康男(駅 STATION、仕掛人梅安)
今村昌平(ええじゃないか)
熊井啓(日本の熱い日々 謀殺・下山事件)
根岸吉太郎(遠雷、狂った果実)
降旗康男(駅 STATION、仕掛人梅安)
最優秀主演男優賞:高倉健『駅 STATION』
高倉健は福岡県中間市出身。日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を4度受賞しており、今回が3回目の受賞。2013年には第37回日本アカデミー賞 協会栄誉賞を受けている。
『駅 STATION』では、警察官の三上英次役を演じた。
『駅 STATION』では、警察官の三上英次役を演じた。
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優秀主演男優賞は以下の通り。
渥美清(男はつらいよ 寅次郎かもめ歌、男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎)
緒形拳(北斎漫画)
永島敏行(遠雷)
水谷豊(幸福)
渥美清(男はつらいよ 寅次郎かもめ歌、男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎)
緒形拳(北斎漫画)
永島敏行(遠雷)
水谷豊(幸福)
最優秀主演女優賞:松坂慶子『青春の門』/『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』
松坂慶子は東京都大田区出身。1973年のNHK大河ドラマ『国盗り物語』で濃姫を演じたことで広く知られるようになった。
『青春の門』では伊吹 信介の母である伊吹 タエ役、『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』では瀬戸内海の小島で寅次郎が出会う女である浜田ふみ役を演じており、ブルーリボン賞主演女優賞、報知映画賞主演女優賞を受賞した。
『青春の門』では伊吹 信介の母である伊吹 タエ役、『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』では瀬戸内海の小島で寅次郎が出会う女である浜田ふみ役を演じており、ブルーリボン賞主演女優賞、報知映画賞主演女優賞を受賞した。
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優秀主演女優賞は以下の通り。
石田えり(遠雷)
岩下志麻(悪霊島)
倍賞千恵子(駅 STATION)
桃井かおり(ええじゃないか)
石田えり(遠雷)
岩下志麻(悪霊島)
倍賞千恵子(駅 STATION)
桃井かおり(ええじゃないか)
最優秀助演男優賞:中村嘉葎雄『陽炎座』『ラブレター』『仕掛人梅安』『ブリキの勲章』
中村嘉葎雄は東京都港区出身。父は歌舞伎役者の三代目中村時蔵。俳優の萬屋錦之介はすぐ上の兄(四兄)。甥に二代目中村獅童がいる。
『陽炎座』では玉脇役、『ラブレター』では小田都志春役、『仕掛人梅安』では彦次郎役、『ブリキの勲章』では木村先生役を演じ、1981年度 第6回報知映画賞 助演男優賞も獲得した。
『陽炎座』では玉脇役、『ラブレター』では小田都志春役、『仕掛人梅安』では彦次郎役、『ブリキの勲章』では木村先生役を演じ、1981年度 第6回報知映画賞 助演男優賞も獲得した。